前回の続き
不可抗力で落札したバイク・・自分で入札するくらいなのでまんざらでもなく、こうして手元に届くとやっぱり嬉しい。
2012 GIANT BRASS1
¥68,250(本体価格 ¥65,000)
| SIZE: | 317(S), 368(M)mm |
|---|
| WEIGHT: | 15.2kg (317mm) |
|---|
を搭載したダートトレイルデビューにおすすめするSTPの弟分。
STP 譲りの本格ジオメトリーフレームに、100mmトラベルのサスペンション、SRAMコンポーネント、メカニカルディスク、オリジナルチェーンフィットがハードな走りを実現。バースピン対応オリジナルステムの採用など、ダートジャンプ初心者から中上級者まで満足できるパッケージ。身長150cmから対応するサイズ展開も魅力。
---------------↑↑↑メーカーサイトより抜粋----------------
トライアル専用車でガチガチに練習するのはもちろん楽しいけれど、たまには気楽に段差で遊びながらポタリングしたいな、と考えていました。
じゃあ、と候補に挙がったのはGIANTのSTP、SPECIALIZEDのP3、KONAのSHRED、
どれもプレイバイクで、STPとP3はシングルスピードで13万円、シュレッドは9万円ほどです。
無理したら買えなくもないのですが、MTBは今まで所有したこともないし上を見るとキリがない、どんなモノでも買ってしまえばそれなりに満足できるだろうと思い、出来るだけ出費が抑えられるようにオークションで物色しました。
結局4万500円で落札しましたが、STPやP3を買うことを思えばまだ9万円も余っているわけで・・
もう一台買ってもお釣りが来るってもんです。
-しかし、買ってから気がついたことがひとつ-
独身時代のように気楽に自分の趣味に大金を注ぎ込むと、暫く針のむしろに座らされるようです。
今後、趣味への投資は十分な根回しの基に実行したいと思います。
二年前の現行のラインナップには載っていない、定価68000円程の高価とは言えないどちらかといえば安い部類にはいるモデルのMTBですが、私のように後からこのバイクに興味を持つ人もいると思うので、参考になればと思い多めに画像を載せます。
KENDA KENDA SMALL BLOCK EIGHT 26x2.1
RST DIRT RA 100mmトラベル
フロントフォークの右側、リバウンド・減衰の調整
左側、プリロード・バネの強さ
安いバイクなので高性能なフォークではないはずですが、どちらのダイヤルを回してもしっかりと違いが感じられ、思ったよりも安っぽくないという印象です。
ロック機構はありません。
現時点ではまだ当りが出ていないので何とも言えません。
出来ればAvidのBB7に交換したいと思います。
シフトのアップ、ダウンはどちらも親指で操作します。
シマノの方が操作性が良いとの記事をよく見ますが、これが初めて所有するMTBでシマノを使ったことのない私にとって操作性は全く問題ありません。
インジケータの視認性も良く、むしろ使いやすいという印象です。
リアディレイラーはSRAM X5で8速、フロントはシングルです。
トラ車のことを思えば8速もあれば十分、変速もスムーズです。
上位グレードのコンポを使う人にとっては色々意見があるのでしょうが、初心者で他に比べるモノの無い私にとっては変速出来るだけで感動です。
少々のことでは壊れそうにありませんし、壊れてもらったら困ります。
その代わり車重はたっぷりで15kgだそう。
ハンドル幅は65cm、トラ車に慣れた私にとっては少し狭いです。
走ることメインでは丁度良いと思います。
サドル ホワイトがグレーのフレームの中で良いアクセントになっています。
ステム Aluminum 31.8 50mm
フレーム ALUXX-Grade Aluminum OLD135mm
以上が新車状態での感想です。
新車価格が6万8千円ということもあって私の中では安価なMTB、ルック車と大差ないのではとのイメージを持っていましたが、こうして届くと流石世界のGIANTと思わせる品質です。
乗ってみた感想は、想像以上に良く走ります。
後輩のロードにも乗らせてもらったことがあるのですが、ロードバイクに初めて乗ったときよりも感動がありました。
ルック車を想像していた分、期待値が低かったことがあっての高評価なのかな、と思いますが。
プレイバイクとして購入しましたが、フレームサイズがMサイズということもあるからなのか、サドルを高くして乗ると普通のMTBとして十分使える安定感があります。
これなら街乗りだけじゃなく、どんどん山の中に入っていっても楽しめそうです。
私自身、トライアルバイクを購入するときに敷居が高いような気がして、MTBを購入してトライアルの練習に使おうかと悩んでいましたが、巡りあったショップのアドバイスによってトライアルバイクの購入に繋がりました。
今回BRASS1を購入して少しトライアル的な動きをしてみたところ、同じ自転車ながら全く違う乗り物だと実感しました。
スタンディング、ウイリーは問題ないのですが、ダニエルは全くフロントアップの状態が維持できる気がしません。
まだ前後のブレーキの当りが全く付いていないのでダニエル自体できない状態ですが、サスペンション機構の付いたフォークが重いです。
車重がたっぷり15kgもあるので当然ですが、ありとあらゆる動作が重く感じます。
ペダルからのインフォメーションもディレイラーを介してのものなのでダイレクト感がありません。
26インチのMTBはでかいです、20インチのトラ車に慣れてしまった私にとって、250ccのバイクに乗ったあとに1000ccのスパースポーツに乗るような威圧感を受けます。
トライアルの土俵で両車を比べるのは不公平ですが、トライアルバイクが軽量なスポーツカーだとすると、MTBは重量級のスポーツセダンといったイメージです。
動画でMTBを使ってトライアルバイク顔負けにトライアルテクニックを披露したりジャンプしまくっているものを見ますが、トライアルバイクとMTBを実際に乗り比べると改めてそれらがすごいことなんだと思い知らされました。
早速以前トラ車で使っていて切りすぎて御蔵入りになっていたハンドルを取り付けました。
ハンドル幅69cm、トラ車には短いですが、それっぽく使いたいMTBには良い長さじゃないかと思います。
ちょっと雰囲気変わりましたね。
フォークのアウターとシート、ハンドルのホワイトが良く合っています。
何はともあれまずはブレーキの当りを付けます。
しばらく乗ればまた違った印象を持つことがあると思うのでまたリポートしたいと思います。












































