ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

過去、4回にわたって、

近年、話題になっている経営書、

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

を紹介してきました。

 

この本では、

ケン・ウィルバー

という思想家の

インテグラル理論に基づき、

 

「個人」「人類」「組織」

の発達段階を、

7段階の色で分けて解説しています。

 

すなわち、

7、ティール(進化型)

6、グリーン(多元型)

5、オレンジ(達成型) 

4、アンバー(順応型) 

3、レッド(衝動型) 

2、マゼンタ(神秘的) 

1、無色(受動的)

 

の7段階です。

 

最上位にある、

7、ティール(進化型)

を、前回から紹介しています。

 

(前回からの続きです)

 

「人生は、自分の本当の姿を明らかにする旅」

 

これ以前の段階では、

愛や名声や成功を追い求めていくと、

ゆっくりと、しかし確実に、

私たちが、

「他人の顔を身にまとう」ようになってしまう。

 

ティール(進化型)パラダイムでは、

内面の正しさを求める旅を続けると、

自分が何者で、

人生の目的は何か、

という内省に駆り立てられる。

 

人生の究極の目的は

成功したり愛されたりすることではなく、

自分自身の本当の姿を表現し、

本当に自分らしい自分になるまで生き、

生まれながらに持っている才能や使命感を尊重し、

人類やこの世界に役に立つことなのだ。

 

ティール(進化型)パラダイムでは、

人生とは自分たちの本当の姿を明らかにしていく

個人的、集団的な行程と見られている。

そうですね、

私も、他人の顔を身にまとってることが

実際、多いかもしれません・・・

 

ティール(進化型)パラダイムは、

心理学者マズローのいうところの、

ピラミッドの最上部、すなわち、

「自己実現」の段階と同じだといいますが、

この段階まで達すると、

「外面」ではなく、

「内面」の声に従うようになるんですね。

 

ただし、

この段階まで達するのは、

「内面」を見つめるだけでは不十分で、

その前の段階として、

俗世間の波にのまれて、

もがきまくる「経験」も必要だと思います(^^;

 

「強さの上に人生を築く」

 

人生を

「自分の本当の姿を明らかにする行程」

だととらえれば、

自分の限界を現実のものとして冷静に見つめ、

目に入るものを心穏やかにとらえることができる。

 

人生とは、

自分の中にもともと素養がないものに

無理をしてなろうとすることではない。

私たちはまた、

周囲の人々や状況には何が足りないか、

あるいは何が間違っているか、

といったことではなく、

そこに存在するもの、

美しいもの、可能性に注意を向けるようになる。

決めつけよりも、

思いやりと感謝を優先する。

 

心理学者たちは、

「欠点を見る」のではなく

「長所を生かす」

というパラダイム変化が起こっている

と指摘する。

 

これは経営から教育、

心理学からヘルスケアなど、

さまざまな分野でゆっくり深く進行している。

たしかに、

「欠点を見る」のではなく

「長所を生かす」

というパラダイム変化

は、少しづつですが、

世の中全体で進行していると感じます。

 

会社組織では、

たとえば、

管理職登用試験のアセスメント(評価)などでは、

まだまだ、啓発点という名の課題

(足りないところ)を示されて、

その克服を求められることが多いです(^^;

 

しかし、上司や先輩から、

いわゆる「ダメ出し」をされて、

その悔しさをバネに頑張る!

といった指導は少なくなった気がします。

 

「ヨイ出し」をされた方が、

人は伸びますね(^^)

 

学校教育でも、同じだと思います。

 

「逆境に優雅に対処する」

 

人生を発見の行程だと考えれば、

人生で出遭う挫折や失敗、

さまざまな障害に潔く対処できる。

 

「この世の中に失敗などは存在しない。

ただ自分自身や世界の奥底にある

本当の姿に近づくための経験にすぎない」

 

という精神的な悟りへの入り口を

つかむことができる。

 

これ以前の段階では、

人生に立ちはだかる障害物

(病気、ひどい上司、うまくいかない結婚生活)

は、サイコロの悪い目、

不運とみなされる。

 

怒りや恥ずかしさ、

他人を責める気持ちでこれらに向き合うと、

他人ばかりではなく、

自分自身からも離れてしまう。

 

