日傘にした大島紬は、結婚するときに親に買ってもらいました。
ずっと気がかりだった大島紬、日傘になってよみがえりました。
一度も着ることなく、カビが生えていました。
さあ、どうする!
きっぱり、処分するのも、気が引けます。
洗い張りをしたら、きれいになるそうですが、また浮いてくることもあるそうです。
もう一度着物として着るには、柄が若いし、娘たちも着ないと言います。
洗い張りしたものの、ずっとタンスに入れたままでした。
着物で日傘ができると小耳にはさんで、それ、いいかも!
しかし、仕立て代が結構します。
いつも着物リメイクでお世話になっている岡本衣里さんが、着物地で傘を作る講座を始められました。
裁断と縫製の正確さが、出来上がりに反映されるそうで、緊張します。
という割に、ピンも打たずにミシンをかけたり、口がよく動きます。
手仕事は、手を動かしつつのおしゃべりも楽しみの一つです。
もう子供が大きくなって学校と縁がなくなったので、今時の学校事情などを聞くと、驚くことばかりでした。
衣里さんのビシバシ体育会系の指導のおかげで、一回で完成しました。
素敵な傘の花が咲きました。
予定では、2回かかるかなと思っていました。
この調子なら、反物一つで、傘が2つできるそうなので、もう一本作って母にプレゼントしたいと思います。
違う色を組み合わせるのも、素敵です。
【暑くなるとよく読んでいただく記事】
そろそろ里芋の季節、これ気になりますね。