ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
前回から、
先日4月13日に逝去された、
遺伝子研究の世界的権威、
筑波大学名誉教授で科学者の
村上和雄先生
の本を紹介しています(^^)
前回は、
という本を紹介しましたが、
今回は、
という本を、
紹介・解説していきますね(^^)
この本のキャッチには、
「素直で正直、
器が大きなアホであれ!」
という言葉が使われています。
たとえば、
「笑い」について
私の研究分野は
生命科学ですが、
むずかしい学問を
しているわりには、
私にはちょっと
おっちょこちょいや
軽薄なところがあって、
専門である
遺伝子と笑いの研究を、
あの〝お笑いのメッカ"
である吉本興業と組んで
大まじめに行っています。
その研究では、
糖尿病の患者さんに
漫才を聴いてもらい、
さんざん笑ったあとで
血糖値を測る。
すると、
その数値がグンと下がった
などといった
実験結果を得ています。
つまり、
笑いは薬、
それも
「副作用のない薬」
であることが
わかりはじめているのです。
吉本と組んで研究とは、
本格的です!
よく、
「病は気から」
といわれますが、
それが、
実験で証明されたんですね(^^)
やはり、
心と体は
つながっているのだと思います。
本書には、
「ブラシ―ボ(偽薬)効果」
についても触れられています。
偽薬でも治ることがあるという、
「思い込み」
の効果ですね。
もちろん、
ブラシ―ボ効果は、
万能ではありませんが、
人間には、
もともとの自然治癒力、
それによって、
遺伝子のスイッチがONになるということが
あるのだと感じます。
ちなみに、
この本の中で、
映画バッチ・アダムス
が紹介されています(^^)
私の好きな、
ロビン・ウィリアムズさんが主演の映画です。
“ユーモアによる治療が重要”
という説を実践し、
医学界の常識を覆した
医学生パッチ・アダムスの
半生を描いた映画。
ということですが、
私はまだ観たとこがありません。
近いうちに観てみたいと思います(^^)
村上先生は、
この本のプロローグで
こう述べています。
「人はみな
泣きながら生まれてくる」
とシェークスピア
はいいました。
それほど
人が生きていくことは
苦しい行為であると
いうことでしょう。
「人が生きていくことは
苦しい行為である」
五木寛之さんも、
同じことをおっしゃっていました。
たしかに、
これが、現実だと、
私も思います。
しかし、
だからこそ、
―どうせこの世に
生きるのなら―
しかめ面よりも
笑顔を、
泣くよりも
笑うことの多い人生を
選ぶ必要があると
思うのです。
同感です(^^;
こういうと、
アホなことをいうな、
そういうバカみたいに
笑っていられるかと
お叱りを受けそうです。
しかし、その
「苦しいときこそ
笑っていられる」
ようなアホやバカが、
いまこそ必要なのだ
ということを、
私はこれからこの本で
述べたいのです。
笑いが減るのと
並行するように、
世の中に利口な人が
増えました。
頭の回転が速く、
目先のことに鼻がきいて、
機を見るのに敏。
人に先行して、
競争に強く、
無駄や抜け目がなく、
合理的かつ効率的で、
どんな問題も
すばやく解いて、
決められた道を
最短距離でいくことが得意。
いわば、
そんな人たちです。
たしかに、
このような人が、
世の中、
幅を利かせているような気がします。
特にビジネスでは、
必要な要素でもありますし、
もちろん、
悪いことではありませんが・・・
しかし、
そういう利口な人たちを
見ていて
気づくことがあります。
一つは、
その利口や
かしこさのスケールが
どこか
「小さい」
点です。
頭は切れる、
学歴も高い、
知識も豊富だ。
しかし、
ヘンに世間知らずだったり、
人間関係が結べなかったり、
人の心の機微に疎かったり。
あるいは
分析は鋭いけど
視野がせまかったり、
理が勝ちすぎていて
柔軟性に欠けていたり・・・
たしかに、
こういう人、いますよね(^^;
二つ目は、
利口な人は
傲慢になりやすい
という点です。
つまり、
なまじ頭もよくて、
ものごとがよくわかるから、
そうでない人を
見下したり、
自分のかしこさを
振りかざして、
自分だけの力で
生きていると思い上がる。
おごりや増長に
陥りやすい欠点も、
頭のいい人たちには
ついて回るのです。
こういう小利口な人間の