一方、

ティール(進化型)パラダイムでは、

人生における障害物とは、

自分自身とは何か、

世界とは何かを学べるよい機会なのだ。

なるほど・・・

 

逆境に対して、

どのような「反応」をするか、

 

その時が、まさに、

「自分自身とは何か」

「ほんとうの自分とは何か」

を体現する瞬間なんですね。

 

「逆境に優雅に対処する」

 

いい言葉ですね(^^)

 

難しいけど、憧れます(^^;

 

--------------------------------

 

次回に続きます。

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました。

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

3回にわたって、

近年、話題になっている経営書、

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

を紹介してきました。

 

ポイントだけ振り返りますね。

 

この本では、

ケン・ウィルバー

という思想家の

インテグラル理論に基づき、

 

「個人」「人類」「組織」

の発達段階を、

7段階の色で分けて解説しています。

 

すなわち、

7、ティール(進化型)

6、グリーン(多元型)

5、オレンジ(達成型) 

4、アンバー(順応型) 

3、レッド(衝動型) 

2、マゼンタ(神秘的) 

1、無色(受動的)

 

の7段階です。

 

今まで1から6まで紹介して、

ずいぶん引っ張ってしまいましたが、

今回、いよいよ、

タイトルでもある、

7、ティール(進化型)

を紹介いたします。

 

結論から申し上げますと、

ティール組織とは、

 

1、自主経営(セルフマネジメント)

2、全体性(ホールネス)

3、存在目的

 

の3つを突破口(ブレイクスルー)とした、

「生命体」型組織のことです。

 

その、ティール組織を運営するために、

リーダー自身が、

ティール(進化型)の段階まで

進化する必要があるのですが、

では、ティール(進化型)とは、

どういう状態を指すのか?

 

心理学者マズローの、

欲求段階説(欲求5段階説)

でいうと、

ピラミッドの最上部、

「自己実現」の段階と同じだといいますが、

本誌から引用していきますね。

 

「エゴを失う恐れを抑える」

 

(中略)

 

自分のエゴを一定の距離を置いて眺めると、

その怖れ、野心、願望が、

いかに自分の人生を突き動かしているのかが見えてくる。

支配したい、自分を好ましく見せたい、

周囲になじみたい、

といった欲望を最小化するすべを得る。

 

もはや自分のエゴに埋没しておらず、

自分の人生がエゴを失う恐れによって

反射的に振り回されることはない。

 

このプロセスの中で、

私たちはほかの、

自分自身の深い部分にある知恵に

耳を傾けられるようになる。

なるほど、

言われてみれば、私、

たしかに、怖れ、野心、願望が、

自分の人生の多くを突き動かしていると思います・・・

 

エゴに、どっぷりつかっております(^^;

 

私の場合、エゴをなくすことは、

とてもできそうもありませんが(^^;

距離を置いて眺めることならば、

できるかもしれません。

 

それでも、なかなか難しいですが(^^;

少しずつ・・・

 

怖れに置き換わるものは何だろう?

人生の豊かさを信頼する能力だ。

 

私たちに古くから伝わるさまざまな知恵は、

生き方の本質は二通りあるという

深遠な心理を前提にしている。

 

それは、

「怖れと欠乏感にまみれた人生か、

信頼と潤沢に満ちた人生か」

というものだ。

 

ティール(進化型)の視点を持つと、

この大きな隔たりの間を横断し、

人々や物事を支配したいという欲求を

抑制できるようになる。

 

予想外のことが起こっても、

あるいは間違いを犯しても、

物事はいつか好転し、

そうでないときには、

学び成長する機会を

人生が与えてくれたのだと

考えるようになる。

人間の行動の動機は、

突き詰めていくと、

「愛」か「怖れ」

のどちらかしかないといいます。

3つの真実より)

 

別の本だと、

「愛」か「不安」

という表現になりますが、

神との対話1より)

同じだと思います。

 

たしかに、

私自身、振り返ってみても、

行動の動機は、

「愛」か「恐れ」(不安)

のどちらかに振り分けられます。

 

たとえば、

今、ブログを書いているのは、

私にとって、

単純に楽しい行為なので、

「愛」が動機ですね(^^)

 

では、「怒り」は?

