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ふぇりっくす日記

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1月は「いぬ」、2月は「逃げる」と言います。

前回の更新から随分経ってしまいました。

 

もはや10日ほどたって

古典の仲間入りをしそうな程に新鮮さを失った、ゲンロンカフェでの討論。

 

(動画配信は終了。

東浩紀さんは不貞腐れているのではなくて、視聴者のコメントを見てます。)

 

世情の流れが早く時代遅れのトークかもしれませんが、

それなりに面白かった部分を振り返ってみます。

-------------

今回のお題

 

エリートが「実験だった」という時

 

 

 

トークの最初は3人がツイッターで炎上してるという話から、始まります。

今回は、そこを見ましょうか。

 

 

東浩紀さん(以後、樽)

「トランプについてツイートすると全部炎上する。『俺の考えてる民主主義はお前の考えてる民主主義と違う』なので、そりゃそうでしょうとしか返しようがない」

 

金髪さんは、ニュース女子の件でMXの出演拒否。

沖縄の雑誌から取材を受け、あちらでの好感度が爆上げとのこと。

この話題は、トークの最後のほうでも触れていました。

 

三浦さんは、彼女自身の炎上について聞かれて・・・。

 

「あれは、実は実験だったんですよ」

 

などと、のたまっておられました・・・。

 

 

 

浅尾慶一郎を思い出したわ。ヽ(`Д´)ノ

 

 

 

一時はブームに乗って拡大し、無残に消滅した「みんなの党」

解党から一年の記事

http://www.kanaloco.jp/article/136827/2/

 

浅尾氏いわく

「組織に依拠せず、政策実現を目指した実験政党だった

 

私の様にポスティングしてた支持者からすれば、

ふざけんな(怒)、です。ヽ(`Д´)ノ

 

ちなみに私。

 

浅尾氏と直接話したことあります。

前回の参議院選挙の時に(中西けんじ氏の応援に来てた浅尾氏)

横浜駅東口で演説してるところ見かけました。

 

彼の演説が終わったあとに話しかけて、

自民党に靡いた彼に、2015年の統一地方選では野党再編を訴えてたことを質すと。

 

 

 

「(統一地方選前にあった、彼自身の)

衆議院選挙では再編を訴えた

 

などと、のたまっておられました。

 

 

 

嘘つけや。ヽ(`Д´)ノ

 

統一地方選挙時の、神奈川新聞の記事

http://www.kanaloco.jp/article/71981

 

実際は衆院選の後も

「みんなの改革」という地域政党で、政界再編を目指しておりました。

なお、この地域政党のHPがこっそり消されていたことを質すと、浅尾氏はシドロモドロに。

 

なんで自民党に鞍替えしたのかシツコく質すと・・・

「うまくいかなかったから・・・」

 

 

 

 

ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ

 

 

 

まぁ、脱線しすぎてもアレなので、ゲンロンカフェに戻ります。

 

三浦さんの炎上はふたつ。

 

ひとつ目の炎上は、複数のツイート。

それを誤読されての炎上。

 

1つ目のツイート。

 

2つ目のツイート。

 

そして3つ目。(引用RT)

 

 

 

複数ツイートのうち、単発を切り取り誤解されちゃった的な災難。

 

 

 

 

でわ、もうひとつの炎上をみましょう。

 

これが実験だったとのこと。

 

番組での会話を、一部割愛しながら再現します。

(この写真の東浩紀さんに、じわじわくるw)

 

 

金髪さん

「かなり否定的なリプライが来たのを実験だったと言ったのは、どういう実験だったんでしょうか?」

 

 

三浦さん

「ごく一部なんだけど、世の中には現実を見たくない人たちがいる。日本だから実験しても大丈夫だと思った。トランプ政権の戦略を、戦略として受け止めて、驚異認識を新たなステージに乗せるのか。それとも内部分裂するのかな、と思って。」

 

「私はアメリカの中道の人の気持ちが、なんとなく分かるというか。今回トランプ来るかもしれないな、と。そういう疑念を持っていた。」

 

