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「御用聞き【えみこころ】」の商店街再生プロジェクト!【後編】


おはようございます!足立です。
では、「御用聞き【えみこころ】」の商店街再生プロジェクト!【後編】どうぞー!



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(前述・栄美さんの「御用聞きプロジェクト」に対して…)

そこで私としては、自分たちITの力を生かす道はあるか?ということが気になってきますが…
今回のポイントになってくるのが、冒頭にも挙げたとおり、
この活動の目的「コミュニケーション」であり、
    ターゲット「ごく一般の、地域住民・お年よりの方」であるということです。


たとえば広報にネットを使うとすると、今回の場合、対象は「ごく一般の・年輩の方」なので、
情報収集をする際にITを使う気がないというひとが圧倒的に多い。

そういう人たちにアピールをし、信頼してもらうためには、何より「対面」なのだと、
栄美さんはおっしゃっていました。


…確かに!たとえWebでの宣伝を行っても、目的の人が見てくれないと、その力は発揮されない。
  (今回の場合、地域のお年寄りがターゲットなので、
     ・まずネットを使用する人が少ない
     ・ターゲットである地域の人に伝えるのにネットである必要があまり感じられない
   などの理由が挙げられると思います。)
 そして、一番の目的である「コミュニケーション」を達成するには、顔が見えることがまず重要。
 例えば親御さんのために息子さん・娘さんがネットから情報を集められる、という状況は考えられる
 ことですが、お年寄りの方ご本人に信頼してもらうには、やはり対面が一番効果的なのだと。


私はこれまでWebによる宣伝を推してきましたが、なるほど、対象によっては
その力を生かすことができない場合もあるのだなと勉強させてもらいました。


しかし、別の方向からITの力を生かす道は存在しました。

「えみこころ」の活動に最も必要なのは「マンパワー」
志を同じくする「人」が必要なのです。

そこで栄美さんがとられた行動が、「大阪で活動されているブロガーさんを巻き込む」ということ。

影響力のある人が「こういう活動をしているよ!」と働きかけることで広がる人間の輪、
ちょっとした豆知識に惹かれて「地域活性化」の活動に興味を持って下さった人たちは、
今後の活動の大切な核になる、考えておられるようです。

また、お年寄りとのコミュニケーションツールとして、画像や動画などを使って
「伝わりやすい」コミュニケーションをする手助けにしたり、
今後の「御用聞き」活動の中で、「タイムリー」な注文が商店主さんに届くような仕組みの作成
などではお力になれることがあるかもしれない、ということは私も、栄美さんも一致の案でした。


地域活性化に際して、
無理にITを使う必要はないけれど、何かの時に「こういうやり方はどうですか?」とITに関係のない
仕組みも提案できるエンジニアでいたい。

がんばっておられる栄美さんの役に立ちたい!そう自然と思えるような面談でした。



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以上です!
栄美さんの活動にご興味を持たれた方はぜひ
 ・ブログ 【 http://emicocolo.jpn.org/ 】へGo!
 ・Twitterアカウント 【 @emiaruki 】 をフォロー!
     
みんなで応援できたらいいですよね(*^^*)


「御用聞き【えみこころ】」の商店街再生プロジェクト!【前編】


こんにちは!
お久しぶりです。足立です。


展示会後の怒涛の営業ラッシュを走りぬき、
ようやく社内外の状況が一段落した今日この頃。

展示会に出展するということは弊社にとって初めてのことで、負担も大きいものでしたが、
予想以上に多くの人からお声がかかったことは、
2年前からオープンソースに取り組んできた弊社にとって、とても勇気付けられる出来事でした。

また今日から、地域活性化・商店街活性化についての情報を発信していきたいと思います!
よろしくお願いします!


さて、今日のトピックは「御用聞き」

以前にも京都・宮津市の御用聞きについて触れたことがありましたが、
去る12月14日、私は「御用聞き【えみこころ】」という商店街再生プロジェクト
立ち上げておられる「森本 栄美さん」のお話を伺ってきました!

