昨年末から先生がご自宅で教えてくださる
中医学の講座に通っています
薬膳を作るための知識をかみ砕いて
優しく教えてくださるんです
身体のことにも食べ物のことにも
興味がある私は
自分の身体に起きていることを読み解いて
必要な食べ物を選んでいく
その工程はとても難しいけど
とても楽しいのです
1人ではどこから手をつけよう?と
いう状態で
先生の考えを聞いて
なるほど〜、そう考えるんだ
すごい〜、と嬉しくなる
それが今のレベルです(笑)
昨日は今まで習ってきたことを使って
薬膳を組んでいく練習でした
まず今の自分の体に目を向けます
最近の私は暑さだけでなく寒さも
感じていました
犯人は冷房です
暑い外から涼しいところに入ってきた
時は気持ちいいのですが
しばらくすると寒くなってきます
寝る時も初めは涼しいのに
だんだん寒くなるし
あらゆる場面で私を冷やそうとして
くるんです
私は筋肉量が少ないので自分で熱を
生む力が弱いようです
だから冷気の中にいると、どんどん
体が冷えてしまうんですね
太ももやおしりも触ってみると
冷たくて、今年は夏でも
レッグウオーマーをつけて過ごしています
冷たい飲み物を飲み過ぎると
胃の調子が悪くなるのも毎年の
ことで今年は大好きだけど大敵の
アイスカフェオレは
家では飲まないようにしています
おでかけする時は飲んでもOKという
ゆるい制限ですけど、それで十分
そんな風に対策しながら
私は夏の暑さより、冷房の寒さ
の方を不快と感じているんだ
という自覚がありました
中医学でいうと夏に受けやすい
暑邪(しょじゃ)の影響より
寒邪(かんじゃ)の影響を強く
感じているということです
その寒邪による冷えに対して
筋肉量を増やすために適度な
運動をすること
蛋白質を摂取すること
をやっていくといいですね、と
教えてもらいました
そこまで整理しておいた上で
今の私に1番必要なもの=【君】は
温性のもので身体を温めること
そこに、補助するもの=【子】は
保気のもので気を巡らせ身体の巡りを
よくする。
汗をかくことで使った気を補う。
主要ではない目的のもの=【佐使】は
利水のもので足のむくみを取る
などと使う食材を決めて
薬膳を組んでいくんです
私はこういうのを
めちゃくちゃ楽しい、と感じます
こういう中医学の考え方を教えて
もらってから自分の体に起きている
ことをよく観察するようになりました
去年までの私は夏は暑い、体を冷やそう
冷たいものを飲もう、当たり前に
自分の体に合わないことをして
夏バテになる、ということを
繰り返していたんです
今年はレッグウォーマーをほぼ毎日
つけているし、飲み物も常温以上のもの
を選択することが多く
少しずつ自分の体の声を聞きながら
すごせるようになってきました
中医学は奥深くて、難しいので
ちょこっとかじらせてもらった程度の
知識では、まだ実生活に活かせるにも
程遠いのですが
ただただ
学ぶのが楽しい
考えるのが楽しい
納得できる瞬間が楽しい
理解できた瞬間が楽しい
というのがモチベーションになっています
今回は自分でふんわりと考えていたこと
を先生にまとめてもらって
私の体が今どういう状況なのか
どういう食品が効くのか、というところ
まで分かったのでより楽しかったです
暑すぎて憂鬱な季節ではありますが
涼しいところで、レッグウォーマーを
しながら好きなことを学べる時間は
幸せな時間でした
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました![]()




