夢のミルフォードトラック(❁ᴗˬᴗ)♡ -6ページ目

標高:1273m 歩行距離:8.6 km 天候:晴れ 

 

難易度:中級<行き:道が整備されていて登りやすい  帰り:危ない箇所はないが斜面が急>

 

コース&タイム:5時間45分(内休憩45分)

二俣→頂上(120分)→小丸尾根分岐(60分)→二俣(120分)

 

トイレ:鍋割山荘頂上(使用料100円)

 

注意点
①小丸尾根から下山する場合、二俣への道標が地面に置かれているので見落とさないようにする(小丸尾根分岐)

鍋割うどんを注文する際には、山荘内にある注文の仕方を読んでから注文する

頂上のトイレで使用したトイレットペーパーは持ち帰る
 


車止めのゲートの横から入り、少し歩くとなだらかな坂になる。山の斜面からわき出した水が砂利道に流れてきていた。太陽に照らされキラキラ光っている。平日なので登山客は前に1人いるだけ。自分たちのペースで静かに山登りができそう。林道を歩き登山口の二俣へ。そこから川を渡り、少し進むとペットボトルが置いてある地点へ到着。私は体力的に余裕がなさそうだったので、同行者だけが1本持っていくことになった。



 

登山道は整備されており歩きやすい。林の中をジグザグに登っていくと後沢乗越(頂上まであと1.7㎞)になるが、ここまではきつくないので、登山はここからだと思ってもよい。急登を進み、あと0.8㎞の地点で気温がぐっと低くなる。桟道がでてきたのでもうすぐと期待するが、なかなかたどり着かない。何度か期待を裏切られると、ようやく山頂に到着する。



寒くて着いた途端に上着を着こみ、すぐに鍋焼きうどんを注文しに行った。運よく待っている人はいない。注文しようとすると、「注文の仕方を守れ」ときつめに怒られる。カウンターの横や柱に①注文票へ名前と個数を書く②小屋の中で料理ができるのを待つ(荷物は外に置く)③料理と引き換えにお金を払うという注文の方法が書かれていた。小屋の中は薄暗かったこともあり、全く気付かなかった(*_*;そもそも注文票は調理場にあり、注文を書くカウンターに置いてなかったけどなあ。。。と思ったが、お昼を持ってきてなかったので、注文して大人しく待つことにした。


10分位で出来上がり外へ運ぶ。テーブルがないので食べ方が難しい。膝の上にトレイをのせて食べるより、椅子をテーブル替わりにして中腰で食べる方が食べやすかった。食後の珈琲を飲む頃までには体が温まり疲労も回復。下山はピストンにしようか小丸尾根にするかギリギリまで迷ったが、後者を選ぶことにした。同じルートは既に見た景色なのでワクワクしないし、できることなら行きと帰りは違うルートにしたい。



しかしこの決断が「遭難」の2文字を意識することになる。小丸尾根のルートは道がわかりにくいという情報が頭に入っていたので、注意しながら道標をさがす。すると同行者が小丸で「ここが二俣への分岐だ」と言い出した。誰かのブログにそう書いてあったと言い張る。しかし道なんてどこにもない。道らしい道のない所を降りていかないといけないと言う。本当かな?あまりに自信たっぷりに言うので仕方なく20分位は頑張って下りてみたが、やっぱり無理だと思い断念することにした。ここで怪我や遭難はしたくない。予定を変更し、大丸→金冷やしから大倉尾根を下ることにした。

 

 

道へ戻り歩いていると小丸尾根分岐という道標をみつけるΣ(゚д゚lll)もしかしてこれが二俣への分岐では???そしてそこで地面に置いてあるだけの二俣の道標を発見。さっきまで必死にやったことは何だったのか?危うく本当に遭難するところだった。行く前にもっとしっかり調べなければと猛省した。とにかく正規のルートに戻れたのでよかった。

 

わかりにくく遭難することもあるらしいが、かなり整備されており迷うところは一か所もなかった。テープは所々に結んであり、危険な箇所はロープが張ってあった。しかしこちらのルートは斜面がキツイ。下りが苦手なので進んでいる気がしない。前腿とふくらはぎは既に筋肉痛になっており、足が思うように進まない。しかも小丸まであと~mという表示はあるが、二俣まであと~mという表示がないので、今どこを歩いていて後どれくらいなのかがわからない。ようやく二俣まで0.3kmという表示が出てくるが、もっと前に知りたかった。ゴールまでの距離や時間がわからないとツラさが増す気がする。

 


ヘトヘトになりながらようやく下山。駐車場まで戻り帰り支度をして温泉へ。秦野天然温泉さざんかは内風呂3つ、露天風呂3つとサウナがある。料金は平日700円。新しく綺麗な施設で広い。平日ということもあり空いていた。洗い場が多いので、もし混んでも待つことはなさそう。ちょっと残念なのがシャワーや蛇口から出るお湯の時間が短いこと。湯の温度は内風呂は外風呂に比べて低めに設定されており丁度いいと思った。脱衣所やロッカーも広い。洗面台は2台だが、ドライヤーは7台あるので嬉しい。食事も美味しかったので、またこの近くに来たら寄りたいと思う。(車で行く場合は温泉への入り口がわかりにくいかも)

 

いつかは行こうと思っていた鍋割山。登山技術が高くもないのに、無理をして進もうとしたことを反省すると共に、下調べの重要性を改めて感じた。無事に帰ってこれたのでよかったが、一歩間違えれば大事故になったかもしれない。慣れや気の緩みには気をつけようと思う。
 

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標高:400m 歩行距離:8km 天候:晴れ

 

難易度:中級

 

コース&タイム:9:00~14:00(休憩40分)

尾之間歩道入口→ビロウの森→花岡岩の大岩→アコウの大木→尾之間歩道分岐→蛇の口滝

 

