今年のメルセデスのマシン。
特徴なのか何なのか、初日のフリー走行ではそこそこ速そうに見えるのに予選になると4番目くらいのマシンになってしまう。
そんなパターンが続いているのが何とも歯がゆい。
エミリアロマーニャGPでもそうだった。
そしてハミルトンに関しては、予選でラッセルに勝てない状況が続いている。
前戦のスプリントから今回の決勝まで、予選で負けたラッセルを決勝で逆転できているのは素晴らしい事だけど、ね。
今回は抜き辛いイモラサーキット。
ここでハミルトンの決勝ペースは良く、常に誰かの後ろについている展開も増えてきたのは観ていて面白い。
途中コースを飛び出して5秒ほどロスしてしまい、コース上でラッセルをオーバーテイクする場面は観られなかったのが唯一のミスだったと思う。
順位的には8位スタートの6位。
喜べるような結果ではないのだけれど、レースは観ていて楽しいものでした。
リスクの少ない、お手本のようなオーバーテイクや抜群のタイヤマネジメントを今回も観る事が出来たから。
けど、こんなに表彰台にすら乗れないシーズンを過ごすのも、過去一悪い展開なんだよなぁ。。。
決勝でラッセルを逆転できた事と、ハードタイヤでのペースは優勝したフェルスタッペンと同等で、位置が位置ならトップ争いにも絡めたはずだったという点ではポジティブだったけど。
マシンの改善と予選の改善、これに尽きますねハミルトンが復活するためには。
次のモナコは、もっとずっと『抜けない』し、予選がほぼ全てのコース。
最もハイダウンフォースのセットアップで柔らかいタイヤの組み合わせ。
偏ったコースで現役唯一のモナコマイスター(モナコで3勝以上しているドライバー)であるハミルトン。
なんとかならんかなぁ。
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