実は私と栄美さんはTwitter上でかねてからの知り合いでして、
「またお会いしたいなぁ」とお話していた矢先、先日の展示会で知り合った、
和歌山県の地域活性化に携わっておられる方が栄美さんと旧知のお知り合いだそうで、
その繋がりから今回栄美さんと私が面会するに至ったのでした。偶然!
世界って狭い…そしてTwitterのコミュニケーション力恐るべし(笑)


そういう経緯で始まった面談でしたが、今回は私の知らない側面の「商店街活性化」を
たくさん知ることができたと感じています。

まず、栄美さんの活動について。
栄美さんはもともと自転車で地産品の出張販売をしておられた人で、
ターゲットは50代以降のお年寄りの方。ここが今日のポイント!

「おはようございます!」と声をかけながら、これまで多くのかたがたと
コミュニケーションをとってこられました。

その出張販売を通して栄美さんが感じられたのは、
足腰が不自由で商店街に行くにも大変で、閉じこもりがちな地域住民・お年よりの方が
本当に求めておられるのは、「一人一人に合った商品」
そしてなによりも、「対話」だということ。

   現在の商店街にはスーパーのような豊富な品揃えがなく、
   わざわざ出向いても、満足のいく商品がそろえられないのが現状です。

   しかし、本来なら地域に密着した商店街こそ、地域のお客様のニーズに応えた
  
きめ細かいサービスのできる買い物媒体のはずで、
   外出する住民の交流の場になれるのも地域・商店街のはずです。

地域住民と商店街をつなぐ、本来あるはずの「つながり・きずな」というものが失われかけている。
それなら、自分がお年寄りの細かいニーズを聞き取り、
それを商店主さんに伝える「地域住民と商店街の橋渡し」に
なろう!
とはじめられたのが聞き取り調査サービス「えみこころ」なのです。

   「この店に来れば自分のほしいものが買える」とお客さんに思ってもらうことができたら、
   そのお客さんはリピーターになり、お店とお客という関係は、ひとつのコミュニティになり、
   地域住民・お年寄りのよりどころになります。


長年出張販売を行ってこられた栄美さんだからこその【発想】だと感じました。 

   もちろん、この取り組みには商店街の店主さんたちにも協力をしていただくことが 必須です。
   しかし、日々の商売に必死でマーケティングをする時間がない店主さんには、
   「これを仕入れれば売れる」という商品を知る機会というのは貴重なはずです。
   リピーターがつくというのもメリットですしね。


また、栄美さんがこれまで関わってこられた地方の生産者さんは、
都会の商店とのかかわりを持つきっかけを得ることができるかもしれないし、
生産者さんと商店主さんのかかわりから新たな販売方法が生み出されるかもしれない状況があります。


「ご自身の出張販売で売られている商品の販路を増やす」ためにこのプロジェクトを
立ち上げられたのではなく、
「閉じこもっている人をひっぱり出して、商店街と地域住民をつなぐ」ことで生まれる
「コミュニケーション・対話」を目的に立ち上げられたプロジェクトだ、ということがとても印象的でした。
(利益を得るということをどこで行うか、は今後つめていかないと…だそうです)



    (長くなってしまったので後編に続く!)

来場してくださった皆さん!どうもありがとうございました。【展示会】


こんにちは、足立です。


去る11月10日11日、「マイドームおおさか」開催の総合展示会は、
無事、成功のうちに幕を下ろすことが出来ました!
弊社ブースにお立ち寄りくださった皆様、ご協力くださった皆様、応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました!



ブースの様子はこんな感じ…

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当日は、商店街向けポータルサイト(左)と多国語対応の問診表アプリ(右iPad)のデモを行いました!

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ポータルサイトはバリアフリー機能が標準対応であること、
そして記事の発行が非常に簡単だ、ということで好評を頂きました。
やはり皆さんの懸念は「維持運営費」。
ここが削減できる(=自分でHPを更新できる)CMS、ということもアピールしました。

また、問診表アプリ(言語を選択すると、問診項目が選択した言語で表示され、最後に入力内容が
PDFで出力されるアプリ)は一応病院向けに作ったものでしたが、
思いのほか「多国語対応」という部分が評価され、iPadやモバイル端末を利用した観光案内や、
外国人向けのアプリ商店情報の発信など、おもしろい企画が考えられそうだと好評を頂きました。