こざかしさや傲慢さは、
聖書のむかしから、
神がもっとも
手を焼いてきた人間の
「愚かな罪」であり、
実は、
神さまがもっとも嫌う
ところなのです。
どきっ、
自分の至らなさや、
やましさに、
無自覚だということでしょうか。
私は、
いわゆるエリートでも、
頭が切れるわけではありませんが、
ちょっと、気をつけたいと思いました(^^;
たとえば、
あまり本を読まない人を、
見下す気持ちとか・・・
今は、ほとんどないつもりですが、
でも、正直に言えば、
少しは、ある、
ので(・・;)
それなら、
神が好むものは何か、
これは、
その反対概念を
考えればいい。
つまり、
神の好きなものは
「器の大きなバカ」
「素直で正直なアホ」
なのです。
例として、
本書には、
宮沢賢治さんの
「雨ニモ負ケズ」
が挙げられています。
世間からは、
いわゆる、
「でくのぼう」
と呼ばれながらも、
誠実に生きていくということですね。
宮沢賢治さんの生き方は、
なかなかハードルは高そうですが・・・
あるいは、
そんなに立派でなくても、
単純で感激屋で、
人を楽しませるのが好きで
怖さ知らず。
おっちょこちょいで
根拠のない自身に
あふれていて、
能天気でよく笑い、
失敗を恐れない。
ムダ話や寄り道が多く、
いばらず、
かざらず、
かっこつけない。
信じやすいが
ものごとを決めつけず、
忘れっぽいが
あきらめない。
そのせいで、
「アホやなあ」
「バカだなあ」、
そう人からあきれられ、
愛されもする人。
フーテンの寅さん
みたいな、
愚かという
「徳」をもった人。
そういう人が
神からも好かれ
利口な人より
時間はかかっても、
大きな幸せを
手にすることが
できるのだと思います。
フーテンの寅さんのような生き方・・・
ちょっと憧れます。
小心者の私には、
とうていできない生き方ですが、
たしかに、
そのような、
愚かという「徳」を持った人が、
神さまから愛されるのだと思います(^^)
この本では、
有名な、
スティーブ・ジョブズさんの、
スタンフォード大学で行った
卒業祝賀スピーチが
紹介されています。
その最後の言葉、
「Stay hungry,stay foolish」
(ハングリーであれ、愚かであれ)
まだご覧になったことのない方は、
下記、ユーチューブをリンクしましたので、
是非、ご覧ください!
スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業式辞 日本語字幕版
(15分くらいです)
示唆に富んだ、
すばらしいスピーチですよ!
ちなみに、
今、子供向けの伝記まんがで、
スティーブ・ジョブズさんの本が、
いくつか出ています。
いわゆる、
昔の立派な偉人だけでなく、
このような、
身近で型破りな偉人について
知ることは、
子供たちにとって、
とてもいいことだと思います(^^)
枠にはまった優等生、
みんなから
ほめられるような
お利口さんなんかなるな。
こざかしく、
小さくまとまるくらいなら、
愚か者であるほうを選べ、
それも、
常識なんか
はみ出してしまう
器の大きなバカになれ。
そうですね・・・
私は、
中年になってみて、
何だか、
小さくまとまってしまったような
気がします(^^;
もちろん、
日々の生活がありますし、
背負うものも、少しはあります。
若い頃のように、
自由には生きられないのですが、
「Stay hungry,stay foolish」
(ハングリーであれ、愚かであれ)
これからの人生でも、
忘れたくないですね!
今回、
村上和雄先生の本を
再読することによって、
忘れかけていた気持ちを、
思い出すことができました😊
村上和雄先生、
有り難うございました。
最後に、
私が若い頃、
親友からプレゼントされた本、
という詩集から、
詩「馬鹿になれ」
を引用させていただきます(^^;
(ちなみに、関東では、
バカとは、関西でいうアホと同じ意味で、
使われることが多いです)
馬鹿になれ
とことん馬鹿になれ
恥をかけ
とことん恥をかけ
かいてかいて恥かいて
裸になったら
見えてくる
本当の自分が
見えてくる
本当の自分も
笑ってた・・・・・
それくらい
馬鹿になれ
今回も
最後までお読みくださいまして、
有り難うございました(^^)
次回は、
別の本を紹介します。
(GWでたくさん本を読めるので、
ワクワクしています(^^;)