「(トランプが)政権をとるかもしれないと思った最大の理由は、私が普通のアメリカ国民とか、南部の人を知ってるからで。んで、中道の、都市の、リベラルだけど、お金を持ってそうな人がどう考えてるかっていうことを考えて、私なりの意見を、マデレーン・オルブライトさんのツイートについて表明してみたんですよ。」

 

「つまり、アメリカ人の中で、ムスリムのリストみたいなもの作るとします。これはユダヤ人と一緒で登録するものです。その登録するリストをベースに、治安機関とかが、いちいち「コンコンコン、あなた過激思想に染まってませんか?」と行く。これレイシャル・プロファイリング(人種による選別、人種による追求差別)ですよね。」

 

「そのようなリストが出来たら、オルブライトさんは捜査の意味が無くなるように、なるべく多くの人がムスリムに登録すると」

 

 

金髪さん

「改宗するわけじゃないけど、意味がなくするために、そっちに登録すると?」

 

 

三浦さん

そうなんです。これ宗教でやってるから、凄い先鋭的なものに思えるけど、アメリカでは人種のプロファイリングて行われていて、全然新しくないし、例えば運転免許証にもCaucasian(白人)となることがある。白人とアジア人が混ざっていても、そうなることはある。人種は全部の州に書いてきた。仮に黒人の家に生まれても白ければ白人と書くことで、黒人差別を逃れてきたという映画とか小説とか、たくさんあるんですよね。」

 

「そういうものをやってきたアメリカの歴史があるのに、ムスリムを登録する制度が新しいとは実は言えなくて・・・ただ、やったらマズイよね、という制度なんですよ。」

 

「じゃあ、それをやめさせるためにデモをするか、政治的に働きかけるか、自分がムスリムとして登録するか、選んだ時に・・・。」

 

「(仮に)日本で、華人もしくは在日朝鮮人のコミュニティをリスト化しますと。北朝鮮で、何らかのテロがあったとして、テロに応じて登録しますと。もちろん全員を敵視してるわけじゃありませんみたいな「お題目」があって・・・日本人のどれだけ多くの人が、はい私は在日朝鮮人です、華人ですといって登録をする運動に参加してくれるか。」

 

「この登録運動始めたら、右派に負けるんですよ」

 

「私はあくまで実験といったけれども本心でつぶやいていて、オルブライトさんの発言ていうのは――オルブライトさんて、アメリカではすごい評判悪い問題児なんだけど――オルブライトさんの発言がこういう反応を呼び起こしますよ、とつぶやいたら、案の定きたと。(左派の否定的リプライが)」

 

「やっぱり、この人たちは運動が勝つことよりも、イデオロギーの純粋性のほうが大事で、トランプが狙った通り、アメリカの左派も日本の左派も、分断してお互いを攻撃し始めるんだなとよく分かったので、やっぱりこの政権は戦略をもってやってるんだなってことが裏打ちされました。」

 

 

このあと、金髪さんがアメリカの世論調査で4割ほどトランプ支持があることを述べ、

樽(東氏)が、トランプはビジネスマンで世間の無意識を拾っている的なことを解説。

 

ゲンロンカフェでの会話(冒頭部分)は、こんな感じでした。

 

 

まぁ正直、炎上して攻撃されちゃった後で

「狙い通り」「実験だった」的なことを言われると。

 

 

 

 

 

思い出すのが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これですかね~。(;´∀`)

 

 

 

あー、いや

上念さんを思い出すだけで、三浦さんの実験は嘘ではないと思います。

 

私ですら、ツイートやブロゴスでコメントしてるとき

「こんなん書いたら、どうなるだろう?」 と実験的に挑発してるときは多々あります。

 

エリートなら尚更。

あくまで実験ですから、その神算鬼謀に平伏するのみでございます。m(_ _)m

 

 

 

 

では、実際に炎上したツイートを見てみましょう。

 

 

・・・。 (´∀`*)?