持ち運びができて、簡単にアクセスできるデバイスはやはりインパクトもある。
iPadを使って実演をしているだけで、お客様が寄ってきてくださったので、
お店の人の客引きにも効果アリか?!
勉強になりました。

そして、今回来場者の皆様にお配りしたのが、以下のチラシたち。
よなべして作ったかいがあって、目的も伝わりやすかったのではないかなと感じています。(自画自賛・笑)

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(左上の赤いチラシは弊社の技術の要「Ruby」のチラシ、
 右上の白と水色のチラシは多国語対応問診表アプリのチラシ、
 左下の黄緑色のチラシはこのサイトでも紹介させてもらっているWeb総合サービスのチラシ、
 そして右下の青と白のチラシは、バリアフリー機能のついたCMSのチラシです)


お客様の生の声を聞くことができ、
地域活性化に取り組んでおられるコーディネーターの方、
チェーン店を経営されている方、
同じIT業界の方、
だれとお会いしても刺激的な二日間でした。全体の来場者数がちょっと少なかったのは心残りですが(^^;)

この意見を反映したサービスができるように、がんばっていこうと思います!






大阪府異業種グループ交流会主催(大阪府)総合展示会出展のお知らせ


皆さん、ご無沙汰しております。
足立です。

最近忙しくしておりまして…実は、弊社が11月10日(水)11日(木)開催の
大阪府異業種グループ交流会主催(大阪府)総合展示会
に出展することになり、その準備に追われておりました!

当ブログで紹介させていただいている
商店街向けポータルサイトの説明や、
ウェブサイトにショッピングサイトやTwitterを組み込むことの効果のお話し、
弊社がこれまで仕入れた地域活性化の現状のお話しなどもさせて頂ければ…
と考えています。

また、最近取り組んでおります、
iPadで動く、「多国語対応問診表システム」も展示させて頂く予定です。
これは、たとえば「買い物難民」の救済、
商店街活性化のツールとしても使用法があるのではないか、
と考えている、弊社一押しの商品でもあります。


明日開催ということで急なお知らせでは御座いますが…
ご興味がおありでしたら、ぜひマイドームおおさかで開催の、
弊社のブースまでお越しください。
私足立が対応させていただきます!



【詳細】
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■日時 11月10日(水)、11日(木)
■会場 マイドームおおさか 1・3階展示場
■出展内容 1.病院向け多国語対応問診表システム(Rubyで制作)
          印刷会社と共同企画し、当日はiPadを使ってプレゼンを行います。
          (※同日開催の東京ビッグサイト展示会では、シャープのガラパゴス
           を使用してデモを行う可能性あり)

         2.CMS(Joruri)   
          Rubyで創られたCMS。「商店街向けデモサイト」の
          使用感をお確かめください。 

         3.Web総合サービス
         4.Ruby教育セミナー
         5.JIET(日本情報技術取引所)の案内
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「伝統産業・昔栄えた産業」と「地域・商店街」

こんにちは!足立です。

前回の「あびんこなう」インタビューでは、読んでくださった皆さんのおかげで、
予想より多くの反響をいただくことが出来、
少しでも多くの人に「がんばっている地元地域」のことを知っていただけたのでは
ないかなぁと感じています。

少し間が空いてしまいましたが…これからも、商店街・地域の活性化のために
ITの力で支援できることを、少しずつ実践していけたらいいなと思っています。



さて、今日のテーマは「伝統産業・昔栄えた産業と地域・商店街」

なぜ急に、およそITに関連のなさそうなことを言い出したかというと…
実は9月にある伝統産業に従事する事業主さんから、「IT化の取り組みでなんとか
伝統産業を盛り返したいんだ」というお話をいただいたんです。

「地域に密着した産業」である伝統産業をITで支援することができたら、
それは地域全体での活性化につながるのではないか?

産業独自の制約や慣習がある中で、IT企業である私たちに出来ることはあるか?

