これまで何度も
「フランスと日本の違い」
について触れてきました。
例えばつい先日書いた
先週書いた
など。
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その中で、
“フランスはとてもスッキリした
シンプルなデザインが好きで、
日本は、多様性があって
シンプルな中にも
顧客目線の丁寧なデザインが多い
と書きましたが、
簡単に言うと、
フランス、というより
ヨーロッパ全体がかもですが、
デザインなどは
”カッコいい”を重視するわけです。
このデザインは日本人からすると
「確かにカッコいいかもだけど
面白みがない」
と感じる事もあるかも知れません。
そして、基本的に音楽もそうですが
あまり新しくない。
もちろん少しずつは
変わってると思いますが、
「何だこれは！！！」
「斬新だな！」
というものはほとんどありません。
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一方で日本はどうでしょう。
かなり控えめに言っても
相当独特です。
音楽、テレビ、CM
雑誌、ブログですら相当独特です。
フランスには
アメーバブログのような
進んだサービスはありません。
もっと言うと、
相当オリジナリティーがある
という事です。
と言うわけで、
普通の欧米人にとって日本のそれは
あまりに妙で、
日本の音楽が欧米人に
受けないのと同じように
日本のテレビや雑誌は
受け入れ難い
不思議なものに映るのかもしれません。
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なので、
日本のちょっと変わったものは
欧米人には「WTF JAPAN」
（What the fuck Japan）
（まじで！？ 日本！）
と言う名で
よくネットにその様子を
アップしています。
それらを見ると、
そのほとんどは日本人が見ても
妙なものばかり。
欧米人にとって日本は
未知の世界なので、
そこにある種の幻想を抱いている
ケースもありますし、
または、単に”いいね”稼ぎのために
欧米と日本の違いを強調したり、
変な画像を載せたりするわけです。
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そんな中、
“やっぱり日本って独特だなー”と感じたのが、
ワールドカップ、コロンビア戦で
ゴールを決めた大迫勇也選手の
「大迫半端ないって」の話題。
これは、9年前の高校サッカーで
大迫選手の対戦チームのキャプテンが、
その敗戦後のロッカールームで
大迫選手の凄さを称えて言ったセリフ。
それがサッカー界では話題になっていて、
今回、大迫選手の活躍で
クローズアップされて
ちょっとしたブームになってるわけです。
このセリフの文字が入った
Tシャツなども売られているようですが、
そのTシャツにプリントされているのは
大迫選手ではなく、
何と、その言葉を言った方の顔。
いやー、かなり独特です。
多分、このセリフを言った中西さんの
表情が、これまた最高だったからでしょう。
大迫選手の顔ではなく、
中西さんの顔を使うセンス、
こうゆうセンスが欧米人からすると
「WTF JAPAN!!」
なのかも知れません。
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ちなみに、
この「大迫半端ないって」をパロって
テニスの大坂なおみ選手を使って
日清のカップヌードルが
新しいCMを作ったとニュースで見ました。
それがこちら。
大坂なおみ選手は、
知らない方もいらっしゃるかもですが、
いま、日本女子テニス界で
最も注目されてる20歳の若手プレーヤー。
近い将来、
テニスのシングルスで日本人として初めて
世界一位になるであろう、
と私が勝手に予想する選手です。
実は、このCMと同じようなことが
今年のアメリカでの大会で起こりました。
相手選手が、大坂選手と戦っている最中、
コーチに言った一言。
大坂選手にメコメコにされ
意気消沈の中、
「大坂選手が強すぎて何もできない」
と言っているのですが、
こんな事言わせてしまうほど
大坂選手が強い、というわけです。
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話が逸れました、、、
と、このように日本は
かなり独特の世界観があると思うのですが、
思えば2016年に放送された
「逃げるは恥だが役に立つ」のドラマ、
あのエンディングのダンスが
流行ったと思いますが、
こちらもかなり
独特の世界観に感じます。
と、ダンスで言えば、
ちょっと前にユーチューブで
こんなダンスを見つけました。
こちらを見たとき、
かなり衝撃を受けました！
新しい！！！
奥さんに見せたら
「何これ？」と全くだったようで、
フランス人の友人に見せたら
「What the fuck!?」
と言われました。
しかし、私は
「まさに日本文化の最先端！！！」
と思ったわけです。
日本古来の世界観
欧米から伝わった世界観
マンガ文化の世界観
（コスプレなど含め）
それらがミックスし、
独特の世界観を作り、
このようなダンスが
生まれたのだと！
って、大袈裟ですいません、、、
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日本は「逃げ恥」のような
振り付けダンスの文化があり、
この「小豆とぶんけい」さんは
まさにそのエキスパート。
ニコ動で人気だった方のようで、
昨年2月にユーチューブに参戦。
瞬く間に人気を獲得し、
現在約50万人のチャンネル登録数を持つ
人気ユーチューバーなわけです。
私はこの動画を見て、
“日本は相当独特かつ
新しいものを生み出し続けてるな”
と、
大袈裟に言えば、
日本の独特の世界観は、
新しいものがあまりない
欧米の世界観に強烈なインパクトを与え
そのうち世界が真似するようになる日も
来るかも知れない！
と思ったわけです。
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ちょっと今日は
話が大きくなりすぎました。
長くなったのでこの辺にします！
では！！