先日。
今度仕事をご一緒にする方とミーティングをしていました。
今でこそ複数の仕事を持つことは当たり前というか、決して珍しいことではないけれど
わたしは、音楽の仕事(歌手活動・指導者)とセラピスト(ボディートーク・先月からTCカラーセラピスト)と、ふたつの仕事を自分の生業としています。
さらに言えば、ここに自分1人のためだけではない、家事全般というものがあります。
わたしの中では当たり前だと思ってるので、時間を工夫したりしてるだけなのですが
よくよく客観的に見てみると、わたし結構フルなことをずっとこなしてきてます。
やったことないのは、育児くらいかもですが
これまでピアノを習いに来てくれていたお子さんたちの中には、年少さん小中高校生、大学生までいましたので
縁あって習いにきてくれた人様の大切なお子さんの人生の一部分に、マンツーマンで携わってきたというのは、
結構貴重な経験だし、育児っちゃ育児だなとも感じる時もあります。
打ち合わせをしながら
あれ?わたしって珍しいタイプだったのかも?
と、今更気づいたものの
わたしにとって、大切なことの優先順位は
朝、着替えてからご飯を食べるのか
着替えを済ませてからご飯を食べるのか
これくらいの違いなのです。
人によっては「普通、こっちだよね」というのがあると思いますが
どちらを選んでも
朝ごはんを食べて着替えが済んでいる結果は同じ。
食べた後に着替えるなら
食べこぼしや歯磨き粉が服についてしまうなどの心配はないけど、悠長に食事をしていたらバタバタしちゃう。
着替えを済ませてからご飯を食べるなら
身支度が整ってるから、あとは間に合うように食事をして後片付けをするだけ。
日常生活に置き換えたら、優先順位はその時の最良を選んでるだけにすぎないことが分かりやすかったりします。
わたしにとって
音楽もセラピストも、そんな感じなのです。
振り返ってみると、特にコロナ前は
仕事というのはひとつにするもの
(二兎を追う者は一兎も得ず)
どちらかひとつにするのが当たり前
(中途半端は良くない)
やりたい仕事を選ぶのならば、これまでやってきたことは諦めるべき
(自己犠牲)
こういった風潮が当たり前でした。
いやいやいや
誰が辞めたとか諦めたとか言った?
周りがそう決めつけてるだけじゃない?
一方で、周囲の声に反することもなかなか骨の折れることでもありました。
でも
そういう諦めない姿勢を実践して具現化して、結果まで残してくれているパイオニアは
エンジェルスの大谷翔平選手。
彼の二刀流は
無謀だ
どっちかに専念した方がいい
欲張りは怪我をして身を滅ぼす
やっぱりこんな声が山積で
栗山監督と日ハム時代に取り組んでいた二刀流は
それでも監督やチームが配慮してくれてるから、という周りの贔屓目もあったのは確か。
でもメジャーに行って
前人未到の成績や記録を叩き出すことで
今や
将来は大谷くんみたいな人になってほしい
大谷の二刀流は日本の誇り
が世間のノーマルです。
彼のことを、無謀とかどっちかに専念した方が良いなんていう人、まずいません。
人って、自分の見えた世界が綺麗だったりカッコよかったらそれでOKなのだから、ちゃっかりしてますよね。
これが良い悪いという話ではなく
いかに、多角的に諦めないで挑戦することが無理前提で世の中に存在していたのか
改めて、打ち合わせを通して知ることができました。
こんな他に例える表現でお伝えしてしまったけれど
先方は、面白い発想と思ってくださったようです。
あなたにとっての優先順位は
諦めや無理が前提になっていませんか?
諦めざるを得ないとは別。
あなたの優先順位は責任が持てる範囲であれば、あなたにとってまず心地よくて良い
こんな観点、自分らしい生き方のひとつとしていかがでしょう??
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