犬と猫と三姉妹 -79ページ目

2025年 

最後の日記から三年が経過した。

 

その時間が必要だった。

 

あれからオリビアは 天国に旅立った。

 

そして去年は 愛犬、太郎が オリビアの元に旅立った。

太郎をなくした直後は 自分でも 危ない、、と思うほど

一人散歩中に泣き、何をしても とにかく涙が勝手に流れてきた。

 

安楽死 を選択した オーナーさんは 同じような『罪』の意識に苛まれるのではないだろうか。

ごめんね、命のリミットを勝手に決めてしまって、、

もっと生きれたんではないだろうか、、

 

いや、苦しかったはずだ、、それは 誰目線なんだ、、

とにかく ぐるぐる思考が回る。

 

最近になり ようやく 心から

ありがとう と 気持ちを手放せるようになった。

 

野良で生きる過酷さ、自由さの中で 最期の時間を私たちと過ごしてくれたオリビア、

16年という犬生の中で やかましい三姉妹、プラス猫に囲まれつつも 穏やかに 私たちと生きてくれた太郎。

 

ありがとう。

 

いつか 虹の橋で 笑顔で再会できることを楽しみにしている。

 

不思議なもので 太郎が調子が悪くなってまもなく 裏庭に 見たこともない猫が現れだした。

この子の物語は また別で綴っていきたい。

 

名前は シナモン、今ではうちの子だ。

 

 

『安楽死』の提案

火曜日 オリビアに異変が起きた。

歩けない、歩こうとすると途端に転ぶ。

食べない。

 

病院に電話をし、急遽連れて行くことに。

 

家では慣れて ぐるぐる喉を鳴らしてくれるが 病院に着くともう戦闘モード。

ナースやドクターが 優しく声かけしても 唸る。

うちの猫娘たちも病院は嫌いだが ここまではならない。

 

仕方ない、外の世界でずっと生き抜いてきたのだから 知らない人間は怖いであろう。

三年ほど前に 去勢手術したトラウマもあるかもしれない。

 

どうにかこうにか 血液検査をしてもらい 診断結果は最悪だった。

 

腎臓がもうほぼ機能していない。

重度の貧血。

野良として生きてきたので 詳細がつかめないのだ。

 

ドクターは 真摯に説明してくださった。

そして

「今日 安楽死できますよ」

と。

 

 

 

あまりの衝撃に 息が止まりそうだった。

 

私と三姉妹は だんだん体力もついてきたオリビアと共に生活する気満々だったから。

 

今日はあかん、心の準備ができていない

ということで木曜日にとりあえず 予約をし 帰宅した。

 

まさに 命のカウントダウン。

 

緊張状態だったオリビアだが うちに帰ると ホッとしてくれたのか ヨレヨレはしているが ご飯も食べ始め なんと翌日には椅子にもジャンプして登るように。

 

まだ排泄もできるし ご飯も水も飲める、こんな状態で 嫌いな病院に連れていけない。

家族会議の末 木曜はキャンセル。

 

アップダウンはあるだろう。

一日、一日 穏やかに過ごしてくれたらいいと思っている。

でも諦めの悪い私は ホメオパシーを水に混ぜ 猫にも大丈夫なアロマを塗布し 希望が捨てきれないのも事実。

毎日毎日 ぐるぐる何が オリビアにいいのか模索状態。

 

一番大事なことは 

オリビアのストレス、苦痛を最小限にすること

本当に その時がきたら 安らかにしてあげたい。

 

今日は 隔離部屋から 出せ、出せ というので 放牧状態。

 

リビングのソファでまったり。

 

一喜一憂、明日何があるかわからない。

 

でも オリビアが室内に自ら入ってくれ 私たちと僅かかもしれないが 過ごしたいと思ってくれたことに感謝して 過ごしたい。

 

パソコンの椅子お気に入り。

独占されたので 私は空気椅子で デスクにむかう。

 

今朝のオリビア。

ゆっくり過ごしてほしい。

 

オリビア 室内へようこそ

目紛しく 毎日が過ぎる。

先週末は3連休、母は早朝パートに出ているので ゆっくり昼寝でもしたいことだが 子供達は お友達と遊びたい。

長女に至っては お泊まり会だった、、。(感謝しろ、、)

 

そんな中 気になっていた通い猫オリビア。

だんだん痩せている。8月終わりから ふと来なくなった。

外で生きる猫の運命、ある程度は覚悟していたが 先週水曜夕方 現れた。

やせ細っていた。

 

いつもは 室内に来ても 少しの間 冒険したら 出て行くが この日は違った。

床に座りだし 出る気配なし。

 

試しに 簡易の寝床を置くと そこで居ついた。

背中には大きな傷跡、呼吸も荒い。

 

夜間病院に問い合わせるも4時間待ち、、。

 

だんだん落ち着いてきた様子だったので夜はそのまま寝かし 朝一で夫が病院に。

私は 気になって気になって 1時間おきに生存確認してしまう。

 

太郎も朝 

「あっまた増えてる」

と一瞬 オリビアに友好的ではなかったが さすが太郎。

5分も経たぬ間に 慣れてくれた。

 

残念ながら 病院では威嚇しまくりで 全く検査ができなかった。

 

今週リベンジだ。

 

念のため かわいそうだが 部屋に隔離。

 

猫娘たちも ドアの前に来て そわそわしているが もうしばらくお預けだ。

 

外で生きてきたので 砂トイレを使わないオリビア。

毎日 シンデレラ並みに 粗相の後始末 床拭きが 私の日課。

 

1日2日で 適応なんてできないだろう。

ゆっくりでいいのだ。

カーペットではない、床だから 拭けばなんとかなる。

 

勝手な解釈ではあるが テリトリー争いか 他の動物に襲われ ガリガリに痩せたギリギリで 家を頼ってくれたんではないだろうか。

 

 

まだまだ 体力温存中で 眠りの時間が多いオリビア。

でも 私たちが 部屋にお邪魔すると ゴロゴロ喉を鳴らし 甘えてくれる。

外に出れない ストレスや戸惑いもあるだろう、 私も何が正解かわからない。

 

 

今年の冬から もう凍えなくて良い、

外敵に神経を張り巡らせる必要もない、

 

その場所を提供したい。一緒に居たい。

ただそれだけ。

 

ぐったり目のオリビア、水曜夜。

 

 

出迎えてくれる。ありがとう。