2024年マイアミGP~オーバーテイクしにくいマシンとコース特性ながら健闘し6位 | 「オーケー・ルイス、ハンマータイムだ」

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いや~ノリスはお見事でしたね!

SCの幸運には若干助けられていましたが、後半のレースペースも安定感も勝者に値するものでした。

初優勝というのも信じられないような感じです。

ハミルトンもあと数周タイヤ交換を遅らせられていれば、、、近い位置で闘えた可能性もありましたね。





中国に続いてスプリントフォーマットでの開催となったマイアミGP。

ここでメルセデスは若干のアップデートを入れたようだが、いつものようにスイートスポットの狭いマシン特性に手を焼いているようだった。


スプリント予選ではラッセルもハミルトンもQ2敗退。

本予選ではQ3進出を果たしたがポール争いからは蚊帳の外、といった感じだ。

時折、例えばQ2なんかはトップに迫るタイムをハミルトンが出したりしていたが、、、とにかく速さに一貫性がない。

結局スプリントも決勝も、ハミルトンはラッセルより少し後ろからスタートする羽目にもなった。





様子が昨今のレースの中では違うな、と思ったのがレースペース。

特にハミルトンは常に誰かを突き回すような、2022年とかによく見た光景で、応援する側としては『行け!行け!』とオーバーテイクの期待を常々かけていられるような内容でした。


特に決勝後半のレッドブル&ペレスが同じタイヤで前を走っていたのに対し、それを突き回しているハミルトンを観た時は痺れましたね!



結果的に

 

スプリントは16位(8位からのピットレーンスピード違反によるペナルティで降格)。

決勝は6位。

と数値の上では思わしくない結果だったのだが、内容は観ていて楽しかったです。


何より今回は両レースともラッセルより後方からスタートして前でゴールだったし、決勝でのレースペースは圧倒的に上回っていた。

ハミルトン自身のポテンシャルが戻ってきている何よりの兆候だと思えた。

そこが何より素晴らしかったですね。



ノリスの優勝も素晴らしかった。

SCによる幸運を見事に活かし、その後のレースでもフェルスタッペンを終始ペースで上回って見せていたから。


ハミルトンも前半のハードタイヤでもう少し粘っていれば、、、と思ってしまいましたが、それは時の運なので仕方ないですね。

フリーエアでのペースは殆ど見られなかったけど、流石にノリスよりは遅かったと思うし、、、いや、もしかしたら。。。

なんてね。



さて次からはどうだろう。

イモラでも継続してアップデートが投入されるらしいし、通常フォーマットに戻るというのもどう転ぶか。


その後はモナコだが、低速コーナーが苦手なメルセデスはどうか。。。



なかなか難しいと思いますが、ハミルトン自身の『調子が良い』パフォーマンスが観れれば、まずはそれが一番かな。

幸運ではなく実力でねじ伏せるような、ね。
 

 

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