Ribi's room -146ページ目

Ribi's room

きまぐれな独り言・・昭和のかおり

朝晩は冷えるけど、今日も日中いい天気でした。掃除にはもってこいの日でした。


男やもめでやや痴呆気味だった階下の父の家は、想像以上に惨憺たるもので、ちゃんと自立しているようでダメだった事を思い知りました。


宝探しみたいな遺品整理を始めた訳ですが、バラバラ落ちてた小銭を見つけては喜びながら掃除しています。ほとんどがゴミや不用品ですが、不思議な物も発掘されます。


デパートの物産展等で買った缶詰・瓶詰め・・・結構高価なものが手付かずで大量に袋に入ったまま放置されていました。自分で食べようと思ったのか、私にくれようと思ったのか分かりませんが、もしかして買物することが楽しかったのかもしれません。物産展って売りたい一心でフレンドリーにお客さんをキャッチするでしょ。そういうのが好きだったのかも知れません。


大量のお茶・・・・番茶から高そうな玉露までありましたが、山のように色んなところから発掘しました。お茶は母が特に好きで良いお茶しか飲まない人でした。父も影響されて良いお茶を買っていましたが、番茶が見つかって思わず笑いました。父は大してお茶マニアではないんです。


マスク・・・・一時品切れになったことがありましたが、たぶんその後ドラッグストアーに行く度箱入りのマスクを買ったんだと思います。一生マスクは買わなくて済みそうです。


子供のおもちゃ・・・・どこの子にあげようとしていたのか、わざわざ買ったおもちゃが数個出てきました。近所には子供はいないし、ひ孫はまだこの世にいないし・・・・


まだ始めたばかりの整理ですが、父の日常を垣間見てもっと関心持って優しくしてあげればよかったと後悔しています。


そういう感覚を今までは母に対して感じていましたが、これからは二人に対して後悔しそうです。でも今までは片翼だけだったのが両翼になれたような心の穴が二つ埋まったような感覚もあります。


「私の中に二人を格納した」と言うべきかしら・・・

そう思うとなんだか全然寂しくないです。

いつも一緒だからね・・・





10月29日、雲一つ無い清々しい朝に、父は母の待つ場所へ旅立っていきました。


享年88歳。再来週で89歳だったのに・・・・


早朝、タイマーが鳴るより早い時間に、病院から電話があり「呼吸が弱くなったのですぐ来てください」と言われ、狐につままれた気持で病院へ駆けつけました。


HCUの病室には昨日と同じ父がいました。

でも違うのは、枕もとの計器が全く動いていません・・・・・

「5分前に息を引き取られました」

「・・・・・・」

車も空いていて速く着いたつもりでしたが、間に合いませんでした。後5分早く電話してくれれば会えたのかしら・・・なんて思ったり。先生方もこんなに早く逝ってしまうなんて思っていなくて、とてもがっかりされていました。


延命治療はしないで下さいとお願いしましたが、あと少しだけ待っててほしかったです。息子夫婦も遅れること30分、病院に到着してまだ暖かい父に会えました。息子は昨日来ようとしていたんですが、「明日にしなさい。今日は疲れてるから」と言ってしまったので結局死に目にあえず申し訳なかったです。


私も母の時同様、また父の死に目に会えず親不孝を身をもって感じ恥じています。


去年義父を亡くし、経験ある夫がさっさと色んな手続きや段取りを進めていってくれたので、本当に助かり頼りになりました。母や義父の時と同じ、家族葬の簡単なものを、息子夫婦の希望の日の11月2日に執り行うことにしました。


まだ父は家の中にいるような気がします。ぐちゃぐちゃの部屋をブツブツ言いながら片付けていたら、戸棚の角でおもいっきり頭をぶつけてクラッとしました。父の仕業に違いありません。掃除は気の遠くなるほど先が見えない規模ですが、のんびり一人でブツブツ言いながら、父を感じながらやっていこうと思います。


一人っ子なので相続争いも無く、早急困ることも無く、平和な日々を送れることを感謝します。


GOOD-BY DADDY! I LOVE YOU SO MUCH!


父はやはり入院しました。


今朝救急車で運んでいただいて、長い長い検査と治療の末入院になりましたが、私も別の病院の予約が入った日だったので、夫にも来てもらって、行ったりきたりして最終的に家に帰ったのが5時頃・・・一息ついたら病院から電話で、すぐ着て欲しいとのこと。脱いだ服をまた着て、車でひとっとび・・・・


教授のお話を聞いて欲しいと言うことで、HCUの病室で待つこと30分。その間いろんな同意書等にサインをしました。先生方がいらっしゃり説明を受けました。


父は調べれば調べるほど色んな臓器が悪くて特に心臓・肝臓の数値がぶっ飛んでいるそうでした。土曜日まで元気だったので、どうしてこんなに急変したのか原因不明でした。ただ、頑張っちゃったんだと思います。お年寄りに多いそうです。脳にもダメージが着始めていて、次第に誰だかわからなくなっていくので、今の内に会わせたい人に連絡してくださいと言われました。


幸い現状の父は痛みが無いみたいなので、救われます。どんな治療方針で行くかの相談もされたので、痛かったり辛い治療で延命はしないで下さいと、お願いしてきました。


父の誕生日は11月10日でもうすぐですが、それまで持つか・・・「再来週誕生日だからケーキ食べなきゃね」って言ったら、にっこり笑ってうなずいていました。


「明日は息子(孫)が来るよ」と言ったらもっとニコニコ顔で喜んでいました。「大好きなんでしょ!」って言ったら大きくうなずきました。


当分最後の親孝行の為、ブログも休みがちになるかもしれませんが、母の時のような後悔は無いように精一杯尽くしてあげたいと思います。