「子どもへのご褒美ってどうですか?」



これはモニターカウンセリングを

受けてくださった方のご質問です




その方は


行きしぶりながらもがんばって通学する


小学生の娘さんへのご褒美として


週末に2人でお出かけをしたいな、と


思われていたのです




でも、それが葛藤しながら


自分でがんばっている娘さんの邪魔に


なるのではないかとも感じられて


どうするのがいいのかな?と悩んで


おられていたとのこと




私もこれ、すごく分かりますラブラブ



がんばっている子どものこと

喜ばせてあげたいし


充電してまたがんばれるよう

応援してあげたい



そんな気持ちになったことのある


お母さんは多いのではないでしょうか





私は


お母さんがどういう意識で

ご褒美をあげるかが大事


でご褒美はプラスにもマイナスにも


なりますよ、とお答えしました




ご褒美をあげる時の意識がポイントに

なるということですね

 

 

例えば、お母さんが



ご褒美あげるんだから


来週もがんばって行くんだよ


休まず行くんだよ



という期待の意識でいたらご褒美は


コントロールの手段となり子どもには


マイナスとして伝わるのです




これは口に出して言わなくても


子どもに伝わってしまうんです




一方で、お母さんが


今週よくがんばったね


いい時間を一緒に過ごして

楽しみたいな



という見返りを求めない意識でいたら


ご褒美は暖かくて嬉しいプラス


して伝わります



これだと子どもは充電できそうですよね




伝わるのは


言葉ではなくて意識ということ




だから、口では「ゆっくり楽しもうね」


と言ってご褒美のお出かけをしたとしても



意識が


「ご褒美あげたんだから、来週も


 がんばっていくんだよ」なのだとしたら




子どもに伝わるのはこの


「来週もがんばって学校行くんだよ」


の部分になるのです




これじゃあ、折角のお出かけがご褒美で

なくなってしまいますよね泣



もし、がんばっている子どもや

落ち込んで元気のない子どもに

ご褒美をあげたいな、と思ったら


今、私はどんな意識でご褒美をあげたい
と思っているのかな?

まずそうやってご自身に聞いてみて

くださいね



そこにコントロールの意識があるとしたら

子どもは期待した反応はしてくれなくて

マイナスが返ってきます   



こどもが喜ばなかったり

ご褒美あげたのに学校を休んだり

ご褒美がないとがんばれなくなったり

ご褒美があって当然、と横柄な言動に
なったり



そんな期待していたこととは

反対のことが起きるのです



コントロールって必ずしも悪いものでは

ありません



子育てにおいては、必要になることも

あります



ただ、マイナスの意識ではあるので

子どものエネルギーを奪う凶器にも

なります


なので使う時はマイナスが返ってくる

覚悟を持って使う必要があるのですよね



大人になった時困らないように

テーブルマナーだけは教えておきたい、と

いう信念のもとに子どもに嫌がられても

繰り返し注意を続ける、とかね



冒頭の質問者さんはご自分の意識を

よく見て考えてみますと仰っていました



お母さんと娘さんにとっていい選択が

できればいいですね



意識って奥が深いですが

使いこなせるととても便利で楽しい

ものですよ


わたしはこんなお菓子と美味しいコーヒーのご褒美あったらがんばれそうですニコニコ




今日も最後までお読みくださり

ありがとうございましたにっこり