オーダージーンズ、レザージャケットのLDFS unofficial blog 非公式Blog -6ページ目

大崩海岸ソロツーリング

うちの店は火曜が定休日なのですが
ここのところいつも仕入れ廻りか作業したりで
完全にOFFの日をなかなか作れないでいました。

 

先日思い切って完全に休んでソロツーリングしてきました。

愛鷹PA

焼津市の駿河湾沿いの大崩海岸に行きたかったのです。
ただ、かなり距離があるので日曜半休で行ってすぐとんぼ帰りして午後から開店、
みたいな行程が組めないので一日かけて行ってきました。

目的は大崩海岸石部海上橋に行きたかっただけなので
せっかくなので道中、静岡名物の”炭焼きレストランさわやか”
に寄ってげんこつハンバーグを食べておきました。

さわやか

平日午後という事で、店内もガラガラで良かったです。

さわやかは並ぶってもっぱらの噂ですもんね。

 

ハンバーグは美味しかったです。
でも遠いからこれからはココスのハンバーグで我慢します。

ハンバーグじゃなくてハンバーガーなら
高円寺から吉祥寺に引っ越してしまったFAT'Zザサンフランシスコか
山中湖のムースヒルズバーガーが美味しくて好きです。

お肉自体がおいしくてチェダーチーズとかがめちょめちょに入ってる
太りそうなハンバーガーなら幾らでも出せます。大好きです。

橋に着きまして下に降りてみたり、浸食されて崩れた旧道を眺めたり。
崩れた道を修復できないので迂回する為にできた橋なんですね。
事故も多くて心霊スポットだそうです。

 

石部海上橋

ここ

 

天候が良いとこの駐車場から左手の方に富士山がきれいに見えるみたいです。

 

 

きっとまた来るよ。

帰りはしたみちで箱根を抜けて途中から東名に乗りました。

さすがに箱根は肌寒かったけどまだまだ暑い一日でした。

 

すごい距離

 

341Kmも走って這う這うの体で帰宅しました。

 

ライダースジャケットを着る人生

古着として1930、40年代のレザージャケットが今も流通している。
そう考えるとレザージャケットは80、.90年間は消滅せずに着用可能な、
おそらく持ち主より永い命を与えられた、稀有な服と言えるだろう。
 
俺の作ったジャケットも
俺がこの世から跡形もなく消えた後も
どこかに存在してるんじゃないかと思う。
 
自分も今着てるライダースが、数十年後
巡り巡っていつかどこかで誰かが着ていたりするのだろうか。
 
近い将来、バイクにも乗らなくなったとしても、
自分の人生で最後にこのジャケットに袖を通す日が必ず来る。
 
もしバイクに乗り続けているならば、バイクの事故死亡率の高さから
ライダースジャケットが人生最後の日に着る服になる確率は高いと思う。
 
自分もバイク乗るので、仲間でありお客さんでもある人達も
今まで何人か亡くなってしまった。
 
ある仲間はライダースが完成し、渡して、
冬から着るのを楽しみしてたのに、とうとう着ずにして、
スクーターで近所を走行中の事故で逝ってしまった。
 
オーダーされて初めてうちで採用した、厚手で丈夫なレザーを使って、
脊椎や肘などにもパッドを内蔵させた特別仕様だった。
きっとほぼ新品のまま仕舞われているだろう。
 
ある仲間は、バイクに乗る時は勿論、車でも、冬でも夏でも
いつもいつも、それこそ、
この人寝てる時もこれ着てるんじゃないか?
と思う事もあった。
そしてめちゃくちゃ似合っていた、恰好良い男。
 
もちろん人生最後の日にも着ていた。
大事故。
救急隊が脱がせるためにハサミで切り裂いたジャケット。
警察から戻されたレザージャケをごく親しい方が
元に戻して欲しいと持ってきて、直した。
直し終わって血で赤く染まったミシンを見て
あらためてニュースで観た事故の凄まじさを感じた。
 
今も親しい方が保存してくれている。
でも彼は最期の瞬間までバイクが楽しいと思っていたに違いない。
 
ある若い仲間、
彼が人生最後の蒸し暑い日に
季節外れのうちのライダースジャケットに袖を通してバイクに乗った。
その時彼はどう思ったのか。
 
真夜中の暗い闇を覗き込みながら、
彼は何を見て何を思ったんだろう。
 
衝撃の後、何を観て何を思ったんだろう。
そしてうたかたと共に苦しみは振り切ったのかな。
 
そのレザジャケは大切に飾ってくれるらしいから、
巡り巡って70年後くらいに古着屋に流れて
街の若者が着てたりしてね。
 
 
 
