敬愛しております、みうらじゅん氏。
人が見過ごすような物に独自の価値を見出す所が、オタクごころをくすぐられます。
NHKの「笑う洋楽展」も大好きでした。
蒐集家として数々のコレクションは、どれもこれも保存状態がとても良いので驚きます。
几帳面なんでしょうね。
これをどこに保管されていたんでしょう。
展示はおいたちから始まって、このかわいい少年がいかにみうらじゅんになっていくか。
のちにみうらじゅんになって展示されるのを見越して、保存されていたのでしょうか。
すでにこのころから開花している独特の着眼点と文才、画力が目を引きます。
ふと我に返ると、展示物と対話している自分がいて、思わず笑ってしまいました。
よくぞ集めました!
ここまでくると芸術、現代アートに昇華していると思います。
数々のブームの中で、私が一番好きなのが、この「かすはが」。
観光地で売られている絵葉書は、なぜか10枚とかのセットでした。
必ず、どうしてこの写真を撮ったのか、カメラマンの意図を測りかねるどうでもいい絵葉書が必ず入っていました。
それをみうらじゅん氏は、かすはがと命名されました。
膨大なかすはが、よくこれだけ集めましたね!
圧巻でした。
でも、今見れば、おおらかな時代の貴重な民俗資料です。
もう終盤なので、残念ながらグッズのほとんどが、売り切れていました。
むちゃくちゃ楽しかったです。
暑い中、京都まで行った甲斐がありました。
人生暇つぶし byみうらじゅん
名言です。
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8月は、料理教室はお休みです。