 

どちらでもないのではないか。

 

いや、

「怒り」は、

「怖れ」(不安)からくるんですね。

 

たとえば、

部下や、子どもが、

こちらの思い通りにならなくて、

「怒り」の感情が湧いてきたときは?

 

部下に、

なめられているのではないかという、

怖れ(不安)。

 

部下が失敗したら、

責任を取らされるのではないかという、

怖れ(不安)。

 

子どもが何かやらかすと、

私が悪く思われるのではないかという、

怖れ(不安)。

 

あるいは、

子どもの行動が、

自分が抑圧しているシャドーの部分を刺激するという、

怖れ(不安)。

 

などなど、

怒りは、すべて怖れ(不安)の感情からくるんですね。

 

まずは、自分が、

「怖れているんだ」

「不安なんだ」

ということを自覚して、気づくことが、

怒りの感情に振り回されない秘訣だと思います。

 

ちょっと話がそれかけていますが(^^;

 

「人々や物事を支配したいという欲求」

も、怖れ(不安)からくるんですね。

 

そう考えると、

たしかに、

「人生の豊かさを信頼する能力」

があれば、

言い換えると、

「愛」が動機の選択を増やせば、

怖れの感情は軽減するかもしれませんね。

 

心がけていきたいです。

 

「コンパスとしての隠れた正しさ」

 

私たちがエゴに埋没していると、

外的な要因

(ほかの人々が何を考えているのか、

どのような結果が達成できるのか)

によって判断が左右されがちになる。

 

(中略)

 

ティール(進化型)では、

意思決定の基準が

外的なものから内的なものへと移行する。

自分の内面に照らして正しいかどうか、

つまり、

「この判断は正しそうか?」

「私は自分に正直になっているか?」

「自分がなりたいと思っている理想の人物は

同じように考えるだろうか?」

「私はこの世界の役に立っているだろうか?」

を重視する。

 

エゴを失う恐れが少ないので、

一見危険に思える意思決定ができる。

どんな結果になるのかをすべて考慮しなくても、

内面の奥底にある確信に沿っているからだ。

なるほど・・・

内的な価値観、

すなわち、

内的なコンパスが、

しっかり確立できれいれば、

ブレないんですね。

 

私は、まだまだ、

外的な影響を受けて、

ブレまくることが多いですが。

(とほほ・・・)

 

ティール組織(進化型)のリーダー像には、

ほど遠いですが(^^;

一歩ずつでも、

近づいていきたいです。

 

次回に続きますね(^^;

 

今回も、最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回、前々回と、

近年、話題になっている経営書、

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

を紹介しています。

 

この本では、

ケン・ウィルバー

という思想家の

インテグラル理論に基づき、

 

「個人」「人類」「組織」

の発達段階を、

7段階の色で分けて解説しています。

 

7、ティール(進化型)

6、グリーン(多元型)

5、オレンジ(達成型) 

4、アンバー(順応型) 

3、レッド(衝動型) 

2、マゼンタ(神秘的) 

1、無色(受動的)

 

前回までに、

1~6までの発達段階を、

順を追って、

簡単に紹介してきました。

 

前回、解説した、

6、グリーン(多元型)

は、端的にいうと、

多様性と平等と文化(価値観)

を尊重する段階です。

 

かなり進化した段階ですが、

弱点もあります。

 

たとえば、組織ですと、

「権利の乱用」が始まる、

「実践的な対案」をなかなか作りだせない、

といったところです(^^;

 

次の、

7、ティール(進化型)

を解説する前に、

著者は、注意を促しています。

 

この、段階的に進化していくという発想は、

レッテルをはったり、

優劣を問うものではないということです。

 

たとえば、

内乱が起こって、暴徒に家を襲われたら、

3、レッド(衝動型) 

のパラダイム、

 

すなわち、現代だと、

マフィアやギャングのように、

カと恐怖で対応せざるを得ない、

ということもあるといいます。

(そりゃそうですね)

 