 

 

なんか、さっき赤字で書いた部分と微妙に違うような・・・。

 

そういえば番組のコメントでも

「三浦さんは最初、オルブライトが改宗すると勘違いしてたとしか、思えないけどな」

と、的確な指摘がありました、とさ。

 

ツイッターでも、多くのご指摘あり。(以下、一部引用)

 

 

 

 

別に、トランプの狙い通りに分断されてるわけじゃなくて、

三浦さんの間違いに対する指摘がけっこう多かった。 (´△`)アチャー

 

 

ま、まぁ・・・。

 

実験ですから。(;´∀`)

多少のチョンボは誤魔化しちゃえば、それで良いのだと思います。

 

予想通りなら実験。予想外でも実験 (ドヤァ)

後付けするなら、だいたいこれで乗り切れる!

 

まぁ三浦さんに悪意があるわけでもなく、

オルブライトさんの問題を知った上で、義憤(勘違い含む)ぽいですね。

人間なので、悪意の無いミスは気にしてはいけない。

 

でもさ、三浦さん。誤魔化しはバレてるから、

今後は、癖にならない様に良い子で行きましょうね♪ (*´∀`*)フフフ

 

 

浅尾さんや上念さんほどには、

みっともない事にならず、乗り切れてると思います。(たぶん)

 

なんだかんだで、勉強になることは仰ってますし。

このツイートなんかも、ね。

 

 

オルブライト酷いね、オルブライト。ヽ(`Д´)ノ ムキー

 

 

 

それでは、今回はこのへんで。

 

ここのところしばらく、アメブロ、ツイッターやブロゴスも見る時間がなかった。(;´Д`)

春までは、ちょいと暇になったので、今後は気が向いたら更新です。

 

現状の関心事は・・・

・トランプ(70%)

・都議会(20%)

・動物愛護(10%)

です。

 

何かと騒がしいトランプについては日米同盟の先行きが一番気になります。

 

米国内の憲法違反(?)と言われる状況や、人権に抵触しそうな問題、仮にそうとは言い切れなくても道義的問題。メディアや有識者のトランプ批判、デモ・・・。

 

いろいろ騒がしいですね。

特に安全保障と経済に関しては日米の関わりは深く、我々も他人事じゃない。

 

都議会は、小池劇場から都議選までの流れが気になります。

動物愛護は前回日記で少し文字起こしした、セッション22(荻上チキ氏の番組)の続き。

 

最近は、ネットだけでなくニュースも見れてなかった(忙しかった)ので、

情報を確認しながら、思うところを書いていきます。

 

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当面はトランプについて。

 

 

東浩紀氏の、ゲンロンカフェを拝聴させていただきました。

 

ゲンロン主催イベント

三浦瑠麗 × 津田大介 × 東浩紀

 

『トランプ時代の新世界秩序』 新潮書 刊行記念トーク

 

(見た目通り、頭は良いけど性格は滅茶苦茶悪い人です。でも、現実的なリベラル)

 
有料放送(¥1.000)、4時間超で内容が濃い。
たぶん世間の報道とは随分視点が違うと思います。
三浦さんの新著と合わせて、個人的に、とてもお勧めです。
 
 
ゲンロンで語られた内容に全て触れるわけにはいかないし、
三浦さんの著書についてもそれは同様なのですが。
(物理的、時間的、著作権的に)
 
随分と勉強になったので、差し障りのなさそうな範囲で、
何度かに分けて自分の感想でも書いてみようかなぁと思います。
 
 
・・・とりあえず今回の日記で、先立って書いておきたいことは
三浦さんが出馬するとしたら自民党からではなくて、
維新か小池党あたりの改革政党なんだろうなと思います。
 