言葉が悪いのでここから先は誰も読まなくていいけど、
 
生きる理由とか幸せとか語るのも勿論、人それぞれの感じ方だけど、
俺は昔から人生というものはクソ貯めだと思っている。
 
この世に生まれてこようと思って生まれてきた人間なんてだれひとりとして存在しないし、
生きる意味、などという崇高なものは何も無いんだと思う。
 
正確に言うとそばに居る人間からすると
その人が居てくれるだけでうれしい、居て欲しいと思ったりするものだと思うので、
自分以外からすると生きる意味、
存在意義があったりするんだろうけど。
 
息を止めると苦しいから自然に呼吸して腹が減るから何か食って、
それが生きるって事だと俺は思う。
 
そう思うと何故自分は苦しいんだとか
幸せじゃないんだとか無意味な事感じなくて済む、
クソ貯めに幸せなんか在りはしない。
 
そんなどっぷりクソ貯めの漬け日々の中でもがきながら、
ごくごくまれに一瞬楽しい瞬間があったり、無かったり。
 
頑張るのも逃げるのも自由
悩むのも悩まないのも自由
生きようともがくのも、死ぬのも自由。
 
バイクも自由、
そう考えると少しは気楽に生きられるよね。
 

今年の8耐

今日から8月ですね。
雨ばっかりの七月でした。
そんな七月と言えば、
七月のビッグイベント鈴鹿8耐

昔懐かしいテック21カラーを復活のヤマハ


速そうに見えないのに
異次元の速さのカワサキのジョナサンレイ
あまりアクションは大きくないですが
コーナー入り口でバンクしつつ
リアがすこーし浮いてるんですよね。すごー。

とにかく今年は歴史的な名レース!

の、はずでしたが、
最後にめちゃくちゃになりましたね。
歴史に残るグズグズ。

簡単に言うと、
五連覇をかけたヤマハと26年振りの優勝をかけた
カワサキ、両ワークスの一騎討ちでした。
8時間走るのに数秒の差で抜きつ抜かれつ。
とてもハイペースでエキサイティングなレース展開でした。

が、

まず、グズグズ始まりは
残り30分あたりでスズキエンデュランスチームが
エンジンブロー

たっぷりオイルを撒いて、
一応オイルフラッグ。
所々小雨も舞っているし本来ここはレッドフラッグでペースカーでは。

オイルを踏んだであろう、ホンダスズカレーシングチームがS字で転倒。
可愛そうに。

2周後に最終ラップ、トップ走行のカワサキ
ジョナサンレイがS字で火花を散らしつつ転倒。
悪夢。
ここで赤旗中断

遅い。

で、一周前の順位が適用されるとのことで
カワサキが暫定優勝。

しかし数分後、先頭がゴールしてから5分以内に
ゴールできなかったカワサキは失格で
繰り上がりで2位のヤマハが暫定優勝。

モヤモヤした表彰式。
モヤモヤした打ち上げ花火。

その昔、トップゴールしたホンダにエキサイトした観客がコースに雪崩れ込み、
バイクに跨ったままファンに囲まれてしまった
ホンダワークスレーサー、
マイクボールドウィンがブチ切れて、
失せろ!ジャップ!イエローモンキー!と、
片っ端からファンを殴り倒しながらピットに去って行った、
あの時の様な熱い祭り感は皆無でした。

そしてそのあと三転してカワサキが、
優勝者無しでの赤旗なので、5分ルールは無効と異議申し立てし、それが採用され暫定優勝。

既に帰途についていたライダー達は
急遽会見会場に戻りました。


結局EWCの規則の解釈の仕方で二転三転したようです。
こうなってくると五連覇達成!と
ぬか喜びしたヤマハがかわいそう。


きっかけを作ったのは間違いなく
世界耐久選手権のシリーズ優勝がかかってたスズキエンデュランスチーム、
エンジンブローして
オイル吹きまくってるのをライダーが確認しつつ
コース上を走り続けるという行為は
どうなんでしょう。
下手したら死人が出てしまう行為だと思います。

