わたしがボディートークセッションが好きな理由の中に
クライアントさまを通して、その方の生まれ育った土地の慣習や風土を
垣間見ることができることです。
沖縄では、誰かがくしゃみをするとすぐさま『クスケー』といって
魔が入らないようにする慣習があると知った時には
なぜ『クスケー???』と興味津々になったこともありますし(どうやら○ソくらえが由来)
群馬ですと、お腹の調子が悪いと熊の胃を乾燥させて延したものを割って食べる?と
聞いていました。
よくよく調べてみると、熊の胃ではなく胆嚢で漢方薬として古来から重用されているようです。
最近では、クライアントさまの生まれ育った地域で
貴重な魚類の油を煮詰めて軟膏をこしらえて、怪我や傷に塗ったということが
セッションで体の声と思い出としてよみがえってきた話になったりもありました。
(え、がまの油みたいなの??と聞き返してしまったくらい惹きつけられてしまったのですが)
わたしの小さい頃は明治生まれのご老人もご健在でしたので
(現にわたしの母方の祖父は明治生まれでした)
日露戦争の頃の生活の知恵なども
昭和から平成のはじめの生活の中にあったこと…等
結構あったなぁと思うのです。
今振り返れば
もっと色んな生活の知恵や思い出話などを聞いておきたかったことも多々ありますが
ボディートークセッションの興味深いところは、
そういうわたしたちの家族の歴史をも
セッションで体の声としてピックアップされることが結構あるのです。
そうすると
自分のセッションを受けているのだけど
結果的に、自分のご先祖さまに思いを寄せられる時間にもなったりするわけです。
まさに、民俗学と歴史の勉強と先祖供養をまとめてさせていただいている感じです。
ボディートークって、奥深いし多岐に渡って網羅されています。
毎回わたしは
そんな時間を与えていただき、とてもありがたいと思っています。
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米国IBA認定 BodyTalk施術士 松岡由枝
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