効かなくなったリアブレーキについて。
<効かない>ではなくて<効かなくなった>ということは以前は効いていたということですが、最近になってリアブレーキが効かなくなりました。
どれくらい効かないかというと、欲しいものを買ってもらえずに駄々をこねて道路の真ん中でうつ伏せで寝っ転がっている子供くらいに聞きません・・効きません
完成車についてくるブレーキシューとサンディングしていないリムくらいのものです。
普段私はカタヤマのブレーキシューにサンディングしたリムにAトランのスプレーを塗って使っています。
この組み合わせでワイヤーやシューとリムのクリアランスを適切な状態に調節していれば、かなりブレーキが効きます。
しかし、最近いきなり効きが悪くなったのでリアブレーキをバラしてみると。
ご覧のようにシューの表面にベッタリとカリカリに固まった膜が張っていました。
この膜の正体は固まったAトランです。
Aトランは夏の終わり頃から使っていますが今までこんなことはありませんでした。
考えられる可能性としては、寒くなってAトランの粘着性が落ちてシューにくっつき硬化した、ということでしょう。
外は雪が降っているので練習はもっぱら車庫の中ですが、気温は恐らく5度以下です。
何度綺麗にしてもリムにAトランを塗ると同じようになってしまいます。
仕方がないのでリムのAトランを削り落としてリムのサンディングのみで乗っていますが、やはり望むほどの制動力は無く、カタヤマのシューも寒さで柔軟性がなくなっているようで輪をかけて効きません。
シューをもっと良いものに交換すれば、とも思いますが、こんな小さなシューに6千や7千円ものお金は出せないな、という気持ちがあります。
ぐちを言っても仕方がないのですが、リアブレーキがディスクだったらどうだろうなと思います。
私のバイクのフレームにはリアブレーキ用のディスク台座が付いていないので、リアをディスクということになれば必然的にフレームの買い替えということになるんですが、そうするとこないだ変えたばかりのリアハブがまったくもって無駄ということになる訳で・・
余計なこと考えるのは止めてスノーボードにでも行ってこようかなと思っております。