また、

認知面、倫理面、心理面、社会面、精神面など、

それぞれの次元によっても違うといいます。

たとえば、

オレンジ(達成型)の認知能力を身につけて、

革新的なビジネスに取り組んでいながら、

精神面では、

アンバー(順応型)の

キリスト教原理主義を信奉しているのかもしれない。

たしかに、

どの面をみるのかによりますね。

 

ただし、

どの面を見るにしても、

段階が上がるときは、

 

「前の段階を内包して、

それを超える」

 

ということです。

 

言い換えると、

順番に、ひとつずつしか進化できない。

飛び越えて進化することはできないのです。

(前出のように、戻ることはできますが)

 

何か、奇跡がおこり、

アンバー(順応型)から、

オレンジ(達成型)を飛び越えて、

一気に、グリーン(多元型)に到達する!

ということはないのです。

 

たとえば、個人の場合ですと、

小学生が、

思春期、青年期を経ないで、

いきなり、

落ち着いた中年のような、

成熟した境地に達することはないですよね。

(あったとしても、かなり無理がある・・・)

 

う~ん、

甘くはない(^^;

 

前回、紹介した、

心理学者マズローの、

欲求段階説(欲求5段階説)

も考え方は同じです。

 

たとえば、

「安全の欲求」が満たされたあとは、

次に、「所属と愛の欲求」

が満たされる必要がある。

 

それを飛ばして、

「承認欲求」を得ようとしても、

空回りしてしまうというわけです。

 

ケン・ウィルバーは、

トランスパーソナル心理学でも有名ですが、

そこでは、

人間の精神の発達プロセスを、

3段階に分けて説明しています。

 

1、プレ・パーソナル

2、パーソナル

3、トランスパーソナル

 

1、プレ・パーソナル

は、自我を確立する前の、

心理的に未成熟な段階。

 

幼児的な万能感が、

まだ残っています。

 

2、パーソナル

は、自我を確立する段階。

 

万能感を手放し、

「思い通りにならないことへの耐性」

を身に着け、

地に足をつける段階です。

 

3、トランスパーソナル

は、人格的に成熟に至る段階。

 

ティール組織でいうと、

7、ティール(進化型)。

 

マズローの欲求段階説でいうと、

ピラミッドの最上部、

「自己実現」の段階ですね。

 

ただし、この、

3、トランスパーソナル

の境地に至るのは、簡単ではない。

 
前提として、
2、パーソナル
の段階で、
しっかりと自我を確立する必要があるんですね。
 
すなわち、
幼児的な万能感を手放す。
 
思い通りにならないことを経験し、
耐性を獲得し、
現実という大地に、
しっかりと足をつける。
 
それがあって、
次の段階として、
はじめて、
3、トランスパーソナル
の境地、
 
すなわち、
共感能力が高く、
慎み深く、謙虚。
 
人生に深い信頼感を持っている。
 

という成熟した段階に飛躍できるのですね。

 

ケン・ウィルバーは、

安易なスピリチュアルの考え方で、

いきなり、トランスパーソナルの境地を目指すのは、

「危険である」

「甘いワナである」

と述べています。

 

パーソナル(自我の確立)ができていないうちに、

トランスパーソナル(自己実現)の段階を目指しても、

空回りしてしまうどころか、

下手をすると、

プレ・パーソナル(自我が未成熟な状態)

に退行してしまう恐れがあります。

 

現実逃避的になってしまったり、

精神が不安定になってしまったり・・・

 

ちなみに、

何を隠そう、

私も、実はそのような傾向がありまして(^^;

 

まだ、パーソナル(自我の確立)すら十分でないのに、

スピリチュアル本や自己啓発本を読んだだけで、

 

「トランスパーソナルの境地に達した!」

 

と勘違いしてしまうことがあります(^^;

 

本当に、その境地に達するまでには、

頭で理解するだけではなく、

実生活の中で、

実践を繰り返し、試行錯誤しながら、

コツコツ体験を積み重ねていくしかないのだと思います。

 

ちなみに、

自己判断ですが、

私の発達段階は・・・

 

6、グリーン(多元型)

を目指してはいますが、

実際は、

5、オレンジ(達成型) 

の俗物世界にどっぷりつかっていて、

下手すると、

4、アンバー(順応型) 

になることも意外に多いという・・・

 

まだまだ、オレンジの世界で、

修行が必要なようです(^^;

