今日もリベルタ


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リベルタレーシングキャンプ&チーム 武政守
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夏の海外合宿2022 8月9日

今朝、青空最高也。

青と白のコントラストが美しいのですが、白く見えるのは氷河を保護するシートです。これが現実。こんな現実を目の当たりにしているからでしょうか、ヨーロッパの人は、我々日本人とは比べものにならないくらいに気候変動をリアルな危機として捉えています。ときに、先日のヴィタリーニのミーティングやレベルグローブとの打ち合わせでも、製品がエコであることは、その製品が高性能であるのと同じレベルで語られていました。最初から重い話でスイマセン…。

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そんなことを思いながらもゲレンデに上がりましたが、周囲の雪の色はともかく、空は青いに越したことはありません。そして足元は、昨日よりもさらに硬く凍ったハードバーン。これ以上の練習日よりはないでしょう。昨日転倒した選手1名がお休みしていますが、硬いバーンで転倒したことによる打ち身です。すでに痛みも消えていますので、ご安心ください。

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今日の練習テーマは、GSスキーです。

ここまではゲレンデ状況を考慮してずっとSLスキーで練習してきましたので、満を持してのGSスキーでの練習です。GSスキーを履いたからといっても、基本となるスキー操作はSLスキーで滑る時と変わりませんが、そうは言いっても、長さもサイドカーブ半径も重さも異なります。そのため、GSスキーなりの慣れや感覚への対応が必要なのは言うまでもありません。それに、単純に言ってしまえば「曲がり難くい」ことがスキー操作の難しさに繋がるワケですが、果たして、こちらの心配は杞憂でした。

 

最初こそ硬い雪に手古摺ったこともあり、手探り感がある滑りでしたが、そろそろGSスキーにも慣れてきた頃からは、躍動感のあるフリースキーイングになってきました。ターン後半にスキーをもっと滑走させて、もう少しスピードある滑りになってくれたらと思いましたが、それはこれからの課題として取っておくことにします。ゲート練習を始める前に、これまでに練習してきた技術をGSスキーでも発揮できると分かったことが、自分にとっても選手にとっても大きかった1日でした。

 

 

 

 

 

これまでと違うスキー(今回はGSスキー)で滑るということは、昨日までの技術を応用させることだとも言えます。技術の応用力を高めたければ、技術を洗練させることです。洗練とは、できるorできないではなく、「もっと良くできる」を目指すこと。スキーのように外的要因が変化するスポーツにおいて「良くできる」とは、変化に対して最適解で応えられるかどうかだと思います。基礎練習では、ターンによって発生した抵抗力に対して、上半身までを含めたポジショニングを確認しました。

 

 

 

 

日本を出国する直前まで大変でしたが、ここまで来れて良かったです。

この10日間の練習を通じて、選手たちには私がこれまでにコーチとして経験し、勉強したことを全て伝えるつもりで毎日頑張りました。出国前の不安はどこへやら、毎日とても良い練習をさせてもらったヒンタートゥクスに大感謝です。ダンケシェーン!

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せっかくなので、ご当地キャラのルイス君と記念撮影していました。

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こんな景色を眺めながら食べる昼食は、それだけで贅沢な時間です。

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こんな日は、ビールもうまい!コースターもシブい!

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今日も一生懸命に働くペーター。いつもビール持って来てくれてありがとう。ススメ上手なうえに、NOと言えない日本人・武政は勧められるがままに、ついつい2杯目も…。散財。でも、美味しいビールだから許す。

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午後は、明日の移動の準備と、明後日からの練習に備えたスキーの手入れと、今のうちに進めておくべき勉強の時間にしました。ここから先は、練習も生活も、より一層ハードなものになりますので、できることは今のうちに済ませておくのに越したことはありません。

 

ヒンタートゥクス最後の夕食はハンバーグ。マヨネーズが入っているような、独特の風味を感じたのですが、これがオーストリア風という奴でしょうか。最後の夕食も美味しくいただきました。

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これにて、今日も無事終了。皆さん、お疲れ様でした。

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明日は、少しゆっくりめに朝食をとって、10時に出発です。ステルビオまでは4時間くらいのドライブですが、途中で休憩を挟んでも、夕方前には到着できます。ステルビオ峠には、イギリスBBCの自動車番組『トップ・ギア』をして、世界一のドライビングロードと言わしめた峠道を登っていきます。写真を見ての通り、道路が崖を登っている感じです。この道を走ることを目的として、自動車・バイク・自転車の愛好家がヨーロッパ中からやってきます。せっかくですので、道中の景色も楽しみながら、のんびりと行きたいと思います。

※写真は、https://climbfinder.com/en/climbs/passe-dello-stelvio から拝借しました。

 

 

この後は、もう少し荷造りを進めてから寝ようと思います。

それにしても、充実のヒンタートゥクスでした。ステルビオも楽しみです。

 

引き続き、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

夏の海外合宿2022 8月8日

今朝の、たまご5兄弟は帽子をかぶってました。

食べるのが惜しいくらいでしたが、真ん中のたまご次郎をいただきました。ご馳走様です。

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さて、ゲレンデはこの合宿で一番硬い雪でした!

