ちょうどお盆休みも兼ねているせいか


小さい頃の記憶や、生まれる前の記憶がいつもより近く感じます。





わたしは小さい頃


母親の趣味もあり、革靴しか履かせてもらえませんでした。


スニーカーというのは…運動会とかそういう時だけで

日常は、ストラップのついた革靴やバレエシューズのようなものを履いていました。



痛いんですよ、硬くて指や踵に当たるので。


汚すと怒られるし、雨が降ると縮んでさらにキツくなる。


なので、わたしは学校に上がる前から外反母趾で


成長期には痛くて痛くて、お願いだから楽な靴を履かせてと頼んだくらいです。


母親曰く

海外の女の子は、小さい頃から自分の靴にお金をかけてるし、キツくてもかわいい靴やおしゃれな靴を我慢して履くもの


と豪語するのです。


実際、母は履きたい靴に足を合わせて履いていたので

自分の足よりも小さいパンプスをマメやタコだらけになってでも履いてましたし


それが女の意地だとも言ってました。



確かにそういう価値観もあるかもしれないけど、


これじゃあまるで纏足じゃん!!!


わたしにはとても辛いことでした。




時は経ち


ボディートーク療法に出合い


セッションを受けていくと、生まれる前の記憶として


纏足 が出てきました。


実際、わたしは身長165cmで足のサイズは24.5cmなので


決して足は小さくないし、足指運動やサポーターなども使って


外反母趾は随分解消されました。


なので、セッションをしてくれた施術士の先輩は


「足、別に小さくもないですよね?纏足の記憶が出たけど、何か悩みとかありますか?」


と、不思議そうに聞いてきてくれましたが


わたしにはもう、小さい頃の記憶と生まれる前の纏足の記憶とが


化学反応を起こしたかのような戦慄に震えました。


そして、生まれる前の記憶の

足にぎゅうぎゅうと藁のような草を固く編んだような

布のような縄のようなものを巻き付けられる辛さと同時に


女としてこれが当たり前という選ばれし者のような

変な優越感のような、不健康な驕りの気持ちが込み上げてきました。



あぁ…だから辛かったんだ…


だから心から嫌だったんだ…


今はそういう時代じゃない。


自分の足で大地を踏みしめて、自分の人生を歩むんだ


そういう許可が神様からバーンと降りた感覚になったのです。



それまでは、自分の人生だけど


誰かが喜ぶために、誰かの機嫌が良くなるように


という他人軸で物事を決めてました。





そのもどかしさは、もう要らないよ。



そうセッションで気付かされ教えられました。



今のわたしは


登山靴で足の爪を傷めたりはしてしまってますが


足に負担のかかりにくい靴を履きますし


時にはハイヒールで闊歩することもありますし


たまに、もう大丈夫かなと思って


履き込みの浅い薄手のパンプスソックスを履くと

纏足と小さい頃の記憶とがよみがえって、パニックになったりします。


ああ、やっぱり履かない方がいいなと思うし


サンダルやミュールは全く履きません。


確かに靴って素敵だし

買う予定がなくても、デパートの靴売り場やハイブランドの靴のディスプレイを見るのは大好きです。


でも

自分にとっての最適化は


誰かに決められた、強いられたものではなく


自分が心から楽で良いと思えるかどうか。


ボディートークは、本当にわたしにとって真理を教えてくれるツールです。




ルンルンおしらせルンルン



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Lieto BodyTalk Room


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