 

本題の、

7、ティール(進化型)

の説明に入る前に、

ちょっと横道にそれてしまいました(^^;

 

自戒を込めて・・・

 

次回(笑)、

7、ティール(進化型)の解説をしますね。

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

前回から、

近年、話題になっている経営書、

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

を紹介しています。

 

この本では、

ケン・ウィルバー

という思想家の

インテグラル理論に基づき、

 

「個人」「人類」「組織」

の発達段階を、

7段階の色で分けて解説しています。

 

7、ティール(進化型)

6、グリーン(多元型)

5、オレンジ(達成型) 

4、アンバー(順応型) 

3、レッド(衝動型) 

2、マゼンタ(神秘的) 

1、無色(受動的)

 

発達段階といえば、

心理学者マズローの、

欲求段階説(欲求5段階説)

が有名ですよね。

 

ピラミッドの階層になっているやつです。

どこかでご覧になった方も、

多いのではないでしょうか。

 

それを当てはめますと、

 

7、ティール(進化型)=自己実現の欲求

6、グリーン(多元型)

5、オレンジ(達成型)=承認(尊重)の欲求

4、アンバー(順応型)=所属と愛の欲求 

3、レッド(衝動型) =安全の欲求

2、マゼンタ(神秘的)=生理的欲求

 

となります。

 

今回紹介する、

6、グリーン(多元型)

は、承認欲求の上のほうではありますが、

まだ自己実現には届いていないんですね(^^;

 

前回は、オレンジ型(達成型)

の光と影を紹介しました。

 

自由な実力社会で、

進歩をもたらす反面、

 

未来の目標達成に目が行きがちで、

いま・ここ、で、

なかなか感謝の気持ちが湧きにくい。

 

欲望に際限がなく、

いつも満たされない感じがする。

 

競争社会では、

一部の人以外は、成功者になれない。

 

といったところです。

 

で、次の段階の、

6、グリーン(多元型)

とは何か?

 

多様性と平等と文化(価値観)を尊重する。

 

仕事の成果よりも、

人間関係の方が価値が高い。

 

自社を家族ととらえる。

例)サウスウエスト航空

 

ポストモダンの学術思考、

非営利組織、

社会事業家、

地域社会活動家

の中に多くみられる。

 

ボトムアップを重視し、

組織のリーダーの場合は、

いわゆるサーバントリーダー。

(部下に耳を傾け、権限を委譲し、

動機づけ、育てる)

 

といったところが特徴です。

 

個人の成長段階では、

青年期を過ぎ、中年になり、

ちょっと落ち着いてきたイメージでしょうか。

 

ちなみに、

サーバントリーダーは、

私の理想像でもあります(^^;

(でも、実際は、

なかなかうまくできませんが…)

 

こう列挙すると、

これからの時代の、

よきモデルのような気もしますが、

 

やはりグリーン(多元型)にも

弱点はあります(^^;

 

「権利の乱用」

が始まるのと、

「実践的な対案」

をなかなか作りだせないということです。

 

あらゆる考え方は平等に扱われるべきだ、

という立場になると、

だれかがグリーン(多元型)パラダイムの

寛容性を悪用して、

とんでもないアイデアを提案してきたときにも、

平等に扱わなければならないことになってしまう。

 

グリーン(多元型)が兄弟を愛するような気持ちで

何かを差し出しても、

自己中心的なレッド(衝動型)からはもちろん、

確実さを求めるアンバー(順応型)からも、

グリーン(多元型)を理想主義と考え軽蔑する

オレンジ(達成型)からも

何かが返ってくることはほとんどない。

そうなんです。

これは、たしかに、

ありますね(^^;

 

グリーン(多元型)は、

ちょっと理想主義的なところがあって、

これを貫くと、現場が混乱することが、

あると思います。

 

私は、グリーン(多元型)のマネジメント

に憧れますが、

実際は、なかなかうまくいかず、

やはり、基本はオレンジ(達成型)、

意外と多いのが、アンバー(順応型)、

下手すると、レッド(衝動型)(^^;

のマネジメントになっていることが多いです(^^;

 