エッジが丸まっているスキーではターンはおろか、横滑りもできません。もちろんこれは雪がある場所についてのことで、氷が露出している箇所は昨日以上に凶暴な硬さです。スキー学校のレッスンでも、殆どの生徒がエッジが効かない状態で、トレーン滑走でも転倒者が続出していました。

 

ちょっと硬すぎて危ないため、低速練習から始めました。せっかくこんなにも雪が硬いのですから、エッジング能力を向上させるメニューを練習しました。

 

斜滑降から…

 

ジャンプして…

 

斜滑降に戻る。

 

山足リフト斜滑降。

斜滑降は、オーストリアでは「アルペン滑走の基本姿勢」と言われています。難しい状況の時にこそ、“基本”のクオリティが問われます。

 

 

斜滑降の練習には適さない、コース幅が狭くなる通路では、小人ターン。

敢えて低いポジションになるように強制して、運動の自由度を上げるドリルです。

 

 

こんな感じで基本練習を2本しましたが、それでもまだ今日は硬いままでしたね。それとも、これが普通なのか…?3年振りという言葉は使わないようにしていましたが、そう言えば、こんな感じだったかもしれません。このようなバーンを滑ったことは、伸び代しかない選手たちにとって得難い経験になったと思います。

 

 

 

練習の甲斐あって、もちろんその助けもありますが、なかなか良い滑りになってきました。

 

 

 

 

閉鎖中のコースにも重機や圧雪車が入って整備しています。今すぐに滑れる状況ではないのでしょうが、「その時」を見据えて、万全の準備をしているのでしゅうか。このコースは先週は圧雪車が整備していて、写真では小さくて見にくいかもしれませんが、今日はショベルカーが作業していました。雪がひと降りしたら、オープンできそうな感じです。

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十分に滑って、気が付けば12時半を回っていましたが、「あと1本」が余計だったかもしれません。コース状況が良かったので、ついつい欲を出してしまいました。疲れが見え始めていた選手たちにとっては、どうせ滑るならば、技術確認のためのメニューの方が良かったかもしれませんね。今日を総括し、明日への足掛かりを作ることが、私の理想とする練習の「終わり方」なのですが、なかなか難しいもので、毎回が試行錯誤です…。

 

 

さて、昨日のブログで少し触れましたが、水曜日にステルビオに移動します。

ステルビオは今でも一時閉鎖中ですが、それはリフト会社のゲレンデのことです。実はステルビオにはリフト会社とは別に、自分でゲレンデを切り拓いてコースを整備して、圧雪車やスノーモービルをリフト代わりにして練習させてくれるホテルがあります。先週くらいから気温が平年並みに戻ってきたこともあり、コースを再開していました。5年前にもお世話になったこともあり、そこのバーンを確保することができました。

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とはいえ、今後の天候次第ではどうなるか分かりません。有意義な練習ができていますし、この先もクローズすることはないと思われるヒンタートゥクスで練習を続けることも考えました。しかし、日々上達している選手たちだからこそゲート練習をさせてあげたいと思い、ステルビオへの移動を決めた次第です。

 

合宿出発前から変更に変更を重ねた結果、最後に辿り着くのが、最初に計画していたステルビオとは因果なものです(宿泊やリフトなど、条件は全く違いますが)。ステルビオに行くことを現地に連絡したら、早速こんな写真が送られてきました。待っていてくれる人がいるというのは嬉しいものです。

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ヒンタートゥクスからの移動、帰国前のPCR検査予約、練習後の宿泊、空港までの移動手段と、合宿地を変更するにあたって必要な手配を完了させまして、あとは水曜日に移動するのみの所まできました。ですが、その前に選手たちは、明日の練習を全うすることが最優先です。ヒンタートゥクスでの練習が、あと1日と思うと名残惜しい気もします。しかし、最後だから頑張るのではなく、「その先」にとって必要だから頑張ったと言える1日にして、ここでの練習を締め括って欲しいと思います。

 

選手の皆さん、宜しくお願いしますね!

 

 

夏の海外合宿2022 8月7日

昨夜から雨により、今朝になっても雲は低いところまで降りていましたが、ラッキーにも山頂に上がると晴れていました。早速、ロープウェイ駅の屋上にある展望台に行ってみました。登るやいなや、スマホを取り出して写真撮影。

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選手たちが撮っていた景色はこんな感じです。

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撮影スポットで記念撮影。逆光ですが…。

スキーの模型(?)には、「HOME OF WINTER」と書いてありました。上手いキャッチコピーですが、この景色を見ると、なるほどと思ってしまう説得力があります。冬に来たならば、なおさらでしょうね。image

 

昨夜は雨が降っていましたので今朝の雪質にはあまり期待してませんでしたが、山頂は雲がかかっていなかったということで、雪がしっかりと固まっていました。しかも、昨日の昼間の暖かさで水が浮いたようになった箇所が完全に凍って、文字通りのスケートリンク状態になっていて、硬すぎて難しいという贅沢な状態。

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ここまで硬いと、並大抵のエッジでは歯が立ちませんね。そんなわけで、並大抵の男・武政、本日転倒しました。完全に不意を突かれて、転ぶまで転んだことに気が付かなかったくらいです。まだまだ修行が足りないようです…。

 

今日は、そんな超アイスバーンがある、コースの上半分をリフトでグルグル回る感じで滑り込みを行いました。

選手たちは、スピーのある滑りになってきました。

 

 

