治療の効果 < QOL
病理検査の結果を踏まえて
全摘手術後はホルモン治療も無しの
無治療となった私。
これは私が全摘を選択し、
病理検査で見つかった癌の状態と
ホルモン治療の効果による
副作用を比べると、
デメリットの方が大きいとの
主治医の価値観による判断からです。
私自身もQOL(Quality of Life)を考えて
主治医の意見に同意しました。
無治療バンザイではない
ホルモン治療を開始する覚悟でいたから
正直、今も戸惑いはあるし
ホルモン治療無しの選択に
ばんざーい! バンザーイ!とは
思っていません
だけど、『飲まなくていい!』と
言われた薬を
『飲ませて下さい!』という気も
ありません
それはそれでやっぱり不安はありますよ。
だって、微小だって浸潤していた事に
違いはないのだから
大丈夫かな? 大丈夫だよね?
それは、人生を全うするまでは
わからない賭けかな?
ブログ続けて大丈夫?
そして、この先も皆さんと同じように
長い長い治療が続くつもりで
始めたブログ。
治療がなくなった報告の後は
『 いちぬーけた!』感を
他の方に与えてしまわないか?
嫌な気持ちを与えないかな?と
ブログを一度、Yちゃんに読んで貰ってから
アップしてきました。
私も片胸失ったんだけど・・・
なんとなく無治療になった事で
気おくれした日々を過ごしていました。
コメントを読み返して
病理検査結果を報告した日のブログ。
無治療の結果に意味のない
罪悪感を感じると綴ったこの日のブログ。
どう書けばいいのか悩み、
ずいぶん時間をかけて書きました。
でも、自分の思いを遥かに超えた
コメント欄の言葉達に、
実はうるっとしました。
沢山のコメントを頂きましたが
下の言葉はMayさんから。
なにも罪悪感を感じることなんてないですよ。
結果は結果。人それぞれ違って当然ですし、
皆さんその後の治療のことを知りたくて
ブログ読んでる訳でもないと思いますよ。
病気になって不安な気持ち、
その後どんな経過になるのか、
様々なパターンがある事を知りたいはずです。
あまりに的を射ているMayさんのコメントに
ちょっと笑ってしまう私がいました。
おっしゃる通り!
他にも、
“ 手術後に無治療と言う事があることを
始めて知りました”
“早期発見が出来たら、
手術のみで済む場合もある。
参考にも、希望にもなると思います”
そんなコメントも頂いていました。
改めて、ありがとうございます
私の経験を活かしたい
もう1度、これらのコメントを読み返し
浸潤癌で手術後に無治療をなるのは
たぶん、少ない例だと思うので
この経験を活かしていくのが
私の役割なのかな・・・と思えました。
なのでなんとなく付けていたブログ名
【2022夏 乳がんのいろは】も
私はいろはの【い】で終了なので変更
失った右胸も無駄にしたくないし、
おせっかいなのか?
誰かの役に立ちたい。
これから治療に入る人や、
スタートラインに立つ前の人の
役に立つことが出来ればいいな。
そんなこんなで、小さなアシスト目指し
ボチボチやっていこうと思います
今日は良い天気の日曜日。
紅葉が綺麗! 気持ちが良かった。
今日はマントマンではなく
ロングコートですww
【 私の乳癌DATA 】
2022年6月 年に1度の乳癌検診
2022年7月 マンモトーム生検・乳がん告知
2022年10月 乳房切除術(全摘出)
2022年11月 病理検査結果
右乳房境界部乳癌(微小浸潤癌)
ステージ1A ルミナルA
浸潤癌だったけど 手術後は
主治医の判断により無治療となりました