標高:400m 歩行距離:8km 天候:晴れ
難易度:中級
コース&タイム:9:00~14:00(休憩40分)
尾之間歩道入口→ビロウの森→花岡岩の大岩→アコウの大木→尾之間歩道分岐→蛇の口滝
注意点:
①前日/当日に雨が降って水嵩が増した場合は、危険なので引き返した方が無難(ツアーが中止になる可能性あり)
②テープのわかりにくい箇所がいくつかあるので、初めて行く場合はツアーを利用した方が安心
③ヒルがいるので服装には充分に気を付ける
ウィルソン株&白谷雲水峡に行く前に、足慣らしとして蛇の口滝へ行くことにした。友人とはまだ合流していなかったし、危険な箇所もいくつかありそうだったのでツアーに参加することに。写真を見た瞬間から絶対行きたいと思ったけれど、天候によってはキャンセルになる可能性もあると事前に説明を受けた。ここは雨だったら危なかっただろう、増水したら渡れないだろうなどは実際歩くとわかる。前日雨でもなく、当日は晴れていたのでラッキーだった。
尾之間温泉の横の登山口からスタート。森の最初は亜熱帯のジャングルだが、その後は照葉樹林になっていく。ゆっくりだったガイドさんのペースが徐々に上がり、鈴川沿いをずんずん進んでいく。登山客は途中であった2組のみ。彼らとは滝で会うはずが会わなかった。目印のテープがわかりにくい箇所がいくつかあったので、道に迷ってしまったのかも...とガイドさんが心配していた。
尾之間歩道分岐付近で突然足に違和感を感じた。ズボンをめくってみるとヒルが足についていた。お腹をまるまるふくらませて血を吸っている。ガイドさんに払ってもらって、バンドエイドで応急処置。思ったより出血していてびっくりΣ(゚Д゚)こういう場所ではズボンの裾を靴下に入れた方がいいとのこと。ヒル対策なんて全く考えもしなかった。ズボンについた血の染みが気になるが、ここではどうすることもできない。
休憩舎から30分位で滝に到着。屋久島の名瀑ベスト3つの1つと言われているが、あれ?と思うくらいこの日は水量が少なかった。滝壺はエメラルドグリーンで美しく、夏にこの天然のプールで泳いだら気持ちいいだろうなあと思った。滝を見ながらお弁当を食べ、ガイドさんがいれてくれた珈琲を飲んだら贅沢な気分になった。ここだけ時間がゆっくり流れているような気になる。目と耳と心が癒される...ここはまさに秘境だなと思った。
予定時間よりも早く戻ってきたので、ガイドさんが尾之間温泉と千尋の滝に寄ってくれた。登山の後の温泉は気持ちがいい。ただ熱い。何度もかけ湯をしてやっと浸かれた。レトロで懐かしい感じがするので居心地がいい。泉質はトロっとしており、入った後はお肌ツルツル。料金は200円。とても気に入ったので、屋久島滞在期間中にもう1度入りに来た。
温泉の後は千尋の滝へ。滝の落差は蛇の口滝の倍の60mで、名前の由来は「滝の左側にある岩盤は、まるで千人が手を結んだくらいの大きさということで千尋の滝」と言われているらしい。遠くからみても迫力がある。
この日は充実した1日を過ごせて大満足だった。縄文杉や白谷雲水峡もよいが、私は蛇の口滝の方が好き。訪れる人が少なく、距離も短いのでゆっくり過ごせる。秘境感を味わいたい方は是非!
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