14:46

鳴り響く、追悼のサイレン

 

 

ここ岩手から、東北へ、世界へ

水の輪のごとく広がる祈り

 

 

悲しみよりも、なぜか

温かさを感じてしまうのは、

13年という歳月のチカラでしょうか

 

 

 

 

 

 

今日は、母の二七日(ふたなのか)

家族を代表して、ひとり

お墓に手を合わせてきました

 

 

極楽浄土へ向け、四十九日まで続く

冥土の旅へと出発した母

二七日は、最初の山を越え、

三途の川のあたりとのこと

 

 

活発で、よく動く母でしたから、

元気に進んでいるようにも思います

鰻弁当も持たせたしね

 

 

 

 

 

 

人生は、死ぬまで続きますが、

いつ終わるのかは分かりません

 

 

当たりまえ?

 

そう、誰もが知っていることだけど、

どれだけリアルに感じて

どれだけ真剣に向き合っているか、

その度合いには、その先の未来には

違いがあるように思います

 

 

 

今、踏み出せずに躊躇していること、

悩み、迷い、怒り、不満、プライド…

それらは、死を前にしたとき、

何の意味もなさないのかもしれません

 

 

 

最期に人生の幕を下ろすときは、

誰もが、自分ひとりだから

 

 

本当に大切なことは、何なのか

誰かの幸せではない

自分にとっての幸せとは、何か

 

 

世の中に溢れる

「幸せっぽいもの」に惑わされず、

自分の人生を、しっかりと歩いていこう

 

 

 

3.11 祈りの日に、

ひとり三途の川を渡る母を想いながら、

あらためて、そんなことを誓う

今日のわたしなのです

 

 

 

 

あなたの人生が、

まるごと豊かでありますように赤薔薇

 

 

 

 

 

ライフキャリアコーチ 遠藤 幸(Miyuki Endo)

MCC / 産業カウンセラー / 国家資格キャリアコンサルタント

 

 

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