今日は敬老の日です。
何歳からをお年寄りというのかわからないくらい、みなさんお若いです。
和田秀樹先生も、高齢者の括りを変えた方がいいんじゃないかと著書でおっしゃっていますが
なるほどそうかもと、わたしも納得してしまいました。
今日は、私の母方の祖父の話をしようと思います。
明治38年生まれの祖父
なんと、60歳で運転免許を取得しました。
還暦で運転免許です。
時は昭和。よく世の中…いや、家族が許したなと思うのですが
柔道整復師で、往診に行くときはそれまでは原付に乗っていたそうです。
そこで運転免許。
孫ながら車を運転している祖父しか知らなかったので
小さい頃はすごいことなのか…くらいしか思わなかったけれど
昭和の時代にそれって、かなり革新的です。
ちなみに、何歳までなったと思いますか?
80歳です。傘寿!!!
そして、亡くなったのは82歳。
それでも本当に寝ついてしまうまでは、診療も往診も行ってましたので
還暦で運転免許を取って、傘寿までの20年間乗れるって、
交通違反はスピード超過の1回のみ
当時からしてみたら超人です。
でも祖父が1人で車に乗るということはほとんどなく、
往診もお買い物も、基本祖母がいつも隣に乗ってました。
今振り返ると、挑戦することに年齢は関係ないのとを実践していたのかと
尊敬もありますし、できることならその理由を直接聞いてみたかったです。
今は様々な事情もありますので、元気なうちに自主返納という方も大勢いらっしゃいます。
若い頃事情あり、ずっと勉強がしたかったと
定年退職してから改めて学校に通う人たちも多いですし
趣味で撮りためた写真、詩歌を自主出版されたり
私の周りだけでも本当にたくさんの可能性をみなさんが持っておられますし
それぞれの個性や意欲を活かしていくことが可能なのです。
わたしは、60歳以上の人しか入れないシニアの大学で音楽の授業を教えていましたが
それはそれはみなさんパワフルで
趣味や昔取った杵柄を生かして卒業アルバム委員会があったり
新入生歓迎会、文化祭、学習発表会、卒業生を送る会、修学旅行
これらをみなさん喜び勇んで取り組んでいらっしゃいました。
個人的に卒業生に誘われて、2度ほど卒業旅行に引率したこともあるくらいです。
また
わたしの父はゴルフが大好きですがスコアは別
歳の近い人たちと行くのも気兼ねしなくていいけれど
若い人たちと一緒に回るのは疲れるけど刺激になって楽しいと言っています。
経済など、将来に希望が持てないと憂いてる若者も多いのが現実ですが
人生の先輩達が生き生きと過ごすことや、その生き様を見せることは
とても良いことだと思います。
今日はどうぞ身近な高齢者のみなさまを敬いましょう。
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