この直前にエンジン不調でピットインする時かなりアフターファイヤーが出てました。
減速してアクセル戻してる時ならまあわかるけど
ピットアウトしてアクセル開けてる時も
アフターファイヤー吹きまくってたから
あの時点で終わってたんです。
そんな状態で騙し騙し走れるのは、ホンダだけです。
カワサキもヤマハも特にスズキは絶対無理です。

レースディレクションもここまでわかりやすく
コース上にオイル吹いてるのを認識してるのだから、
盛り上がってようが競り合ってようが
ここで赤旗出してペースカー入れないと危ないですよね。

すごく良いレースだっただけに残念な終わり方だなー
と思いました。


湿度が高いと革にカビが生えやすい問題と二次被害

常日頃からお勉強熱心な職人ちゃんが皮革のセミナーに行ってきて
「これってあの時のアレじゃないですかー?」
と、情報を持ち帰ってきてくれました。

 

そのアレっていうのは、LDFS公式ブログにも書きましたが
除湿剤による”革チュルチュル問題。”

以前、ご来店頂いたお客様から、

「何かの薬品だと思うのですが、
コートが変質してしまって何とかして欲しい」
というお直し依頼が入りまして、


実際の画像はこんな状態。

収縮した襟

襟やケープがチュルチュルに縮んで

ケープと袖の一部も収縮凝固

かつ、がっちんがっちんに固まってしまっていました。

 

LDFS的には、熱による変質でも無さそうだけど

クロゼットの中でこんなに強烈な薬品に触れる事はあるのだろうか、

と不思議に思っていたリペア案件でした。


セミナーの講義の中でわかった事ですが、

この症状の原因となる薬品とは、
除湿剤の溶液らしいです。

 

有名なところでは”水取り〇うさん”などのような
塩化カルシウムで除湿をする系のやつで、

薬剤成分と空気中の水分が結合して水が溜まるタイプのものです。

 

その除湿したあとの溜まった塩化カルシウムの液体をこぼしたりして

皮革に付けてしまうと、こんな化学反応を起こすらしいのです。

これによってクロゼットの中の革ジャンや
下駄箱の中のブーツ等、
毎年多数のちゅるちゅるカチカチ被害が出ているらしいです。

なのでこれを見た皆さん!
除湿して溜まった水を誤って倒してこぼし、
大切な皮革製品に掛けぬよう、
除湿剤は革モノから離して、かつ低く安定の良いところに置きましょう。

もしこの液がかかってしまい、ここまで来ると修復はほぼ不可能なのですが、
うちクラスになると、
くちゅくちゅの襟、ケープ、袖は分解して、

分解した襟

元のデザインを収集した情報から推測、

そこからパターンを制作。
似寄りの同素材の皮革を探し出し、

各欠損パーツを制作。
またお召しになれますようお直し致します。

復元した襟

 

ケープ、袖も復元

大丈夫ですよ、

そう、LDFSならね。

それでもどうしても無理なら

一緒に困る準備もできてます。

 

いつも革好きの傍に痛い、
じゃない、
居たい、LDFSでした。

新しい名刺でやらかす

もう去年の話なのですが名刺を作ったんです。
いつも普通の白い名刺と,
 
普通の名刺
黒い名刺
スペードのエース風
 
こんな感じの黒に金とか銀文字のイキった名刺と二種類作っているのですが、
もう両方とも在庫がほぼなくなってしまいました。
 
本当に0になる前に作らないと!と
今回、名刺屋さんでカタログを観せてもらっていたら、
紺の良い紙質のものがあったので
”これに金文字でいいじゃん”とか軽く決めて、
いざ支払いになったら、、、
 
3万円を軽く超えてて驚いてしまいました。
 
何でも店員さんいわくオフセットなんちゃらで
文字が鮮明でどうしたこうした、で高いそうです。
 
完成したのがこちら。
高い名刺
 
スペードのエース風
確かに極細の線も鮮明に出ていました。
紙の厚みも通常の名刺と比べてかなりあります。
厚みのある名刺です。
でも一枚350円くらいする名刺なので
そうそうばらまけない気がしてきて
それでは本末転倒だと結局普通の名刺もつくりました。
 
しかし配れない名刺って意味無いので配りますけど。

スタバのコーヒーは一杯500円オーバーで高いとか
吉牛は300円台で安いとか色々ありますが、
一枚350円の名刺は間違いなく高いと思いました。

名刺負けしない男になろうと思います。