新年明けましておめでとうございます
年末、大晦日に愛犬に指を噛まれて怪我をしました。
年末に"なんてこったい"と思っていたら年が明けて元日に唇を噛まれてしまいました。
そんな踏んだり蹴ったりの年末年始でしたが、これで厄払いが出来たと前向きに考えようと思っているところです。
元日には嫁さんの実家に挨拶に行き一泊して、翌朝2日に嫁さんをほっといて初滑りに行ってきました。
場所は流葉スキー場です。
前日からそこそこの雪が降ったようで、8時半頃に到着して間違えて乗った初心者向けのリフトで一本回した後、取り敢えず最上部まで行ってみようと思ったタイミングが、運行開始が遅れていた最上部までのリフトの運行開始に間に合い、最上部に位置する"国設ゲレンデ"で面ツルのノートラックを滑ることができました。
初めてのゲレンデで勝手が分からず偶然ですが、思いがけないお年玉をもらいました。
日が出ず冷え込んで、雪が降る続けるという私が望む最高の条件で、標高が1400m以上とあって、地元のゲレンデじゃお目にかかれないようなかなり軽いパウダーを久しぶりに滑ることができました。
今回は手持ちの板2枚、MOSS snow stick U5 と K2 zeppelinを準備していきました。
パウダーが狙える午前中はU5で、面が荒れた午後からはzeppelinを使いました。
一日のうちで板を使い分けるのは初めてのことです。
zeppelinは昨シーズン最終日に1回乗っただけなので、マトモに乗るのは2年ぶりのことですが、1年乗ったU5と比べることでzeppelinのキャラクターと良さを再確認することとなりました。
そもそもzeppelinは3年前にスノーボードに復帰するにあたって、とりあえずヤフオクで安く手に入れた板です。
それまでは10数年以上マトモに滑っていなかったのでzeppelinを使ってもどんな板なのか比べる基準を持てていませんでした。
今までのこの板に対する私の感想は<固くて乗りづらい>というものでしたが、良い意味で覆ることとなりました。
午前中はU5でパウダーを楽しみます。
11時まで滑ったところでトイレ休憩のついでに早めの昼食に。
少々の荒れパウでも乗りやすいU5ですが、かなりゲレンデが荒れてきて板がバタつき暴れ始めたので、このタイミングで一度車に戻りzeppelinに乗り換えました。
U5は少々柔らかいフレックスで、それが取っ付きやすさとパウダーでの乗りやすさにつながっているような気がしますが、<どんな板でどんな条件の斜面でも滑りきれるような技術>を持たない私にとっては、条件が悪くなるにつれて扱いにくい板になってきます。
U5ではバタついて乗りにくくなったゲレンデですが、zeppelinに乗ると硬いフレックスをしっかりと踏み込むことで荒れたバーンに食いついてグイグイと向きを変えていくのが分かりました。
U5よりもターン孤の半径が小さいため荒れた雪面に合わせてターンを刻めて、スピードコントロールもしやすく感じました。
パウダーではU5のように突っ込んでも自然に浮いてくるようなことはなく、フロントを少し上げてやる必要があります。
U5はパウダーでキャンバーを踏み込むと加速しますが、zeppelinで加速しようと踏み込んでも沈んでしまいます。やはりパウダーの楽しさではU5に軍配が挙がります。
エッジを削ったばかりなので放ったらかしのU5よりよく食いつくのは当然ですが、硬いフレックスもあってU5よりもカービングは楽でした。
スノーボードに復帰して4シーズン目にしてやっと少し技術と脚力がついてきたようで、<乗りにくい>と持て余していたzeppelinを<乗りやすい>と感じられるようになり、本領を少し垣間見れるくらいには板が踏めるようになってきたようです。
明確にキャラクターの違いが理解出来たので、確実にパウダーが狙えることが分かっている時にはU5で、それ以外やコンディションが悪くなっていくときにはzeppelinと、条件と滑りに合わせて2本の板を使い分けていけそうです。
世間はパウダーブームのようで私もそれに傾倒気味でしたが、オールマウンテンボードである
zeppelinの良さが分かったことでまた違うスノーボードの楽しみ方が出来そうです。
昼食以外の休憩を入れずに滑り続けて、14時を回ったところで右の太ももが攣ってしまったので終了としました。
国設ゲレンデは引き上げる14時半の時点でも、降り積もった雪の結晶ががしっかりと形を保っていて、踏んでも握っても片栗粉のように固まらないほどの状態の良さでした。






















