連続テレビ小説『ブギウギ』第15週「ワテらはもう自由や」(第70回) | 新・法水堂

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連続テレビ小説『ブギウギ』
第15週「ワテらはもう自由や」(第70回)


作:櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー☆ブギ」中納良恵、さかいゆう、趣里

出演:
趣里(福来スズ子)
水上恒司(村山愛助)
陰山泰(トランペット・一井)、えなりかずき(ピアノ・二村)、富田望生(小林小夜)、ジャック・ケネディ(サム・ブラウン)、国木田かっぱ(ギター・三谷)、伊藤えん魔(ドラム・四条)、曽我廼家寛太郎(宝くじ販売員)、髙田幸季(善一の息子・羽鳥カツオ)、南颯華(娘・羽鳥イネコ)、谷口英明[声](アナウンサー)、テアトルアカデミー、関西タレント事務所、日本放映プロ、キャストプラン、劇団ひまわり、アートキャップ、NAC
菊地凛子(茨田りつ子)
近藤芳正(山下達夫)
市川実和子(羽鳥麻里)
草彅剛(羽鳥善一)

STORY
再開した劇場での久しぶりの公演。茨田りつ子の歌に続いて、ついにスズ子の出番がやって来る。スズ子はこれまでたまり続けたうっぷんを全て晴らすかのように、渾身のパフォーマンスを見せる。ステージ狭しと踊りながら歌うスズ子の「ラッパと娘」に、満員の会場は大盛りあがりとなる。そして、客席の一角には、上海から命からがら日本に戻ってきた羽鳥の姿があった。【NHK公式サイトより】

まさに福来スズ子オンステージ!
これまで溜め込んでいたエネルギーを一気に解き放つかのような素晴らしいパフォーマンスでした。三途の川を行ったり来たりという表現も納得です。笑
客席にはなんと羽鳥の姿も。
楽屋に来て、スズ子とりつ子を労う羽鳥。上海で拘束されて3ヶ月、運良く日本の地を踏むことができたという羽鳥は、真っ先に自宅に帰ったところ、娘が生まれていたのを知って麻里と抱き合いながら、「生きて会えてよかった」と涙ながらに喜びを分かち合ったようで。
上海で新しい音楽の可能性を手に入れたという羽鳥、そろそろ第1回の冒頭シーンに繋がってきそうですね。
時に趣里さんと菊地凛子さん、並ぶと身長差が目立ちますが(約10センチ差)、笠置シヅ子さんも淡谷のり子さんも150cmほどだったようですね。

帰宅してみれば、待ち構えていた愛助が「やっぱり福来スズ子は最高の歌手や」と大興奮。まぁこれだけ熱く褒められれば悪い気はしませんわな。
自分の好きに歌うというスズ子に対し、「これからもずっと福来スズ子追っかけなあかんな」という愛助。「ずっと」と言っていたのにあと1年半ほどで……。

芋もうまく育ち、ふかした芋を頬張る3人。
ラジオをつけると、宝くじの当選発表。スズ子も小夜も外れてしまい、小夜は外れ券4枚を販売員に持っていき、タバコと交換。宝くじをくれたサムという名の米兵にタバコをプレゼントしたところ、食事に誘われほいほいついていく小夜。お、まさか恋仲になったりせんやろね?(『ファミリーヒストリー』での草刈正雄さんのご両親を思い出してしまいますな)。