葛藤があるから登っていける | スピリチュアル・エレガンス

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~無意識的生き方から意識的生き方へ~

クライミングってしたことありますか?

ボルタリングともいう、あの色とりどりのポッチに手や足をかけて壁をよじ登っていく、そうこれ↓

 

 

このポッチ、正確にはホールドという名前ですが、これって私たちの人生でいうところの葛藤そのものだなぁとこの間思いました。

 

ホールド(葛藤)がないと登っていけない。

ホールド(葛藤)がないと前に進めない。

 

人生には、葛藤が常にあると思います。

葛藤って一見嫌なことに思えるかもしれないけど、この葛藤を上手に使っていくことで意識は愛の幅を広げていくのです。

 

この間、売れないお笑い芸人さんの話を聞いたのですが、売れている人と一緒に営業に行くと、出される飲み物まで違うとのこと。

その人は、そのことを「信じられますか?!」とものすごく憤りながら話していました。

 

ああ、この人は、「見た目や稼ぎなど表面的に見えるもので決めつけない」「人に優劣をつけない」ということを今、体験しながら学んでいるんだなぁと感じました。

 

きっと飲み物に差をつけて出した人は無意識だと思います。

相手は自分にとってただの演者ですから、彼の真我からのサインによってそのように演じたに過ぎません。

その芸人さん真我(宇宙)が、自分への気付きのためにそのように創ったのです。

 

この辺のところは、自我意識でいるとなかなか納得がいかないところですが、なんせ私たちが生まれてきた目的というのが、意識の幅、奥行きを広げていく、ということなので、一人一人がわざと葛藤を感じる世界を創って、そこから気付いていくシステムが稼働中なのです。

 

体験しないと分からないこと、魂の深部にまで浸み込まないことがたくさんあります。

「体験は大いなる師」だと以前書きましたが、体験すること以上に成長できることってないと思います。

 

その芸人さんはきっと転生の歴史において、平気で人に優劣をつけ態度を変えてきたのだと思います。

もちろんそれが悪いわけではありません。

それはひとつの在り様ですし、誰もがそういう体験は必ずやってきていると思います。

ですがそれは本来の本質の愛の波動とは逆向きの表現になるので、魂としては、やはり気付いて愛に立ち返りたいと願うのです。

ただ、悪気なくやっていればやっているほど、自分自身で気付くことはできません。

だから逆を体験することが必要なのです。

 

彼がこの葛藤を使って、気付きを得ていくことができれば、優劣をつけられることも、つけることも今後の人生においても来世においてもなくなるでしょう。

 

意識が未熟な状態で売れ続ければ、必ずエゴが増長していきます。

何らかの理由で停滞すること、そこに葛藤を感じることは、魂の飛躍の最大のチャンスです。

 

つまり葛藤は、クライミングのホルダー的役割です。

これがないと、登れないどころかダダスベリです。

今の時代の地球に生まれ、そしてこういう話に興味があること自体、人生に葛藤をあれもこれもと盛り込んで「めっちゃ、成長したるでーーー」と意気揚々と生まれてきた魂であることは間違いありません(笑)

 

やる気満々で生まれてきたのに、あまりのキツさに音を上げそうになっている人続出ではありますが、大丈夫です。

 

問題や葛藤は排除すべきものではありません。

そこから気付きを得ていくことで、昇華されていきます。

そのために起こっていることをお忘れなく。

 

『これがあったから気づけたことは何だろう?』

常にそう自分に問いかけてみてくださいね。

 

たくさんの気付きがあるはずです。

小さな気付きでもいいのです。

キュッと自分が縮こまるようなことでなく、心がふわっとほぐれていくような感覚が気付きです。

自分ジャッジではなく、気付いて愛の奥行きを増すために使ってください。

 

順風満帆な人生の人なんて存在しません。

特に霊的に成長しようと決めてきた場合は、見た目には分からなくても、心の中では葛藤というホルダーが現れ、それを使って上に行こう!と決めているはずです。

もちろん人生の中でときどき、本当に葛藤がない休息時間みたいな期間もあります。

ですが、必ず成長していくことを目的として生まれてきているので、葛藤が湧き上がります。

 

安心してください、正常ですよ履いてますよ

 

今日もありがとうございました。

 

 

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