基礎練習では、これまでに説明を受けてきた技術を、感覚的に理解したり、上手く滑るためのコツを見つけることにつながるようなメニューを選んでいます。簡単な動きですが、形だけ真似すれば良いものではなく、より感覚に集中することが求められます。

 

 

中間から下の「氷ゾーン」では、氷のガタガタに負けないようにエッジングを効かしたターンとなるように頑張ってもらいます。

 

 

最後はシンクロターンにも挑戦。

 

コースの状況に合わせて時間をうまく使えるようになってきました。今日は、いつもよりも少し早く12時くらいに練習終了としましたが、休憩を挟んでいませんので練習時間自体はいつもと同じくらいです。休憩に向かうための移動が必要なかった分、練習の効率は良かったですね。良い練習ができて良かったです。

 

食事は身体作りの基本ですが、だからと言って、修行のように食べる必要はありません。せっかく海外に来ているのですから、食事も選手たちにとっては経験であり、楽しみであって欲しいと思います。

 

朝食のたまご5兄弟。

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昼食のデザート。毎回、目も楽しませてくれます。

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ヒンタートゥクス周辺では、Eバイク(電動アシスト付きMTB)が盛んにレンタルされています。以前と言ってもコロナ禍前の3年前になりますが、イタリアではこのテの自転車販売の9割がEバイクだと聞きました。体力的に辿り着かなかった場所にも行けるようになって、自転車愛好の裾野が広がった、と。自転車の「聖地」でもあるステルビオ峠のホテルとしては大歓迎だと言っていました。確かに、坂道をスイスイ登っていく自転車を見ると、皆さんEバイクに乗ってますね。

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バスで30分、しかも無料で行けるとあって、練習後はマイヤーホーフェンを再訪しました。また詳しく書きますが、来週の水曜日にステルビオに移動します。オーストリアでお買い物をする最後の機会ですので、悔い(?)の残らぬように~。

 

まず目指すは、アイス。

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前回来た時から気になっていた洋服をやっぱりゲット。

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やっぱりスーパー。

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これといって買うものがなくウロウロしていて見つけました。お互い様でしょうが、謎の日本食材は海外あるあるですね。

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やはり観光地です。面白いものが走っていました。

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マイヤーホーフェンにもスキー場があって、冬はスキーの街として賑わっているのでしょう。街中からロープウェイが出ていて、その周辺は、レンタルスキーやスキー学校、そして、アプレスキー(アフタースキー)を楽しむためのバーなども目につきました。他のエリアのロープウェイと同じように、夏もトレッキングの拠点として営業していて、ここが一番の人手でした。

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やはり、スイーツは外せないと言ったところでしょうか。

前回のお店よりもリーズナブルなのも良かったですね~。満足でした。

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練習を犠牲にしない範囲内に、ここまで気分をリフレッシュできる場所があるのは良いことだと思います。

 

あとは練習あるのみです。

選手のみんなは、これで明日も頑張れますね!

自分は、転ばないように気を付けよう…。

 

 

夏の海外合宿2022 8月6日

ヒンタートゥクスに滞在して、気が付けば1週間以上が経っています。お陰様で練習もホテル生活も毎日スムーズに、これが「日常」ともいえるくらいに感じで過ごせています。ただ、少しずつブログのネタが…。このところは、ブログで書くことを考えながら写真を撮っているような感じです(笑)。

 

そんな感じで撮ったのは、朝のロープウェイ駅。

朝イチのロープウェイ駅といえば、普段ならばレーサーでごった返すのでしょうが、今は静かなもので、スキー学校の受講生たちが集まているくらいです。

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若者が多いです。もちろん“オトナ”もいますが、どう見てもティーンエイジャーと思しき若者が大半です。今の時期だからなのかもしれませんが、スキー学校のクラスの殆どが若者が占めているなんて、スキー王国の裾野の広さを感じるばかりです。

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ロープウェイの中でブーツを履いて身支度を整えます。

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ゲレンデに1番乗りでした。昨日は夕方から夜中まで雨が降っていました。予想通り雪は固まりませんでしたが、この期に及んではそんなことは気にならなくなってきました。状況に合わせて練習するだけです。

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氷河スキー場で気を付けなければいけないのは遭難です。ホワイトアウトするような時は絶対に単独行動を避け、目印(コース標識やリフト)となるものを常に見ながら、ゆっくりと降りるのが鉄則です。

 

今日は、朝コース上部は雲が抜けていたのですが、下るに従って視界が悪くなっていく状況。視界が良いか悪いかで言えば悪い方でしたし、気が付くとガスの中に入っているような感じになります。このような状況を考慮して、選手の単独滑走はせずに、トレーンで滑り込むことにしました。

 

 

これまでに練習してきたことですが、フォールラインでプレシャーをかけてターンしないと、スピードもコントロールできないし、前の人のラインからすぐに外れてしまいます。昨日から取り組み始めたトータルスキーイングという観点からも、トレーン滑走は良い練習ですね。

 

トレーンで立て続けに4本滑って、休憩。

気を付けないと、そのままお菓子パーティーになってしまうので、頃合いを見て切り上げています(笑)。

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基礎練習。

練習メニューでもあり、ウォーミングアップにもなります。今日は、トレーン滑走前のルーティンとしても活用しました。

 

 

 