現状、彼女がその気がないと言ってても、どうせ向こうから誘われてズルズル行くでしょう。
どうせ、まんざらじゃないんだろうから。
都議選は出ないと思いますが・・・。
 
仮に、政治家三浦瑠麗が出現するとしたら、アウトサイダーな特質を活かしたワンポイントリリーフ的な(橋下徹氏的な)役割だけ果たせば、それでいいんじゃねと思います。
 
個人的には、彼女の著作(特に学術書)を楽しみにしてるユーザーです。
そちらの世界で、のし上がっていってくださると嬉しいのですが・・・。
 
というわけで、三浦さんの著書『シビリアンの戦争』も宣伝しておきます。
以前、このブログでも少し書きました。
 
 
民主主義社会では、市民側(政治家も含む)のほうが好戦的で、軍関係者のほうが戦争に慎重。その幾つかの事例をつぶさに検証しています。
(英国のクリミア戦争・フォークランド戦争・イスラエルの第一次、第二次レバノン戦争・そして米国のイラク戦争)
 
これを書いた三浦さんが、「トランプは戦争をする気はない」と言い切ってます。
彼は暴言王で、世界に増悪を撒き散らし、ポピュリズムの権化のようなイメージがあります。
しかし三浦さんは、民主主義が暴走して、戦争に突っ走る未来になるとは見ていない。
 
ゲンロンカフェの議論と、新著のトランプ本と、シビリアンの戦争と、全部セットで見ると、彼女の言いたいことは、おおよそ分かる気がします。
朝まで生テレビほか、彼女がTVで出演して話してるものよりも、この3点セットのほうが遥かに勉強になる。
 
今回は、ここまでで。

 

 

11月4日(金) Main Session 

小池都知事も公約で掲げた殺処分ゼロ。
空前のペットブームの今、
考えるべきこととは何か?

 

【スタジオゲスト】
ジャーナリストの駅義則さん

【電話出演】
成城大学教授の打越綾子さん

 

ー------------

番組、音声ありのページは、こちら。

http://www.tbsradio.jp/86595

--------------

 

聞きながらツイートしてたので、それをペタペタ貼ります。(最初から20分過ぎまで)

東京都知事選挙の結果が出ました。





▽小池百合子(無・新)当選、291万2628票。
▽増田寛也(無・新)179万3453票。
▽鳥越俊太郎(無・新)134万6103票。
▽上杉隆(無・新)17万9631票。
▽桜井誠(無・新)11万4171票。
▽マック赤坂(無・新)5万1056票。
▽七海ひろこ(諸派・新)2万8809票。
▽立花孝志(諸派・新)2万7241票。
▽高橋尚吾(無・新)1万6664票。
▽中川暢三(無・新)1万6584票。
▽山口敏夫(諸派・新)1万5986票。
▽岸本雅吉(無・新)8056票。
▽後藤輝樹(無・新)7031票。
▽谷山雄二朗(無・新)6759票。
▽武井直子(無・新)4605票。
▽宮崎正弘(無・新)4010票。
▽望月義彦(無・新)3332票。
▽山中雅明(諸派・新)3116票。
▽今尾貞夫(無・新)3105票。
▽内藤久遠(無・新)2695票。
▽関口安弘(無・新)1326票。


東京都選挙管理委員会によりますと、今回の東京都知事選挙は、投票率が59.73%となり、前回、2年前の投票率を13.59ポイント上回りました。

これは、衆議院選挙と同じ日に行われた前々回、4年前の選挙の62.60%に次いで、平成に入って2番目に高い投票率でした。






テキストはHNKニュースからの引用でした。






小池氏有利は報じられていたものの、この大差は少し意外。
彼女個人の資質・政治手腕を鑑み、さらにこの得票数と世論を背景に、旧態然とした都庁や都議会の在り方に切り込む事は期待できるかもしれません。

こんな話も…。



親学の勉強会参加も自分のサイトから消去したし、疑念を招く極右的なものからは(少なくとも表面上は)引いていく姿勢のようです。

一方で、彼女自身の政治資金の問題は選挙中からかなり指摘されています。
前々知事の猪瀬氏、そして前知事の舛添氏は政治資金を批判される形で辞任にまで追い込まれています。

ですので、その流れとしては都議会議員とメディアは小池氏の資金問題を追求すべきです。
でないと一方での大義・流れの上では整合性はとれなくなります。
それがもう一方の大義である都議会改革の足を引っ張る材料になると分かっていても、放置することもそれはそれで権力者の欺瞞を生じさせるために、悩ましい点でもあると思いますが・・・。