たとえば、

「利益」か「価値観」の

どちらかを選ぶといった場合、

グリーン(多元型)の組織であれば、

「価値観」を優先しますが、

オレンジ(達成型)の組織は、

「利益」を優先する。

 

私なら、

う~ん・・・

 

「利益」を優先することが、

多いかもしれません(^^;

 

私個人のレベルもありますが、

やはり、組織の風土が、

まだオレンジ(達成型)なんだと思います。

 

サウスウエスト航空のような、

「自由」のビジネスを手がけけている

という明確な価値観、

すなわち、

 

「乗客は、低料金がなければ、

行けなかったはずの場所に行けるようになる。

自分たちの会社はその手伝いをしている」

 

といった、明確な価値観、

目的意識で動いている会社もあるようですが、

それでうまくいっているところは、

まだ少数のようです。

 

実行するには、

意外と難易度が高いグリーン(多元型)。

 

かなり進んだ発達段階だと思いますが、

さらなる進化系があるんですね。

 

マズローの、

欲求段階説(欲求5段階説)

でいう、

「自己実現」の欲求の段階、

 

すなわち、

7、ティール(進化型)

です。

 

次回に続きますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回は、

今、話題の経営書、

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

を紹介します。

 

この本、かなり分厚くで、

一瞬、ひるんでしまいますが(^^;

単なる経営書ではなく、

個人が「よりよい人生」を歩んでいくためにも、

示唆に富んだ内容です。

 

したがって、

ビジネスマンや経営者でない人でも、

有益だと思います(^^)

 

難解な部分もあり、

正直、よくわからないところもありますが、

知的好奇心が掻き立てられる、

とても面白い本です。

 

まず、私が、

面白いと思ったのは、

 

「個人」の発達段階と、

「人類」の発達段階と、

「組織」の発達段階を、

合わせて説明しているところです。

 

「個人」の発達段階は、

発達心理学

をベースにしています。

「人類」の発達段階は、

ケン・ウィルバー

という思想家の

インテグラル理論がベースになっています。

 

そこから、

ひとつの仮説が導き出されています。

 

はるかに長い時間をかけた人類の

意識の進化・発達と、

ひとりの人間が生まれてから死ぬまでの

意識の成長・発達は、まったく同じ段階構造をたどる。

 

実存的変容 人類が目覚め「ティールの時代」が来る

より引用)

最初は、

えっ、それは、ちょっと強引では?

と感じましたが、

読んでいくと、

たしかに、そうかも。

と思えてきます。

 

その段階的構造が、

7段階で色に分けられています。

 

7、ティール(進化型)

6、グリーン(多元型)

5、オレンジ(達成型) 

4、アンバー(順応型) 

3、レッド(衝動型) 

2、マゼンタ(神秘的) 

1、無色(受動的)

 

1、から簡単に解説していきますね。

 

1、無色(受動的)

 

は、人類の歴史だと、紀元前10~5万年頃。

血縁関係中心の狩猟の時代ですね。

「自己と他者」という区別がない。

 

個人の一生だと、

生まれたばかりの赤ちゃん。

自己の概念が、

まだ母親と完全に区別されていない段階です。

 

2、マゼンタ(神秘的)

 

は、人類の歴史だと、1万5千年前。

組織は、数百人の人々で構成される部族へと拡大。

 

「自己と他者」の区別が始まるが、

世界の中心は自分。

因果関係の理解が不十分で、神秘的。

 

個人の一生だと、生後3~24か月。

「感覚運動差異」や「感情差異」

を獲得する大切な時期だといいます。

 

(ちなみに、この時期は、

発育段階で最も大切な時期で、

適切な愛情が与えられないと、

のちに、パーソナリティ障害などの

弊害がでる可能性があると、

学んだことがあります)

 

3、レッド(衝動型)

 

は、人類の歴史だと、約1万年前から。

原始的な王国が出始めた時期であり、

組織生活の最初の形態。

 

自我(エゴ)は完全に目覚めており、

自他の区分、単純な因果関係は理解でき、

分業が成立。

 

統治のやり方は、カと恐怖による支配。

現代だと、マフィアやギャングなど!