リフト乗り場に行く通路もついに雪が切れたため、少しですがスキーを担いで歩きます。

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この高いリフトにもだいぶ慣れました。下を見ても、もう怖くありません。

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ホテルから入場券を貰ったので、昼食後はコントレとリラクゼーションを兼ねて、近所のホテルにあるプールに行ってきました。おそらく、ヒンタートゥクスに練習に来た人ならば馴染みがある方も多いかもしれない、バドホテル キルシェラーです。

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入場券があれば屋外プールは無料だそうですが、本日は肌寒いためか中止。屋内プールならば、本来は1人10ユーロのところが4ユーロになるとのことで、そちらに入れてもらいました。私は受付をするために行って、プールに入らずホテルに帰りましたが、あとで楽しそうな写真をもらいました。

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選手たちをプールに送った帰り道、一人でトボトボと歩いていて気が付いたのですがドイツナンバーの車が多いですね~。駐車場を見たところ、ここの4台は全部ドイツナンバーでした。よく考えればドイツからも近いですし(調べたところ、ミュンヘンからならば2時間ちょっと) 、言葉も同じですからね。ドイツの人にとって、ここヒンタートゥクスは馴染みのあるバカンス地なのかもしれませんね。

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ホテルに戻り、今日は肌寒かったので、満を持して、カンダハースェットをデビューさせてみました。

身長165cm/体重65㎏でMサイズ着用。パンツは多少ゆったり目のシルエットでルーズに履ける一方、パーカーは袖丈がちょうど良く、私はジャストサイズで着用できました。まあ、今の若者はオーバーサイズで着ると思うので、その場合は2サイズくらい大きくしても良いかもしれません。私はブラックを選びましたが、他にもネイビーとグレーがあります。カンダハー大宮店で絶賛販売中。数に限りがありますので、今のうちにどうぞ~。

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以上、宣伝でした!
 

 

今日はリカバリーが上手くいった感じがします。選手たちも、この2日間でだいぶリラックスした表情になりました。明日も良い練習ができそうな気がします。今雨が降っていますので、たぶん明日も雪は柔らかいでしょうが、それが気にならないくらいにモチベーションは高まっています。身体の疲労については注意を払っていましたが、これからは選手の「気分」がどうなっているかにも、もっと気を配れるようにならないといけませんね。

 

さて、ブログもいつもより早く書き上げることができましたので、今日は早めに休もうと思います。

ではまた明日!

 

夏の海外合宿2022 8月5日

第2クール初日。

 

ある技術にフォーカスを当てながら滑り降りるのではなく、より全体的なスキーイングを考えてコースを滑り降りられるように、練習内容を進めました。斜度、雪質、雪面状況、周囲の様子に合わせて、スピードやターンの大きさ、進路を“適切に!”コントロールして斜面を滑り降りる。カッコ良い言い方をすればトータルスキーイング。

 

トータルスキーイングを考えるにあっては、スピードは重要なファクターです。第1クールでは、雪を削ることでスキーにプレッシャーを掛けて、雪からのプレッシャーを受ける練習をしていました。その手段としてブレーキ操作を取り入れていましたので、低滑走スピードは自ずと低速となっていました。だからと言って、ブレーキをかけた滑りを最終的に求めていた訳ではありません。

 

ノルディックスキーと対照をしてアルペンスキーを本質的に考えると、自然という不確実な状況においてもコントロールされていながらも、スピードをもって斜面を滑り降りられるようになることが上達であり、「良い滑り」の指標となります。これまでに練習してきた技術を最大限に発揮して良い滑りを実現しようとすることが、これからの方向性であり、を第2クールのテーマとして考えたいと思います。それに、選手たちには、今夏は限られたコースとはいえ氷河という大自然の中でスキーをする醍醐味を感じて欲しいですからね。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今日の練習です。

夜中でもイマイチ気温が下がらず、雲が抜けていたとはいえ、さすがに雪は固まらなかったようです。

朝イチでしたが、コース上部でもザブザブになりかけていました。元々滑っている人が少ないうえに、空く―学校のクラスもまだ上がっていなかったので、文字通り貸切状態。テーマは、上に書いた通りのトータルスキーイングです。

 

 

 

半分を過ぎると、完全に氷ゾーン。斜度とスピード感がまだマッチしませんでしたが、ガタガタには対応しているので、これまでに練習したスキー操作に積極的にトライできていました。

 

 

 

とはいえ、まだまだ技術的にも覚えて欲しいこともありますので、基礎練習は継続しています。長いロープウェイを使ってコースを回ると、コース1本の中で色々なことができますし、練習の流れが途切れないのが良いですね。部分練習と全体練習を交互にやりながら、コースを降りていきます。

 

 

 

 

トレーンも重要な練習です。

 

 

今日は、全てロープウェイでコースを回りました。乗った本数はそこまで多くはなかったと思いますが、とにかく1本が長いので、休憩挟みながら、12時半くらいまで練習しました。ここにはロッカーもあって、荷物を置くことができるようです。綺麗なトイレもありますし、標高3,000mとは思えないほどに施設が整っています。

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我々が休憩している建物の前、文字通り猫の額ほどのスペースで、スキースクールのレッスンが行われていました。こんなに広いスキー場の中で、よりによってここでなくても、と思いましたが…。かつての基礎スキーの名門・浦佐スキー場のスキー教師は、リフト支柱1本分の距離があればレッスンできると聞いたことがありますが、この光景を見ていると、まんざら盛った話ではないのかと思ったりもしました。

