母が亡くなって21日目

今日は「三七日」の日

 

 

 

仏教では、死後、極楽に行くまでに

49日かかる旅に出るとされていて、

その旅路で、故人は7日ごとに

関所を通るための審判を受けます

 

 

 

三度目の審判は、

宋帝王(そうたいおう)が

故人の生前の「不貞」を調べるとか

 

 

 

その審判を上手くパスできるように

後押しするのが、三七日法要です

 

 

 

また、三七日は「酒水忌」とも言われ

故人への思いを洗い清める

という意味合いもあるとのこと

 

 

 

 

 

 

祖父母の代までは

49日まで7日ごとに親族が集まり、

早朝にお墓参りをして

お経をあげてもらっていましたが、

時代の流れと共に簡略化されてきました

 

 

 

平日ということもあり、今朝も、

ひとり手を合わせます

 

 

寂しくはありません

 

 

一族を代表して、

皆の想いを届けているのですから

 

 

 

いま、

あの世とこの世の境にいる母

 

先日、旅の途中で

74歳の誕生日を迎えた日、

初めて夢に出てきました

 

 

 

なぜか、わたしが幼い頃の

改築する前の間取りの家で、

母は、普通に洗濯をしていて、

 

 

 

「え?なんで?なんで?」

驚くわたしに、

母は呑気に

「なんか、気がついたら、

 こうなってたのよ~」

 

 

 

闘病中の、やせ細った母ではなく

60代くらいの頃の、

まだ張りのある可愛らしい母

 

 

 

側には、普通に

わたしの妹や弟も居て

 

「なんか、よく分からないけど

 こんなこともあるんだね~」

みたいに受け入れていて

 

 

 

ああ、そうか、

よく分からないけど、

こんなこともあるんだな

 

 

 

混乱する頭を

ようやく、なだめたところで

 

夢、か…

 

 

 

 

 

 

熊本県阿蘇地方で

死んだ人が蘇るという超常現象が起こる

 

映画『黄泉がえり』

 

 

 

柴咲コウさん(RUI)の歌が素敵で、

よく聞いていました

 

 

 

 

あの頃は、フィクションとして

観ていたけれど、

 

 

 

願わくば、願わくば

一日でいいから

もう一度、元気な母に、会いたい

 

 

 

 

 

 

 

あなたの人生が、

まるごと豊かでありますように赤薔薇

 

 

 

 

 

ライフキャリアコーチ 遠藤 幸(Miyuki Endo)

MCC / 産業カウンセラー / 国家資格キャリアコンサルタント

 

 

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