…色々と考えて臨んだ面談でしたが、その現実は思っていた以上に深刻なものでした。

端的にいうと、その産業は「これが原因」という核心がないまま様々な要因・社会の変化が
重なって長く・緩やかに衰退してきたというのです。
行政や商工会、各企業の取り組みの多くは失敗に終わり、
公的機関からの積極的な支援も今では得られなくなっている…という中で、
私たちに「産業を、従来の製品で、昔のように復興したい」という相談をなさったのです。

その方の「伝統産業」に対する情熱は熱く、私たちもなんとかしたい、という気持ちを
強く持ったのですが…そこで気がついたことが一つ。


私たちがずっと取り組んできた「商店街活性化」を
その町の基幹産業となる伝統産業や製造業が栄えて人が集まったから、商店街も活性化した
というような商店街・地域に適応させることはなかなかに難しいということです。

消えていく産業をそのままそっくり元に戻す」ということが困難であることは
多くのしがらみの中で頑張っておられる商店街・組合員の皆さんもご存知のとおりでしょうし、
その産業に取って代わるような産業を提案することも、難しい取り組みです。


それでも私たちは「こういう取り組み方をしたらどうか」という提案がしたい。
でも「昔の産業があったからこそ栄えた商店街」を「産業の復興」によって元に戻すのも難しい。

うーん、難しいことは多々ありますが、
「地域・商店街の人たちを支援するための仕組みを提案する」ために、
よりいっそう多くの角度から物事を見なければならないということを痛感しました。


私たちにできることは、その地域・商店街に合わせたアピールの仕方を提供すること、
一緒になって活性化の方法を考えていくことです。

例えば
・「○○という地域活性化プロジェクト」のアピールの場を作る
・TwitterやHPを使った活性化についての情報提供
・アピールするべき取り組み、目玉を一緒になって作り上げる
・成功事例の紹介
・商店街・自治体同士のつながりの支援
・我々のような、各分野の専門家の紹介
   などなど。

今回のケースも、そういった視点で末永く支援をしていきたいと思っています。



今回は自分自身を振り返るような内容となってしまいましたが、
これからITで地元を盛り上げていこうとされる方々への一つの目安になれば、
と考えてこのようなお話を取り上げました。


みなさんは、「ITの力」って、どのように捉えていらっしゃいますか?

「あびんこなう」、ツイッターを使った地域ポータルサイトの地元革新!その③

こんばんは!足立です。
今日で三日連続連載も最終日…始まってみれば早いものです。
ちょっと長くなりましたが、
「あびんこなう」インタビュー、まとめです!



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その③「現状の「あびんこなう」の取り組みは何か効果として現れているか?」

「あびんこなう」が立ち上がってから3ヶ月目。何か効果はあったのでしょうか。

あびこ・笠井「結果として目に見える効果というのはこれからだと思います。
         しかし私(=笠井さん)やタダノさん(制作担当)は、TwitterやHPを
         「すぐに結果がでるような取り組みではない」と考えています。
         「この取り組みを広めていって、小さくても一つ渦を作ることが出来たら、
         物事が変わるかもしれない。」という一心で「あびんこなう」に取り組んでいるんです。」

…とおっしゃっていました。

今はまだ商店街の一部がIT化に対して積極的に取り組んでいるという状態なので、
あびこ内部でつぶやく人を少しでも増やすために、商店街の方々に使い方をレクチャーしているのだとか。

「ツイート(つぶやき)やHPで発信できる情報量を増やすことができれば、何かが変化する。」
その一心で、現在は店舗情報などを掲載する準備や話し合いをしておられるそうです。

商店主さんにはそれぞれに「これまでやって来られた」というセオリーがある中で、
すぐに結果が出るものではないこの取り組みに対して、前向きになってもらおうというのは
なかなかに難しいことです。
しかしじっくりと、根気よく取り組んでおられるなという印象を受けました。
  (私もふだん商店主さんと仕事のお話するとき、その方が「システム、ホームページ」 というものに
   対して「やれば売り上げがUPするもの」という漠然としたイメージを持っておられた場合は、
   「効果がすぐ出ないのならやっても意味がない」と思われないためにも、それらが世の中の
   どういう位置でどのように使われているか、きちんとお伝えするようにしています。)


あびこ・笠井:「まだまだ取り組みは定着していないけど、成功事例が一つでも出てきたら
         みんな積極的になってくれると思っています(笑)」

事実、「あびんこなう」のつぶやきを見て、「この面白いつぶやきをした人は誰や!」と
実際に商店街に来てくれた人もいらっしゃったそうです。
「あびんこなう」を介して現実のあびこに来てくれる人がいる、
こういう事態が増えていくと、本当に何かが変わるかもしれない、と思わされますよね。