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帰りのロープウェイでは、眼下に牛。

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夕方までに済ませなければいけない用件が立て込んでいることもあり、今日もコントレに顔を出せそうにないと思ったので、昨日の休息日にバレーボールを買っておきました。楽しくバレーボールをしてもくれたことでしょう。球技はコーディネーション能力で言うところの「分化能力」を刺激できますので、コントレ向きだと思います。

 

これが高いのか安いのか分かりませんが、ホテルでは8ユーロで洗濯サービスがあります。部屋に干していても1日で乾いてしまうような下着類は毎日地道に手洗いしていますが、こちらに来る時に着ていた服の洗濯をお願いしてみました。昼食前にお願いしたら、夕方にはきれいにたたまれて戻ってきました。楽で助かる~。

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ところで、今日の昼間(こっちの時間)に、帰国後に実施する【峰の原陸トレ合宿】の案内をLINEで配信させていただきました。

 

7月まで定期的に行っていた陸トレは、暑さのために追い込むようなメニューはできませんでしたが、涼しい峰の原では、その分もしっかりとやりたいと思っています。そして、何より今回の合宿は、我々がお世話になっていたペンションコンパスに宿泊するラストイベントとなります。陸トレ目的でなくても参加大歓迎です。ご都合のつく方は、ぜひともご参加いただきたいと思います。

 

コンパス合宿(陸トレ)

 

 

ということで、昨日よりも今日、今日よりも明日の前進を目指して、第2クールも頑張っていきたいと思います。

明日も頑張ろう!

 

 

夏の海外合宿2022 8月4日

本日は今合宿で初めてのオフ日です。

オフ日は「自由な日」ではなく、雪上練習をしているとできないことをする日であり、次の雪上練習を有意義なものにするために準備する日です。疲れてしまって滞りがちな勉強を進めること、連日の練習で疲労した身体を回復させること、そしてスキーの手入れも、です。毎日氷の上を滑っていますからね、エッジの消耗も滑走面の負担もハンパではありません。

 

という訳でして、昨日の段階ではプールに行くことも考えていましたが、午前中はエッジの削り方をレクチャーする時間にしました。エッジのメンテナンスを自分でできるようになることは競技者にとっては必須要件です。とはいえ、まだエッジを削ったことのない選手は、この合宿で覚えてもらえば大丈夫。選手として成長するための合宿ですので、必要なことは、ここで覚えれば良いのです。

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初めてなのだから、ぎこちなくても大丈夫。怪我しないように気を付けて練習して、冬までにできるようになれば良いんです。繰り返しますが、そのための合宿ですので。

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午後はいよいよマイヤーホーフェン(Mayrhofen)に出掛けました。ヒンタートックスがあるツィラータール(Zillertal)観光の起点の街だそうで、ヒンタートックスからバスで約30分の距離にあります。ホテルの人が、マイヤーホーフェンには何でもあるよと教えてくれました。

 

出発10分前と、少し早めにバス停に行ったつもりでしたが、すでに結構な人がバスを待っていました。

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途中から乗ってくる人もいて、車内は満席。この後、私は寝てしまい、気が付いたらマイヤーホーフェンに着いていました…。

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因みに、ヒンタートックス周辺を走るバスには、ホテル滞在者に発行されるこのカードを提示することで、何度でも無料で乗車できます。つまり、ヒンタートックスに滞在中は何度でもマイヤーホーフェンに行けるということです。バスは1時間に2本くらいの割合で走っていますので、1日で山も街も楽しむことができますね。素晴らしいな~。

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さて、マイヤーホーフェンに到着。終点は駅でした。「世界の車窓から」で見るような駅と電車です。当たり前ですが、ヒンタートゥクスと比べると随分と暑いです。日焼け止めを塗っていった方が良いよとは、ホテルの人からのアドバイスでした。

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上を向いて、つい写真を撮りたくなる気持ちはよく分かります。

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こんな感じですからね。

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アイス屋さん。

名店だからなのか、それとも暑いからなのかは分かりませんが、人だかりができていました。つられて購入。アイス食べながら街歩きなんて、素敵です。

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薬局。

化粧品コーナーに吸い寄せられていきます。

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ここで、店員さんから「何か欲しいものありますか?」と声を掛けられましたが、全員が無言。さらに、「それとも、見てるだけでも良いですよ」と言われても、またしても無言。人から話しかけられて、何故無言!?と思いましたが、その割には、あれやこれやとお喋りしながら、商品を触りつつがら店内をウロウロ。まぁ~、これは良くない。「彼女たちは商品を見ているだけ。そして私は、その彼女たちを見ているだけ。どうか気にしないで」と、武政流ジャパニーズジョークでフォローしておきましたが、この後で教育的指導でした。明文化されていないルールがあり、マナーがあるのがヨーロッパです。図らずも、それを教える機会となりました。ただ、初めに教えておけばよかったとも思い、自分も反省。

 