追求は、メディアや都議会議員の仕事でもあります。
特に舛添氏追求の急先鋒だった音喜多(おときた)都議などは、「追求して説明させることが一応の筋でしょう。


なのになぜか、
小池氏の資金問題を音喜多氏が説明するというズレたことをやってますが。(;´Д`)

(しかも説明になってない)


これについては、ツッコミどころ満載だったので、後日。



まぁそれは、置くとして。





音喜多都議に関しては
決定的な嘘つき野郎であることが発覚しました。


この場で糾弾しておきます。









おいおい…。








2016年7月30日時点で、みんなの党 の所属になってるじゃねーか。(;´Д`)





ああ、そういえば。

「都議会のドン」として最近売り出し中の内田茂氏。
どうやら違法行為追求の流れで、追い落としが始まる様子です。

猪瀬氏が仕掛けてますね。

とりあえず今回は速報だけ。















うーん、どうなるのか。


NHKのニュースから、一気に話題になりました。

宮内庁は打ち消しをしていますが、いちおうは打ち消さないといけない事情もある様子です。


詳しくは、毎日新聞のニュースサイトに。

http://mainichi.jp/movie/video/?id=5035094451001


要は、皇室典範の改正は国会で議論をしないとできない。

天皇陛下は政治的な主張はできないから。


なので、「漏れた」 の意味も、そこから汲み取ることが出来るかと思われます。


仮に、時の政権(特に安倍政権)が突然議論を始めたら、物凄く疑念を招く事になるでしょう。

変に与野党がいがみ合って話が進まなくなります。

陛下のご意志が 「漏れて」 (仕込みなのは察しがつきますが)、それを知った国民の理解がある段階で議論が始まる。 そういう日本式のお作法ということで、よろしいかと思います。

(違うかもしれないけど…)



※国民にご意志をハッキリ示されるかもしれないとも、報道されています。





いちおう、参考までにブロゴスの松田公太氏の記事を添付しておきます。


松田氏の意見は意見として、コメントを参照です。

http://blogos.com/article/183461/




「議論をするなぞ不敬である」とか…そういうの多いですね。(;´Д`)






いちおう私は、神武期以来とされる最古の皇別氏族の流れの名字を持ちます。

そしてもちろん、この手の話は半ばネタであることは承知であり、当たり前です。


でも、そうじゃなくてガチで信仰に励んでらっしゃる人が…結構いるのですよね。

私の名字の由来にすら、クソ真面目に反応する人がいる。(ご年配の方とか、特にね)





自分や、自分たちのルーツに興味を持ったり、内心で矜持を持つのは自由だけど、人生の意味は世襲では決まりません。


(※ 自分で自分の人生を見つめる「意味」です。

 「価値」については判断しないほうが好ましいと思います。)



私個人は、宗教右派的な天皇崇拝者やスピリチュアルな神社好きには、とても冷めています。

別の理由で尊敬できると思って尊敬したとしても、そして個人的には神道の多くの部分にシンパシーを感じたとしても、しかし神秘的な何かを畏れて政治的に皇室を持ち上げる傾向には馴染めません。




普通に考えれば近代的な国家観や憲法を受け入れている時点で、天皇の政治的役割は終わりでも不自然ではないはずです。明治期に国家のデザインを誤り、未だに修正ができてない様に思います。


おそらく双剣論のように、天皇を政治的立場から切り離して聖性の権威として存続させるほうが好ましい。逆に政治的に持ち上げ軍備を整えると、必ず責任を問われる事態は発生します。


現状の象徴としてのポジションを維持して曖昧な状態を続けるか、もしくは政教から離れた聖なる存在としての天皇を国民に再認識してもらう方向で行くのか、その選択肢で考えるほうが無難かと思います。



何れにせよ、天皇の生前退位は重要な議論になるはずです。

陛下のご健康のためだけではなく、減少(簡略)傾向にあった祭祀の重要さを考え直す意味でも、議論に値すると思います。