注意点:
①前日/当日に雨が降って水嵩が増した場合は、危険なので引き返した方が無難(
ツアーが中止になる可能性あり)

②テープのわかりにくい箇所がいくつかあるので、初めて行く場合はツアーを利用した方が安心

③ヒルがいるので服装には充分に気を付ける

 

蛇の口滝1


ウィルソン株&白谷雲水峡に行く前に、足慣らしとして蛇の口滝へ行くことにした。友人とはまだ合流していなかったし、危険な箇所もいくつかありそうだったのでツアーに参加することに。写真を見た瞬間から絶対行きたいと思ったけれど、天候によってはキャンセルになる可能性もあると事前に説明を受けた。ここは雨だったら危なかっただろう、増水したら渡れないだろうなどは実際歩くとわかる。前日雨でもなく、当日は晴れていたのでラッキーだった。

 

蛇の口滝苔の森

 

尾之間温泉の横の登山口からスタート。森の最初は亜熱帯のジャングルだが、その後は照葉樹林になっていく。ゆっくりだったガイドさんのペースが徐々に上がり、鈴川沿いをずんずん進んでいく。登山客は途中であった2組のみ。彼らとは滝で会うはずが会わなかった。目印のテープがわかりにくい箇所がいくつかあったので、道に迷ってしまったのかも...とガイドさんが心配していた。

 

蛇の口滝渓流

 

尾之間歩道分岐付近で突然足に違和感を感じた。ズボンをめくってみるとヒルが足についていた。お腹をまるまるふくらませて血を吸っている。ガイドさんに払ってもらって、バンドエイドで応急処置。思ったより出血していてびっくりΣ(゚Д゚)こういう場所ではズボンの裾を靴下に入れた方がいいとのこと。ヒル対策なんて全く考えもしなかった。ズボンについた血の染みが気になるが、ここではどうすることもできない。

 

蛇の口滝2

 

休憩舎から30分位で滝に到着。屋久島の名瀑ベスト3つの1つと言われているが、あれ?と思うくらいこの日は水量が少なかった。滝壺はエメラルドグリーンで美しく、夏にこの天然のプールで泳いだら気持ちいいだろうなあと思った。滝を見ながらお弁当を食べ、ガイドさんがいれてくれた珈琲を飲んだら贅沢な気分になった。ここだけ時間がゆっくり流れているような気になる。目と耳と心が癒される...ここはまさに秘境だなと思った。

 

予定時間よりも早く戻ってきたので、ガイドさんが尾之間温泉と千尋の滝に寄ってくれた。登山の後の温泉は気持ちがいい。ただ熱い。何度もかけ湯をしてやっと浸かれた。レトロで懐かしい感じがするので居心地がいい。泉質はトロっとしており、入った後はお肌ツルツル。料金は200円。とても気に入ったので、屋久島滞在期間中にもう1度入りに来た。

 

千尋の滝

 

温泉の後は千尋の滝へ。滝の落差は蛇の口滝の倍の60mで、名前の由来は「滝の左側にある岩盤は、まるで千人が手を結んだくらいの大きさということで千尋の滝」と言われているらしい。遠くからみても迫力がある。

 

この日は充実した1日を過ごせて大満足だった。縄文杉や白谷雲水峡もよいが、私は蛇の口滝の方が好き。訪れる人が少なく、距離も短いのでゆっくり過ごせる。秘境感を味わいたい方は是非!

 

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白谷雲水峡への分岐の楠川別れから辻峠までは登りとなる。足が結構疲れてきていたので、太鼓岩へ登ろうかどうしようか迷ったが、せっかくだから登ることにした。15分のペースでは全然登れない。ここにきての登りに足が拒否反応を示していた。多分倍近くの時間をかけてようやく登頂。岩の上は風が気持ちよかった。当たり前だが、見晴らしは最高。写真を撮るために、落ちないようにゆっくり前へ。登ってよかった\(^_^)/

 

 

次第に天気が曇ってきたので先を急ぐ。苔むす森へ入ると、もののけ姫の世界が広がる。小さなこだまがそこかしこに座っている気がする。写真を撮ったが、ここの風景を小さなカメラに収めるのは難しい。やはりここには直接行って、その景色を楽しみ空気を感じるのがいい。神秘的で美しい。映画の舞台そのままの場所だった。

 

 

だんだん天気があやしくなってなってきた。昼まではあんなに晴れていたのに信じられない。本格的に雨が降ってきそうだったので、急いで合羽を上下着て、リュックにカバーをかけた。その後すぐに強い雨。あーよかった。屋久島には雨具やカッパが必須。既に白谷雲水峡エリアに入っていたので、観光客が多かった。雨具を持ってない人も多く、ずぶ濡れだった。サンダルの人もいて、このぬかるんだ道をどう歩くのか?と心配になった。沢の近くを歩く箇所もあるので、最低限靴は履いていった方がいい。雨で水量が増え、流れが早くなっていた。ここで落ちたら間違いなく助からない。意識を集中して慎重に歩く。カッパがとにかく蒸れて暑く歩きにくい。少しくじけそうになったが、もしこれがトロッコ道だったらと思ったら頑張れた。

 

ようやくバス停に到着したが、バスを待つ登山客でいっぱいだった。バスを待っている間、今回の登山を振り返った。こんなに長い登山は初めてだったので、体力的にも精神的にもこたえた。美しさや楽しさ、達成感よりも辛さや厳しさの方が多かった気がする。縄文杉を見ていないので、また挑戦したいか?と聞かれたら難しい。5年経っても行きたいと思ってないので、多分この先行くことはないのかもしれない。ただ屋久島での登山は貴重な経験となった。大変だったけれど行ってよかったと思う。

 

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