スーパードライ(極度乾燥しなさい)のお店を見つけました。ヨーロッパで人気のカジュアル衣類ブランドなのですが、名前の関係で日本に正式には入っていないはずです。さすがに人気ブランドだけあって、子供たちにもツボにはまるモノが多く、目移りするものばかりでした。しかも、セールで割引されてるし。さっきの化粧品店でのお店のことがありましたが、その甲斐あって、ここでは上手にお買い物できました。お金を払って商品を受け取るだけではない、満足感のあるお買い物だったと思います。

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街歩きも一段落着いたところで、カフェで休憩。

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最後はスーパーで買い出し。お土産のお菓子をスーパーで買うのも鉄板ですね。

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何も買うものがない私は、そこで飲んで良いよと言われたので、イートインスペースでビール飲んで待ってました。レジを通したビールをそのままスーパーの片隅で飲むなんて、日本で言えば、角打ちといった風情でしょうか。違うか⁉

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買い物も全て済ませて、予定よりも1本早いバスで帰ることができました。帰りは、街中にある郵便局前から乗りました。途中で降りる人ばかりで、終点のヒンタートゥクスまで乗っていたのは我々だけでしたが、そこで待っている人は、やっぱり多かったですね。

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予定より早くホテルに帰れたので、ミーティングもしっかりすることができました。

何かを注意された時、それを全く別のことにも応用して発展させろとは言いません。ただ少なくとも、何かを注意された場合、それと同じようなことが他にもあると気が付いて欲しいですし、注意されたことを、そこにも適用できるようにはなって欲しいです。簡単に言えば、練習日に言われていることは、休息日であっても注意するべきことなのです。子供たちには、そこに伸びしろがあると気が付いて欲しいと思います。

 

休息日は観光による疲れがありますし、その割には運動量が少なくて食事時間になってもお腹が空かなかったり、乗り物に弱い人は移動で体調を崩す場合もあります。休息日であっても合宿中であることには変わりなく、気を緩めてはいけません。楽しかった休息日でしたが、明日からはもう一段ギアを上げての練習になりますので、少し厳しめに締めておいた次第です(笑)。

 

明日から第2クール開始です。

気を引き締め直して、頑張りましょう!

 

 

夏の海外合宿2022 8月3日

グ~テンモルゲン!

郷に入っては郷に従う男、武政は今日も元気です。

 

冷え込んだと言うほどの気温ではありませんでしたが、昨夜は晴れていました。こちらの雪は、夜に湿度が抜けると固まります。まさに今朝がソレでした。ザブザブ雪は練習になるとはいえ、スキーをする楽しさで言ったら、レーサーならばパシッと締まった雪ですよね~。

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こちらの雪は湿度が少ないうえに、雪自体の不純物が少ないからか、それが固まると角付けしても減速が少ない雪になります。そんな雪を「速い雪」と呼んだりします。まずはそれに慣れるために、敢えてズラしながらのターンでウォーミングアップ。雪を削ることで、雪の感覚を知ってもらいます。

 

 

基礎練習は、昨日と同じ種目を練習しました。雪質が変わると、良くも悪くも雪質に合わせてしまうようなことがありますが、基礎練習種目として滑り方が変わらないように「制限」されることによって、雪質の違いがダイレクトに影響します。雪質に合わせることも大切ですが、雪質に関わらず必要な動きを実践することも、技術を向上させていくためには有意義なことです。

 

10時を過ぎると雪が緩み始めてきます。むしろ、少し緩んだくらいの方が、滑りやすいかも?これまではスピードを抑えた中で練習していた甲斐があって、フォームが整ってきましたね。

 

 

コースの下は、相変わらずの氷ですが、毎日丁寧に圧雪車で整備しているからなのか、日々滑りやすくなっている気がします。

 

こちらに来て一番の天気でした。選手たちの後ろの方を見ての通り、山頂は観光客で大賑わいです。スキーをしている人の方が少なかったです。“氷河”という観光スポットなのでしょうね。氷河を見に来た人にとっては我々を見て、スキーもできるの?という感じだと思います。

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今日で雪上練習5日目です。選手たちには少し疲れが見えていたので、こちらからの要求を徐々に軽くしていくイメージで練習を進めていきました。せっかく前進していても、選手本人がそれを感じられないばかりか、それに懐疑的になってしまってはブレーキになりかねません。練習は止め時、止め方が大切だと、つくづく思っています。

 

そうは言っても、かなりの距離を滑りました。帰りのロープウェイの中では、グッタリしていましたね。お疲れまでした。

 

コントレは縄跳び1000回。

数字だけ聞くと多そうに感じますが、1秒で1回跳ぶならば、1分40秒で100回を跳び終えます。100回ごとに休憩を入れても、30分とかかりません。目的は1000回跳ぶことではなく、1000回くらい跳ぶことで、心拍数をあげつつ、ふくらはぎの筋肉を刺激して血流を促すことです。楽しくやればOKです。

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明日は練習お休みなので、せっかくなので夕食後にシュナップスをいただいてきました。お勧めのヤツを頼んだら、出てきたのがコレ。自家製のシュナップスだそうです。シュナップスを飲みなれている訳ではありませんし、アルコールが強くて、正直味はよく分からないのですが…。美味しい!