あびこ・笠井:「厳しい経済状況のときに、物が「売れる」と考えるのは間違い。
          どうやってものを「売る」か、を考えたとき、「人間関係・人柄で物を売る」ことが
          大事だと考えています。これまでも店先でやってきたファン作り・人間関係づくりを
         今度は「あびんこなう」上でもやっていくだけ。
          「この人から買いたい!」と思っていただけたらうれしいですよね。」





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いかがでしたでしょうか?

「あびんこなう」の取り組みは商店街HPの広報責任者笠井さん、制作担当のタダノさんという
すばらしい人材がいらっしゃったからできた取り組みだといえるのかもしれません。
高齢化していく社会で、IT化の取り組みを積極的に行える人材がいる、というのは
すごく恵まれていることなのだとも感じます。


しかし、今回まだ成果の出ていない「あびんこなう」の取り組みについて
インタビューを受けてくださったのも、「人が動くと何か劇的に変わるかもしれない」という信念
もって行動されているから。

従来の常識を覆して新しい仕組みを作るには、強力なリーダーシップとエネルギーが必要です。
まさにお二人はあびこの坂本龍馬ですね!(笑)


お2人のお話を伺って、私も、「自分もしっかりがんばろう!」という気持ちが自然と湧き上がってきました。LibertyFishはこれからも「あびんこなう」の活動に出来る限り協力し、
そして、地域活性化を目指す多くの商店街にこのお話を伝えていきたいと思います。



長い記事を最後まで読んでくださって、どうもありがとうございました!!


「あびんこなう」、ツイッターを使った地域ポータルサイトの地元革新!その②

こんばんは!足立です。
ちょっと時間的に遅くなってしまったけど、三日連続連載の二日目です。
「あびんこなう」インタビューの続きです。





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その②「「あびんこなう」の対象者は誰か?」

「あびんこなう」は地域HPの一部としてツイッターを使用しているとのことでした。
では、サイトの対象者はあびこ地域の人になるのですか…?

あびこ・タダノ:「そうですね。外部の人に来てもらって地域・商店街を活性化する、というのは
          あくまでサブ的な目標で、メインは地域に住んでいる人を対象にしています。
          私自身、地元に暮らしていて、いままで知らなかった美味しいお店や面白い人が
          たくさんいることに気付いたんです。遠くばかり見て、近くのいいものを見ないのは
          もったいないですよね。だから、個人的には、“地元を徹底的に使いたおす”というのが
          テーマです。

…とのこと。「あびんこなう」のトップページにも書いてあることですが、
「地域活性化」=「地域の人に関心の目を向けてもらい、地域の人をお客さんにしたい」という考えを
持っていらっしゃるお二人。
「外からお客さんを呼び込んでくる」という地域活性化の発想が多い中、
地域の人を一番のお客さんと考えられた理由は何なのでしょうか?

あびこ・笠井:「この商店街は人通りは多いんだけど、物が売れる訳ではないんです。
         住民の生活道路として使われているため、素通りしてしまう人が多くて…。
         でも、呼び込める「人」は目の前にいるんです。価格に敏感で、若い家族連れも多い
         この地域の住民の足を、どうやって商店街に止めさせるか、ここがあびこの課題だと
         考えているんです。

確かに、実際に商店街に足を運んでみて感じたのは、人の流れが既に出来ている、ということ。
環境的には恵まれているといえるこの地域で、もともとある人の流れを地元商店に呼び込むこと、
それが「あびこ」の発展につながると考えておられるのですね。


また、「あびんこなう」は「地下鉄あびこ中央商店街」が立ち上げたサイトですが、
「メイン」となる対象者は「あびこ」の人であって、「地下鉄あびこ中央商店街」の人に限られてはいません。
立ち上げ費用なども負担する商店街が、「地域住民」を対象としたポータルサイトを立ち上げたのは
なぜなのでしょうか?

