ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
まだ、北海道に長期出張中です!
ということで、今回も、
書き貯めているブログなのですが(^^;
田坂広志さんの最新刊!
の内容から、
私の印象に残ったところを、
紹介しています。
今回で3回目になります。
今回のテーマは、
「矛盾のマネジメント」
これは、過去の他の本にも
述べられているテーマなのですが、
私自身にとって、
大切なテーマですので、
今回、改めてシェアさせていただきます。
田坂先生いわく、
マネジメントとは、
そもそも矛盾するもので、
その矛盾は、解消できるものでは
ないといいます。
たとえば、
「利益追求」と「社会貢献」
考えて見れば、
これは、そもそも矛盾するんですね。
利益ばかり追い求めれば、
一時的に企業は潤っても、
社会には、なかなか貢献できませんし、
社会貢献ばかりすれば、
それはいわば、
ボランティアの世界であって、
利益は生まれなくなり、
企業は存続できなくなってしまう・・・
しかし、
ヘーゲルの弁証法で考えると、
これを、二項対立で捉えるのではなく、
両者の矛盾を「止揚」
(アウフヘーベン※)
できるといいます。
(※矛盾、対立するかに見える
2つのものを、
両者を肯定、統合することによって、
より高次元のものに昇華すること)
たとえば、
「日本的経営」で考えると、
こうなるわけです。
「企業は、まず、
本業を通じて社会に貢献する」
「利益とは、
社会に貢献したことの証である」
「企業に多くの利益が
与えられたということは、
その利益を使って
さらなる社会貢献をせよとの、
世の声である」
・・・そうですね。
私も、この考え方には共鳴します。
新将命さんの、
という本には、
「利益はガソリンである」
という印象的な言葉があります。
会社が車だとしたら、
利益はガソリン。
もちろん、ガソリン(利益)がないと、
車(会社)は動きませんが、
利益は、
会社を動かすための「手段」にすぎない。
少なくとも、
「目的」ではない。
ガソリン(利益)を使って、
どこに向かっていくのかが
大切だということですが、
その目的地とは、
やはり「社会貢献」だと、
私は考えます。
ただし、これを
口でいうのは簡単ですが、
実際、この考え方で、
現場でマネジメントをするのは、
けっこう難しいんですね(^^;
「利益追求」と「社会貢献」を、
うまくバランスをとって、
両立させるには、
どうすればいか?
田坂先生は、
「振り子」を振ることである、
といいます。
すなわち、
あたかも二つの極を往復する
「振り子」のように、
お互いに対立し、
矛盾する二つのものの間で
「振り子」を振り、
バランスを取ることである。
マネジメントが、
どちらかに偏ったとき、
反対側に「振り子」を振り、
全体のバランスを取ることである。
なるほど・・・
例えば、
「短期的収益」の獲得を
重視するあまり、
組織全体が、
目先のことにとらわれ、
目線が下がってしまっている
ときには、
経営者やマネジャーは、
敢えて「長期的戦略」
の重要性を強調する。
逆に、
「長期的戦略」の重要性を
強調するあまり、
組織全体が、
日々の仕事から目が離れ、
足元の課題が疎かに
なってしまっているときには、
経営者やマネジャーは、
厳しく
「短期的収益」の重要性を
強調する。
「振り子を振る」
という考え方は、
経営者やマネジャーだけでなく、
私たち個人の人生を
マネジメントしていくうえでも、
有益だと思います。
「短期」「長期」もそうですが、
たとえば、人生は、
「いい時」と「悪い時」があります。
(それは、表面上であって、
実はコインの裏表なのですが)
いい時には、
自惚れることなく、
逆の振り子を振る、
謙虚になったり、
地に足を付いた計画を立てる。
悪い時には、
そこに含まれる
プラスの要素に目を向ける。
(隠れているだけで、
探せば見つかるものです)
実際に書き出してみて、
見える化をする。
そうやって、
振り子を振って、
バランスを取ることが、
自分を見失わずに、
人生をマネジメントしていくためには、
大切だと考えます。
・・・とはいっても、
「振り子を振る」のって、
けっこうしんどいときも、
ありますよね。
矛盾を受け止めて、
止揚、すなわち、
より高い段階に統合しようとする
わけですから。
矛盾する要素の、
どちらか一方に偏っていたほうが、
すなわち、割り切ったほうが、
気持ち的にはラクですよね。
それのほうが、
一時的にはすっきりするし、
ある意味、
正々堂々としている気もします。
しかし、
田坂先生は、
亀井勝一郎氏の言葉を引用して、
戒めています。
「割り切り」とは、
魂の弱さである。
・・・ううっ、
田坂先生は、
手厳しい(^^;
たしかに、
この言葉通り、
我々は、
様々な「矛盾」を前に、
悩み、迷うとき、
しばしば、
「割り切り」という行為に
流されてしまう。
「まずは、経済成長がすべてだ」
「弱者の淘汰が起こるのは、
仕方がない」
「利益を上げてこそ、企業だ」
そういった
「割り切り」に逃げてしまう。
しかし、本来、
政治家や行政官、経営者など、
社会のリーダーたる人物に
求められるものは、
目の前の「矛盾」から
逃げることなく、
その「矛盾」と
格闘し続けることなのである。
なるほど・・・
「ノブレス・オブリージュ」
ともいいますが、
社会のリーダーたる人物こそ、
逃げることなく、
「理想」と「現実」という
「矛盾」と格闘し続ける、
「魂の強さ」が必要なんですね。
もちろん、
社会のリーダー以外の人々も、
そのようなメンタリティを
持つに越したことはないと思います。
ニヒルに構えることなく、
社会をよりよくしていくためにも。
そして、
何より、自分自身の成長のためにも。
では、我々が、その
「魂を強く」するには、
どうしたらいいのでしょうか。
もちろん、
「矛盾」と格闘し続けるしか
ないのですが(^^;
それは、
「我慢強くなる」
「根性をつける」
というのもとは、
ちっと違うものです。
「器を大きくする」
別の言い方だと、
「複数のパーソナリティ」
を持つことだといいます(^^)
・・・次回に続きますね(^^;
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊




















































