ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
古宮昇先生の著書、
から、
「人間の心のなりたち」
の中で、
人間、誰もが持つ、
4つの深く強烈な心理的衝動
(1)自己実現を求める衝動
(2)無条件の愛を求める欲求
(3)「自分を表現したい」と求める衝動
(4)「傷つきたくない、変化するのは怖い」と求める衝動
の(1)から、
紹介、解説をしています。
前回からの続きです(^^;
自己実現をもとめる衝動、
すなわち、
自分の価値の高いことで、
困難を乗り越えて成長したい!
という衝動は、
本来、だれもが持っているものですが、
それが抑えつけられてしまうケースがあります。
「過保護」な養育です。
なぜか?
ちょっと極端なケースですが、
子どもが何でも一番にならないと、
学校に抗議しに来る
お母さんの例が紹介されています。
たとえば、
絵画コンクールで、
金賞に選ばれないと、
抗議する。
クラスの劇では、
主役でないと、
抗議する。
お母さんの抗議が
あまりにも執拗なので、
学校は、〇〇くんに、
いつも金賞を与え、
主役をさせるように
なったそうです・・・
あなたに、
そんな〇〇くんの苦しみが
想像できるでしょうか。
彼は、
お母さんから
失敗や挫折の危険を
奪われたために、
自分の力で成功する
チャンスを失っているのです。
金賞を取っても
成功した喜びは
ありません。
自分の力で
つかみ取った
金賞ではないからです。
たしかに、
これは苦しいですね・・・
〇〇くんは、
もしそのまま育てば、
人々を攻撃して
人間関係のゴタゴタを
繰り返し起こす
大人になるでしょう。
また、家庭では、
いつかお母さんに対して
ひどく反抗的になるでしょう。
なぜなら、
お母さんは
ありのままの
〇〇くんを受け入れる
ことができず、
優秀でなければ
認めないからです。
しかし、
彼のお母さんには、
なぜ彼が反抗的になるのかは
理解できないでしょう。
なぜなら、
すべて〇〇くんのためにと思って、
一生懸命にやってきたからです。
そうなんです・・・
お母さんは、
あくまで、
息子さんのためを思って、
やっている。
息子さんも、
それがわかっているから、
不満を表現しにくくなる・・・
(いずれ噴出しますが)
別の例では、
子どもができることを、
親がしてしまったり、
「あれをしてはいけません、
これをしてはいけません」
と子どもを不安にして委縮させてしまう
ケースが紹介されています。
そういう親から、
子どもは次のような
メッセージを受け取ります。
「あなたは能力がないから
私が必要です」
このメッセージは
子どもの成長に
重大な影響を及ぼします。
自信がなく、
他人に依存せざるを得ない、
不安の高い子どもに
なりかねません。
親が、
そのような形で
子どもを傷つけてしまうのは、
親のなかにある
愛情飢餓感が
一因だと思います。
子どもの関心を集めないと、
寂しくて仕方がないのです。
(中略)
親の中に、
愛情飢餓感がある。
親自身も、子どもの頃に、
傷ついているんですね・・・
学校に行けない、
会社に行けない、
就職活動ができない、
自信がない、
そのような
大人や子どもの多くが、
ここにお伝えしている、
自分の道を自分で拓き、
自分のしたいことに挑戦し、
自分の人生を
自分らしく生きる、
という自己実現のチャンスを
奪われてきた苦しみを
抱えているように、
私には思えます。
すべて、これが原因とは、
限らないと思いますが、
たしかに、
該当するケースも多いのではないかと、
私も考えます。
ただし、
念のため、申し上げておきますが、
これを読んでいる親御さん、
くれぐれも、
自分の子育てを後悔したり、
ご自分を責めたりは、
しないでくださいね(^^;
古宮先生も、おっしゃっています。
もっとも、
完璧な親などいませんし、
完璧な子育てもありえません。
だから、
親は誰だって
子どもを傷つけることがあるし、
誰もが子どものころに
親から傷つけられて育ちました。
私たちが傷ついたのは
私たちの落ち度ではありません。
ただ、
それを解決し成長するのは、
私たち自身の責任です。
私たちは、皆、
程度の差こそあれ、
傷を持っています。
その傷が、
すべて悪いわけではありません。
その傷をなんとかしようとして、
そこから、
自分の最高価値が見つかることも
あると思いますし、
少なくとも、
人の痛み、苦しみには、
共感できるようになります。
もし、仮に、
100%親の無条件の愛を受けて
育ったとしたら、
(そんな人はいないと思いますが(^^;)
人の痛み、苦しみ、
闇の部分がまったく理解できない、
ある意味、
「困った人」
になってしまうかもしれません(^^;
ただ、
傷をかかえて生きるのが、
あまりにも、辛い時があります。
何が傷かは、よくわからないけど、
なぜか、生きづらさを感じる時も、
あったりします。
そんなときに、
共感的カウンセリングが、
必要とされるのだと思います。
あなたに、寄り添って、
あなたの思いを、
なるべく、あなたの身になって理解し、
無条件に受け入れ大切に思う。
私は、そんなカウンセラー、
メンタルコーチでありたいと思います。
最後までお読みくださいまして、
有り難うございました(^^)
次回は、
(2)無条件の愛を求める欲求
を紹介、解説しますね(^^;
