もう、辞めようと思った

でも、辞めるも何も

まだ何者にもなっていない!

せめて、最後に何者かになろう

 

 

 

昨夜、みごと優勝を決めたのは、

大会を「何者かになれるチャンス」

と語っていた

結成19年目「吉本興業」のガクテンソク

 

 

THE SECOND~漫才トーナメント2024~

2023年より開催されている、

結成16年以上の漫才師による大会です

 

 

出場条件が結成15年以内の

『M-1グランプリ』へ出場できず、

ブレイクのきっかけが見出せない

漫才コンビのための「セカンドチャンス」

というコンセプトで立ち上げられました

 

 

面白かったー!

決勝ネタに吹き出してしまって、

やっちまったー

ノートをワインで濡らす始末… 笑い泣き

 

ベテランの漫才は素晴らしかったです!

 

 

もう、辞めようと思った

でも、辞めるも何も

まだ自分たちは何者にもなっていない

せめて、最後に

何者かになってから辞めようと

全てをかける

 

 

そう(関西弁で)語っていた

ガクテンソクの奥田さんは、

優勝後のインタビューで、一転

「一生やります」

 

 

応援します!!

 

 

 

ところで…

「何者かになる」って、

どういうこと?

 

 

 

 

漫才の賞レースに限らず、

芸術や、音楽、オリンピックなどなど…

様々な分野での賞、称号は

栄誉であり、名誉なことだと思います

 

 

自分の努力や成果を

認められる、評価される、

称賛されるということは、

やはり嬉しく、励みや自信になりますね

 

 

確かに、

実力の証明、証(あかし)のような

意味合いも感じられるかもしれません

 

 

「何者かになりたい」

「何者にもならなくていい」

 

 

ちょっと考えてみた結果、

わたしは、どちらにも賛成

 

 

人は、生まれた時から

みんな特別で尊い存在です

だから、無理に自分以外の誰かに

なろうとする必要はありません

 

 

一方で、例えば

「人を笑わせたい」「感動させたい」

「癒したい」「元気にしたい」と、

自分の分野で一流を極めたい、という

志を持つことは、人生を豊かにします

 

 

「そのままの自分」という

持って生まれた存在は肯定しつつ、

「ありたい自分」を目指す意味での

「何者かになりたい」は

自分の能力を引き出す強力なエネルギー

になると思うのです

 

 

 

 

ただし、

注意したいこともあります

 

 

「何者かになりたい」が、

すごい自分、特別な自分であるため、

社会的な評価で

自分の存在意義を見出すためだけ

だとしたら、それは、

全く意味のないことかもしれません

 

 

ここは、とても大事なところ

 

 

ガクテンソクは、

漫才そのものと向き合ってきた、

その先を見ていたから

大成できたのだと思います

 

 

 

「何者かになりたい」

「何者にもならなくていい」

 

 

 

どちらにしても、重要なのは

どんな思い、心持ちで向かっているか

答えは、あなたの中にあります ウインク

 

 

 

 

あなたの人生が、

まるごと豊かでありますように 宝石赤

 

 

 

 

ライフキャリアコーチ 遠藤 幸(Miyuki Endo)

MCC / 産業カウンセラー / 国家資格キャリアコンサルタント

 

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