2024/4/8観:シネプレックス小倉
『The First Omen ─ 最初の前兆』 2024年 アメリカ映画 119分
原作/デヴィッド・セルツァー
監督・脚本/アルカシャ・スティーヴンソン
脚本・EP./ティム・スミス
撮影/アーロン・モートン
音楽/マーク・コーヴェン
【出演】ネル・タイガー・フリー、ビル・ナイ、ソニア・ブラガ、ニコール・ソラス 他
【あらすじ】奉仕生活を始めるためにアメリカ人修練生のマーガレット(ネル・タイガー・フリー)はローマのとある教会にやってきた。そんな彼女は、悪魔の子ダミアンの誕生を巡る不可解な連続死に巻き込まれてしまう。ある日、マーガレットは恐怖で人々を支配すべく悪の化身を誕生させようとする教会の陰謀を知り、更なる戦慄の真実が待ち受けていた(MW.参照)。
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もはや120分以上の映画を映画館で観る事ができないトホホな状態です(泣)。
単に上映時間とホラー映画なので(古典でもあるし)選んだのですが
何でこんなにちっとも恐くないのであらふか!
自分がすっかり慣れ切ってしまった体たらくって事なのでしょうか。
恐くなく気色悪いだけです。一体どうしたっていうのか、ホラー映画ってば!
1976年の元祖『オーメン』を観た時は(TV放送だけど)まだ子どもだったし
オカルト慣れしてなかったからゾクゾクワクワク楽しかったのでしょうか。
(一体どーゆー子どもだよ!爆!)
確かにオカルトだからアンプリザントな表現は必須なんでしょうけど。
嫌いな方の為にハッキリばらしておきます。
産道から悪魔の手が出て来るシーンなんて要らんわ!
ダミアン誕生の謎って言うからちょっと(かなり)期待した自分を呪いました。
それでも、思ってもなかったグレゴリー・ペック登場(?)は一瞬嬉しかった♪
…なんていうと期待される方がいらっしゃったらいけないので写真だけです!
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2024/4/21観:DVD鑑賞
『The Exorcist: Believer ─ 祓魔師(ふつまし):信じる者』
2023年 アメリカ映画 111分
原作/ウィリアム・ピーター・ブラッティ
監督・脚本/デヴィッド・ゴードン・グリーン
脚本/ピーター・サットラー
音楽/デヴィッド・ウィンゴ
撮影/マイケル・シモンズ
【出演】レスリー・オドム・Jr、リディア・ジュエット、オリヴィア・オニール
エレン・バースティン、リンダ・ブレア 他
【あらすじ】12年前に妻を失ったヴィクター(レスリー・オドム・Jr)は、娘のアンジェラ(リディア・ジュエット)を男手一つで育てている。そんなある日、森へ出かけたアンジェラと親友のキャサリン(オリヴィア・オニール)が行方不明になってしまう。3日後に無事に保護された彼女たちだったが、その日を境に突然暴れ、叫び、自傷行為など常軌を逸する行動を繰り返す。家族は娘たちを救う為、かつての体験者クリス(エレン・バースティン)に助けを求める(MW.参照)。
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1973年、オカルト映画を広く知らしめた『エクソシスト』の長い時を経た続編です。
前作の憑依された少女リーガンと、その母クリスも登場(主に母)して
今回の主人公たちを助けようと協力しますが、
リーガン母ってばいつの間に霊能力者か悪魔祓い師になったのか?
それはともかく、またしても思春期の少女たちがやらかして憑依されます。
同じ人物がやらかしたら単なる〇カですが、世代の違う別人なので仕方ない。
しかも、憑依される少女の一人アンジェラは亡き母に会いたかったのです。
そりゃあ会いたいさ!でも素人が霊を呼んじゃあいけないよ!
玄人に頼むのも止めといた方がいいと思います、個人的には。
これらもさておき、本作も恐くなかったけれど特に気持ち悪くもなく
ストーリー的には子どもを必死で救うとする親心に訴えかけるもので
共感し易かったと思います。前作も話の根幹は同じでした。
どうやら前作の母娘は悪魔を祓えたけれど確執が生まれ絶縁状態に。
しかし、今回の事件を機に和解するラスト(リーガンはこのシーンだけ)。
本作の被害者は必ずしもハッピーエンドでなかったのが教訓の一つでしょうか。
それでも21世紀らしくカトリックや他のキリスト教宗派のみならず
アフリカ系のスピリチュアル系も参戦した多様性が有りました。
前作で有名なになったテーマ曲「チューブラーベルズ」も流れ良い雰囲気。
あの曲は実に名曲です。昔、着信音にしてて周囲から悲鳴を上げられました(笑)。