 

個人の一生の中では、

幼児の段階でしょうか。

 

感情をまだ十分に抑制できないため、

かんしゃくを起こしたり暴力を振るったりすることで

自分の欲求を表現することも多く、

たいていは

他者の感情に気づかない。

とあります。

幼児が、マフィアやギャングと同じ段階というのは、

ちょっと笑えますが(^^;

ある一面では、たしかにそうかもしれませんね。

 

4、アンバー(順応型) 

 

は、人類の歴史だと、4千年前~。

メソポタミア文明の頃からですね。

 

農業、国家、文明、官僚制へと移行します。

時代の流れによる因果関係を理解し、

計画が可能になります。

規則、規律、規範による階層構造が誕生。

 

教会や軍隊などの元になり、

今の組織でいうと、

役所、学校なども含まれるようです。

 

個人の一生だと、

公教育が始まる時期、

小学生くらいでしょうか。

 

日本でいうと、

士農工商の江戸時代は、

この順応型の成熟したパターンだと思います。

 

レッドの時代よりは、

かなり安定した形態ですが、

難点は、保守的になりがちなのと、

排他的なところだと述べられています。

 

5、オレンジ(達成型)

 

いよいよ、

現代社会(先進国)

で主流の段階まで来ました!

 

人類の歴史だと、

ルネサンスの時代から萌芽はありましたが、

第二次世界大戦以降から飛躍的に拡大し、

現代では、

大半のビジネスと政治のリーダーにとって、

このオレンジ(達成型)の世界観が

支配的だといいます。

 

達成型、いわば実力主義のことですね。

 

個人の一生だと、

思春期から青年期でしょうか。

 

しがらみから脱却して、

競争社会で、自分の可能性を試す時代。

 

人生の目標は、

前に進むこと、

社会に受け入れられる方法で成功すること、

自分に与えられたカードで最後まで

全力を尽くすことになる。

現代日本では、

個人でも、会社組織でも、

このパラダイムが主流ですね。

(うちの会社もそうです(^^;)

 

組織だと、

特に、グローバル企業

(ウォルマート、ナイキ、コカ・コーラ)

が代表例だといいます。

 

目標達成のための経営。

何をするのかは、上が決める。

どうするのかは、個人の裁量。

 

前の、レッド(衝動型)や

アンバー(順応型)の時代に比べれば、

自由が認められており、

かなり進化していると思いますが、

光があれば影がある。

やはり、いくつかの難点があります。

 

私たちは、出世する、

人生の伴侶を見つける、

新しい家にに引っ越す、

新車を買うといった

目標を達成すると幸せになるはずだ、

という前提で生活している。

 

オレンジ(達成型)パラダイムでは、

自分で定めた目標を達成するために

何をすべきかを考えることに夢中になって、

事実上未来に生きている。

 

今の瞬間を振り返り、

オレンジ(達成型)の視点を持てたことで得た

利益と自由に感謝することはほとんどない。

そうですね。

たしかに、

目標を達成するために生きていると、

未来にばかり視点がいってしまい、

「いま・ここ」を感じられないですね。

 

「感謝」の気持ちも湧きにくく、

つねに欠乏感で満たされないかも。

 

基本的欲求の大半が満たされると、

企業は次第に

「ニーズを創り出そう」とし、

私たちが本当に必要としないもの

(所有物、最新のファッション、若々しい肉体)

が増えるほどに幸せになれるという幻想を

人びとの間に膨らませようとする。

これは、

実際、ありますね(^^;

(いずれ、行き詰りそうですが)

中年の危機は

オレンジ(達成型)組織に

典型的に見られる疾病だ。

 

中年期にいる人は、

20年にわたって成功ゲームに参加し、

厳しい競争社会を戦ってきた。

そして今、

自分がトップにはたどりつけないこと。

あるいはトップになることが

すべてではないことに気づいたのだ。

 

(中略)

 

そもそも仕事の意味は何なのかと疑問を持ち、

もっと別のことを望む人が現れる。

 

そうなんですね。

このパラダイムを追求しても、

多くの人は、満たされないんですね。

 

一部の「勝ち組」以外は、

成功者とみなされない。

 

では、次の発達段階は何なのか?

 

6、グリーン(多元型)

 

ですが、すみません、

長くなりましたので、次回に続きますね(^^;

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)