あびこ・タダノ:「複数の商店街が共生している地域で、その中の一つの商店街だけを取り上げるより、
          「地域全体」をカバーしたホームページのほうが、住民にとっては利用価値があるのでは
          ないかと考えました。そして、それによって地域全体が盛り上がれば、ホームページを
          主催するあびこ中央商店街にも、きっといい影響があると思うんです。」

…とのこと。誰が取り組むか、誰を対象にして取り組むか、誰がお金を出すのか、ということは
いつでもシビアな問題ですよね。

こういうやり取りを乗り越えながら、「あびんこなう」は今後どういうHPにしていくか、
どういう位置でITの力を生かしていくか、意見をまとめながら模索中なんだそうです。  


私は、Twitterというと「広域でゆるいつながり」をイメージすることが多かったのですが…
なるほど、「地域の人」用に集めたつぶやきを記載すると、地域の人用のタイムリーな情報を
集めたサイトになる。

利用者が増えていった時、「あびんこなう」は地域の人にとってどんな交流の場・情報収集の場に
なるのでしょうか。今後の展開がとても楽しみです。




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明日につづく!


「あびんこなう」、ツイッターを使った地域ポータルサイトの地元革新!その①

こんばんは!お久しぶりです。足立です。

突然ですが、
今日から三日連続・三回連載で地域活性化に関する、ある記事を投稿しようと考えています。
いつも以上に気合を入れて、皆さんに情報をお届けします(笑)
お付き合いくだされば、幸いです。




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皆さん、「あびんこなう」(http://abinko.jp/)というサイトをご存知ですか?

大阪住吉区の「あびこ」地域に関するツイッターのつぶやきを中心に、
「あびこ住民」のための情報を紹介するポータルサイトの名前です。
あびこ地域には3つのの商店街があり、どこも人通りが多くて活気が溢れている様子。

これは、「地下鉄あびこ中央商店街」のIT担当者さんが中心になって進めておられる取り組みで、
以前から私も興味深く拝見しておりましたところ…

先日9月24日、インタビューという形で担当者さんとお会いすることが出来ました!

色々と疑問に思っていたことも含め、商店街の現状についてもお話を伺うことができました。
今回のインタビュー内容を公開することで、少しでも「地元を元気に!」という思いの
あびこや他の商店街・地域の人のお役に立てたらいいなぁと考えています。

ご協力をいただきました、地下鉄あびこ中央商店街ホームページ広報責任者の笠井さん、
ホームページ制作担当のタダノさんには、
この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!



では、早速インタビュー内容を。


その①「なぜTwitterポータルを立ち上げたのか?」

先ほど私は「以前から「あびんこなう」の取り組みに興味を持っていた」と書きましたが、
それはなぜかというと…

「あびこのような、比較的小さな地域でツイッターのポータルサイトを使って
地域活性化を目指している地域は多くない。なぜTwitterを使ったのか?」
ということを疑問に思ったからです。

その疑問も含め、立ち上げの経緯についてお尋ねすると…

あびこ・笠井:「以前から商店街のHPはあったのですが、更新が全くなく、
         情報をただ載せているだけの死んだページになっていました。
         お客さんが見てくれるHPとは何か?と考えた結果、見るたびに内容が変化している、
         頻繁に情報が更新されているページにしたいと考え、
         デザイナーのタダノさんの協力を得て「Twitterポータル」という形でHPを作成しました。」

…とのこと。

「常に新しい情報を載せる」という点を重視された結果、Twitterを使うことになったのですね。
「あびんこなう」には店舗情報などが載せられていなかったので、
てっきり私はこれをTwitterのポータルサイト(=「あびこ」に関する「つぶやき」を集めることを目的としたサイト)
と考えていましたが、商店街のHPとして作られていたということを知り、大変驚きました。

そのことを笠井さん・タダノさんにお伝えすると…

あびこ・笠井:「現在は色々な取り組みの中の一つを実践実験中、という段階なので、
         確かに店舗の情報等は載せられていません。しかし将来的には、
         「このポータルサイトを見ると、病院の休診情報だとか、祭りの情報だとか、
         あびこの情報が何でも分かる」というようなサイトにしたいんです。」

…と熱心におっしゃっていました。
魅力あるHPにするために、今がまさにチャレンジのまっ最中なのですね。





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明日につづく!