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ホテルの外で猫を見つけました。

我が家の猫は私にはまったく懐かないのですが、この猫も懐いてきませんでした。残念。

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さて、明日は休息日。選手のリクエストをまとめると、午前中はプール、午後は街に行ってお買い物だそうです。練習日よりも盛沢山な気が…。まあ、せっかくのオフですから、十分に満喫できると良いですね。

 

お休みなさい。

 

 

夏の海外合宿2022 8月2日

夜中に軽く雨が降ったようで、テラスからの景色は絵葉書の世界でした。

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その空に向かってロープウェイで登っていきます。

これの終着点「Sommerberg」という駅までを昨日は1時間半かけて歩きましたが、ロープウェイならば10分も掛かりません。

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今日も晴れて嬉しいです。

図らずも、ゲレンデに一番乗りでした~!

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コースを独占できるのが一番乗りの特権です。気分最高でした。

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ファーストトラックを満喫した後、今日の練習スタート。まずは昨日の復習です。

 

 

基礎練習メニュー。

外足に乗り換えにフォーカスするための練習と、外足でプレッシャーを発生させてターンする練習。

しっかりと外側のストックを引きずるようにしたいですね。

 

シュテムターンとも言えますが、切り替えのきっかけとしてスキーを開き出すタイプのシュテムターンとはちょっと違います。ターンを切り替えた後、ターンするための圧力を雪面に働かせるために、スキーを「ハの字」に開き出します。

 

 

休憩を挟みます。

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ちょうど良い練習場所を見つけました。馬の背を乗り越えながらのターンは、全体的なスキー技能を向上させることにつながるのは勿論のこと、その中でも特に、ターンによって発生する圧力とのやり取りを覚えるのと、ターン切り替えを洗練させると考えています。

 

 

それにしても3日目ともなれば、この雪質(氷質)にも慣れてくるから凄いものです。ガタガタがしていても気にならなくなってしまいました。これで普通の雪を滑ったら、どうなっちゃうのかしら?今から楽しみです。

 

今日もたくさん滑りました。

だんだんと勝手が分かってきて、練習と練習の合間の動きも効率が良くなってきたこともその一因だと思っています。半歩を先んじるための準備も身に付き始めてきたかな、たぶん。何事も、昨日よりも今日、今日よりも明日の気持ちを忘れないで取り組んでもらいたいですね。

 

今日は2名の選手がお休みを取りました。ゲレンデ標高が3,000m以上、初めての海外スキー、小姑のように口煩いコーチと、選手にとって疲れる要素は沢山あります。最後まで良い練習をするために、体調を整えるためのお休みでした。具合悪くなったわけではありませんのでご安心ください。

 

3つ目のロープウェイ駅にあった自販機ではジュースが3.8ユーロでした。標高3,000mという場所柄ではこれがノーマルなのか、物価高の影響でこの価格になっているのかは分かりかねすが、いずれにせよ、今のレートで500円以上です。

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昼食後、コントレは選手たちに任せて、私は部屋で作業をしていました。こちらの様子も分かり始めてきたタイミングですので、今日のうちに先々のことを考えておこうと思いまして。選手たちにはホテルの周辺を散策して、スキーブーツで圧迫されたふくらはぎをほぐしてきてもらって来ました。

 

お待ちかねの夕食です。

ステーキのフライドオニオン乗せ(武政命名)。美味しくいただきました。

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さてさて、自分も選手たちと同じ本数と距離を滑っていますので、さすがに疲れが…。練習は明日が第1クールの最終日で、明後日はオフにする予定です。ひとまず、あと1日、頑張ります!

 

慣れてきた時こそ要注意です。

選手のみんなも、怪我無いように頑張ろう。

 

 

 

夏の海外合宿2022 8月1日

練習3日目。

 

晴れました!

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昨日までの2日間、文字通り暗中模索で滑っていたコースです。こんな感じだったのですね~。

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コースの幅は思った以上に広いとは感じましたが、相変わらず雪はザブっていますし、左右の安全マージンを考えると、レーシングターンでガンガン滑るような状況ではありませんね。ですが、晴れていればすべてよし。視界不良というストレスがなくなったことで、より一層、練習に集中できます。

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コース中間から下は、完全に氷になっています。アイスバーンじゃなくて氷です。しかも、ガタガタしているので、小さなミスでも、漏れなくミスとして現れます。考えようによっては、選手たちはまたとない環境で練習で着ているのかもしれません。

 

 

繰り返し、基礎練習。

習得を目的とする技術に含まれる要素を抽出することで、それが何かを知ると同時に、スキル向上にひつような感覚を磨いていきます。このような部分練習を織り交ぜながらレッスン形式でコースを下っていくのが、ここでの基本パターンになっています。長いコースならではの練習方法です。

 

上の写真のように、個別の要素にフォーカスすることで技術習得・向上を目指すアプローチだけでなく、全体的な滑走技能を高めるための練習もしています。ここは片斜面ですが、馬の背になっている場所も見つけたので、明日はそこも滑ろうと思っています。

 

 

風も吹いていませんでしたので、チェアリフトを使いました。残念ながら乗り場・降り場には雪がありませんので、スキーを持って乗車しています。

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なかなかゴキゲンでして、人生初の自撮りをしてみました。

サングラス新しくしました。ダ○ソーで買ったわけではありません。見つけた時に、これは唯一無二に違いないと思い、慎重な吟味の末、由緒あるネットショップで買いました。が、これ以上はコメントは不要です。

