もしかして、貴女も?
私が通っているブレストクリニックは
乳がん検診の指定医療機関なのですが
今は検診期間ではありません。
なので
クリニックに来ているのは
なしかしら心当りのある方達・・・
なのだと思います。
クリニックへ入る時に出て来られた方。
クリニックから帰る時に来られた方。
なんとなく、あぁ・・貴女も?という
表情というか、雰囲気というか。
お互いに “ですね” と
暗黙の視線と会釈を交わしながら
交差しました。
入ってすぐのソファーに1組のご夫婦。
手にはパンフレット・・・
これから乳がんの治療に入る人向けの
パンフレットを
ご主人がじっと眺めていらして。
その姿を奥様がじっと見つめていて。
その表情が視界に入って
なんとも胸が締め付けられる想いでした。
いや、他人事じゃないんですよ。
私もそのパンフレット貰いましたから
告知されたあの日。
そういえば 私は帰り道に
スーパーへ買い出しに行ったんだった
残った胸は水玉模様
それほど待たずに名前を呼ばれ
診察室の扉の前で「ふぅ~~」
大きく深呼吸して入室。
その後、マンモとエコーの画像を
見せてもらいながら説明を受けたけど
エコー画像の〇印の数がやたらと多かった。
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
8個? 10個? もっとあったかな?
マンモグラフィーにもエコーにも
写っていたけれど
嚢胞は良性だから何も気にする事はない。
私の一つ残った胸は水玉模様だ。
え? そこっ? まじか!
そんな説明を受けている途中
(半年前の血液検査の画像をみながら)
・・・ チーン
という予想外のトラブル?発生。
まさか乳がん術後検診で
糖尿病疑いを指摘されるとは
確かに、家系的にあり得るんです。
血の繋がりがある人で
糖尿病が目白押し。
合併症で大きな手術をした人も。
母は、食べ物も気をつけてるし
運動もしてるし
40キロ台前半だけど
糖尿病のギリギリ予備軍。
他の人もみんな痩せ型。
私も食べ物、結構気を付けているけど
そっちの道へ進むのかなぁ。
Boooooo!
また、血液検査しなくっちゃ。
行ってこよう。
肺がん検査は任せたよ、先生!
最後に念の為、胸部X線の確認を。
これは、肺がんの検査は先生に任せたよ!
という私からの意志表示。
父を肺がんで亡くしたので
肺がんが怖い。
だけど
検査は沢山やればいいもんじゃない。
無意味に被爆はしたくない。
よし! 先生に任せた。任せたよ。
・・・そんな訳で
糖尿病の言葉に驚きましたが
乳がん術後1年半検診はクリアしました!
次回は半年後
【 私の乳癌DATA 】
2022年6月 年に1度の乳癌検診
2022年7月 マンモトーム生検・乳がん告知
2022年10月 乳房切除術(全摘出)
2022年11月 病理検査結果
右乳房境界部乳癌(微小浸潤癌)
ステージ1 ルミナルA
浸潤癌だったけど 手術後は
主治医の判断により無治療となりました