自分の子供のことは気づかずにすぎてしまうのですが、
友達の子供に久しぶりに会うと大きくなったなあと思います。
今日も、今は大学生になった友人の子供の話をしていてそんなことを感じました。
大学生になってからは、無口であまり話もしなかった彼が、
話をするようになった様子を見て、すごく大人になったなあと思うのです。
家族はまだまだ心配なことがあるようですが、
私からみれば、きちんと自分のことを決めたり、
人の話を聞くことができる頼もしい若者に見えます。
思春期は「自分が自分でいる」というアイデンティティを確立する大事な時期です。
そのために、統合と拡散を何度も何度も繰り返すのです。
それは、自分をひとつひとつ積み木を積み上げながら作っていくとしたら、
積み上げた途端、「こんなんじゃない!」と言っては壊し、
またひとつひとつ積み上げては「何かが違う」といって積み上げていく作業に似ています。
本人は苦しいために八つ当たりするので、一緒にいる家族は大変な思いをするかもしれません。
我が家にも、思春期のまっただ中とベテランの二人がいるのでこのあたりはよくわかります(;^_^A
大学生になった友人の子どもの表情をみると
人の成長の素晴らしさを感じます。
「自分が自分でいること」が人生を豊かにする第一歩だと思います。