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閑話休題。

今日は視界が良かったというだけでなく、出発時間も早めてあったので、昨日までとは比べものにならないくらいの滑走距離を稼ぎました。お陰で、脚と腰ががパンパンでした。選手たちも疲れたことでしょう。お疲れ様でした。

 

昼食はテラスを案内されました。晴れたらテラス。基本ですね(笑)。

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選手たちには自分たちでコミュニケーションを取るように促しています。もちろん重要な場合は私がやりますが、自分にだけデザートがまだ来ていない選手を、私が傍観していても何の問題もありませんよね。

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コントレを兼ねて、トレッキングに出掛けました。目指すはロープウェイの2つ目の駅です。

ホテルからの見える滝がスタート地点です。

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最初は森の中です。

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徐々に樹木が減ってきました。

目的地のロープウェイ駅は、目の前の「崖」を登った先にあります。つづら折りのトレッキング路が切ってあって、そこを登っていきます。運動に慣れていない選手はここまででかなり疲れた様子でしたが、向こうから降りてくる年配の方や小さな子供を見て、頑張ろうという気になっていたようです。

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スタートから約1時間半。ずっと登り道だったので、想像していたよりも疲れましたが、心地よい疲れです。ドッと来るようなスキーの疲れが、トレッキング特有の爽快な疲労感に上書きされたような感じです。

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という感じでして、朝からフルスペックで活動した1日でした。やはり、晴れていればすべてよし、ですね。

 

とはいえ、まだ練習は3日目が終わったところです。合宿のペース配分には気を付けなければいけないことを再確認して、今日はこれで終了となります。

夏の海外合宿2022 7月31日

果たしてスキーができるのかと不安を抱えての出国でしたが、ヒンタートックスは営業継続中。どんな状況であれ、滑れることに感謝しています。8時半から12時まで、しっかりと練習してきました。

 

ロープウェイまでは歩いて3分くらい。

普段ならば沢山のレーサーが列をなしていることでしょうが、今年はこういう状況ですので、昨日も今日も待ち時間なしで乗車しています。

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ゲレンデは今日もガス模様。昨日も今日も、寝る前にライブカメラで山頂の気温を見ると0℃くらいなのですが、朝になっても雪が固まらないのは、ガスによって湿度が抜けないからでしょう。まあ、カリカリになったらなったで、それはちょっとデンジャラスな気もしますが。

 

コースは、雪がある場所はザブザブ。雪がないとガリガリ。どちらも普段ならば避けたくなるような難しい雪質です。色々な雪質を滑ることが大切だとはよく言いますが、普段であれば敢えて選んで滑る雪ではないかもしれません。だからこそ、練習にもなっていますし、選手たちにとっては大いなる経験となるでしょう。

 

雪質が難しい分は、プルークスタンスにすることで技術的難易度を下げて、種目全体の難易度を調整します。

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リベルタ選手の後ろに写っているのは、スキースクールのレッスンです。1班8~10名くらいで、4班くらいが講習を受けていました。自分が言うのもナンですが、この状況で根性ありますね~。そして何より、この状況に即したレッスンを提供して、なおかつ生徒を楽しませているスキー教師のレベルの高さを感じました。さすが、スキーの聖地・オーストリアのスキー教師です。

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ここはザブザブのエリア。昨日はスキーをコントロールすることもままならなかった選手たちでしたが、今日はしっかりとスピードまでコントロールして滑り降りるようになりました。技術的には修正する箇所も習得して欲しいことも、まだまだありますが、形ではなく、運動として雪に対する“力掛け”を覚えてきたのは今日の前進です。海外のゲレンデに来るたびに、このあたりに、日本選手と現地選手との違いとして感じていました。成果を見せてくれたしてくれた選手たちに感謝です。

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昨日は疲れてそれどころではなかったということで、午後は勉強時間に充てました。リベルタは「文武不岐」を目指します。午前中に前進ある練習ができたように、午後は宿題や課題を進めてくれたと思います。

 

夕食前、こんな感じの場所でミーティングしています。

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今日も美味しい食事ばかりでしたが、料理ばかりを載せていると食べログみたいになってしまいますので、今日は、宿泊しているホテルをバエるように撮ってきました。

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設備も整っていますし、料理も美味しいし、スキーに来た身としては、ロープウェイに至近という立地も最高。そして、自分的には合宿を実施するうえでこれを一番大切にしているのですが、スタッフの皆さんがとても親切です。峰の原スキー場時代にお隣同士でポールを張っていた、ジャパンスキーアカデミーの佐伯ご夫妻にこのホテルを紹介して頂いました。大感謝。

 

ところで、空港からこちらに移動するバスのドライバーのデニス氏が教えてくれたのですが、ヒンタートゥクス(HINTERTUX)とは、「After Tux」という意味だと教えてくれました。山に向かう手前にTux(トゥクス)というエリア(=集落?)があって、その一番奥にあるからヒンタートックスというのだそうです。確かに、「hinter (独)」をグーグル翻訳してみると、日本語では「後ろに」、英語では「behaind」と出ました。なるほど、勉強になりました。

 

というわけで、本日は終わり。

明日からは天気が良くなってくると聞いているので、青空の下でスキーできると良いな~。陽が差せば気温が上がりますので、ますます雪質は難しくなるかもしれませんが、武政的には、天気が良ければすべてよし、です。期待しています。

 

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