少し変わった地域活性化

こんにちは。加藤です。

地域活性化の事例やニュースなどを眺めていると、
「?」となるような記事をたまに見かけます。

最近では、



長府幕末ヒーローズ:下関商議所、イケメンを募集 歌って踊って町おこし /山口

という記事が目に入りました。
5人組のヒーローユニットを結成して、ミュージカルをするそうで、
「心はイケメン」な人や、女性も応募可能みたいです。
この地域のユニークさが垣間見れて非常に好感が持てますね!


地域戦隊カッセイカマン:発足7年 新メンバー募集中 自分たちも活性化狙う /長野


カッセイカマン はローカルヒーローの先駆け的存在で、悪の結社「フキョウダー」を倒す
ために戦っているのだそうです。
武器の名前も「チイキシンコウ剣」などユニークなものが多く、子供だけでなく大人も
楽しめそうですね。


と、ヒーローものばかり紹介しましたが、

工場夜景の厳選スポット巡りはいかが、「産業観光ツアー」開催へ/川崎

工場見学で地域経済の活性化を図る試みです。
発電所の中なんてなかなか見ることが出来ないので面白そうですね。
なかなか面白そうなツアーだと思います。

このように、観光地でなくとも、様々な目線から地域活性化をすることが出来る
と思います。その地域の強みを生かすような今までとは違った目線からのアイ
デアが必要なんだと思います。





買い物弱者と商店街


こんばんは!足立です。
約10日ぶりの更新ですが…ご覧くだされば幸いです。


さて、皆様は「買い物弱者」という言葉をご存知でしょうか?
高齢者や過疎地にお住まいの方で、「車がない」「足が痛い」などの理由により
日常生活に必要不可欠な「買い物」に不便を感じておられる人々のことを
特にそういうそうです。


近年はこのような人々を支援する取り組みが盛んであり、

鳥取県などの、昔ながらの行商という手法を活かした取り組み
ヤマト運輸が参入した過疎地の日用品などの買い物を支援するビジネス  
 (しかしネットショッピングで商品を購入しなければならなかったため、
  高齢者の人には操作が難しく、なかなか定着せず…)

など、様々な取り組みがなされてきました。


そこでご紹介したいのが、本日(2010/09/16)付けの新聞に紹介されていた
京都・宮津市の「御用聞き」

宮津市では、食品スーパー会社と民間事業者が、地域の商店街と連携して
電子商店街の仕組みを構築し、市内の一人暮らし高齢者を対象にした宅配サービスを展開している
そうで…。

  「市民から募集する御用聞きがパソコンなどを持ち、定期的に高齢者宅を訪問。
  必要な商品を聞き、センターに送信する。センターでは受け取った注文をまとめて商店街の組合に送り、
  組合が一括して注文のあった高齢者宅に商品を届ける。」(2010/09/16 日経新聞・近畿経済B面より)

…という活動をなさっているそうです。


読んでまず思ったのは、こういう取り組みで商店街の必要性が見直されると良い!ということ。

そして、デジタルディバイトの解消につながるということ。
 (システム作成側の自分が言うのも何ですが、システムやWeb機器を使いこなせない人が
  取り残されてしまう商店街活性化ってどうなんだろう、
  情報機器を使うことで、新しく外部から来る人を増やす、という形での外需拡大は
  確かに本意だろうけど、それだけでよいのかなぁ、ということは常々考えていたので。)

高齢者とコミュニケーションをとりながら、システムを使える人が使えない人の補助をして、
情報の力を活かして生活を便利にする、というのはすごくよいと私は思います。


では、これまで買い物弱者の救済のための商店街活性化のモデルはないか?と思い探しては
みたのですが、なかなか見つからず…(´m`;)


商店街活性化は「施設建設やイベント開催に依存しない継続性」が大切、とはよく言われることですよね。

今回のこのニュースが示すように、
高齢者が増加していく現代において、こういった商店街の取り組みは有効であり、
仮に宅配物の供給元を商店街の店の商品にするとしたら、
(利益は大きくないかもしれないですが)継続的な商店街の取り組みになっていくのではないかなぁと。


考えが足りないかもしれませんが、商店街の活性化として参入してもよい分野なのではないでしょうか(^^)



以上。足立でした。