姑息まみたす
なかなか日常生活で自分の気持ちや感情を上手く表現する事が出来ない。
ちゃらい、と見られた方が楽だから出来る限りへらへらする。
ただ悲しかったり悩んだりすると、ふとした瞬間に深くて長い、暗い溜め息が出る。こういう場でブツブツと独り言を呟いている。
やっぱり1人が好き。好き過ぎるのかもしれない。“その人を好きじゃないからだよ”と友達は言う。そうかも、と思うけど。
一体いつになれば“1人にしてくれ”と思わずにいられるんだろう。不安になる。
孤独は高貴だ、と誰かが言っていた。そう、頷ける。
しかし“高貴さ”も1年、365日続けば慣れてしまうし、それが当たり前になる。
なんか極端だよね。人を愛せないのかもしれない、と悩む。
ひとつ、自分の軽率な行動に対する責任でもあるけど、嫌われるまで好きでいようと思う。
間違ってるかもしれない。いや、完全に間違いだ。
相手がどう思ってようが、妙なトラウマみたいな感覚だけ残す、みたいな事は避けたい。これ以上、自信を失わせたり、嫌な経験を増やさせたりしたくない。誰の心にも残りたくない。
悪人になりたくないんだよ、たぶん。ずるいよね。
この前病院に行って、最近夜に必ずでる微熱の話をしたら“一応癌の検査を受けてくれ”と言われた。これで癌だったとしたら完全に天罰だ。
今のとこ、もりもり食べるし、ぐうすか寝てるので、それは無いと思う。
悪い奴ほどよく眠る。
それで音楽にまた逃げる。ギルバートオサリバンが救ってくれている。
雨音がYouAreYouと一緒に踊り出す。
1人カラオケでも行こうかな。
ちゃらい、と見られた方が楽だから出来る限りへらへらする。
ただ悲しかったり悩んだりすると、ふとした瞬間に深くて長い、暗い溜め息が出る。こういう場でブツブツと独り言を呟いている。
やっぱり1人が好き。好き過ぎるのかもしれない。“その人を好きじゃないからだよ”と友達は言う。そうかも、と思うけど。
一体いつになれば“1人にしてくれ”と思わずにいられるんだろう。不安になる。
孤独は高貴だ、と誰かが言っていた。そう、頷ける。
しかし“高貴さ”も1年、365日続けば慣れてしまうし、それが当たり前になる。
なんか極端だよね。人を愛せないのかもしれない、と悩む。
ひとつ、自分の軽率な行動に対する責任でもあるけど、嫌われるまで好きでいようと思う。
間違ってるかもしれない。いや、完全に間違いだ。
相手がどう思ってようが、妙なトラウマみたいな感覚だけ残す、みたいな事は避けたい。これ以上、自信を失わせたり、嫌な経験を増やさせたりしたくない。誰の心にも残りたくない。
悪人になりたくないんだよ、たぶん。ずるいよね。
この前病院に行って、最近夜に必ずでる微熱の話をしたら“一応癌の検査を受けてくれ”と言われた。これで癌だったとしたら完全に天罰だ。
今のとこ、もりもり食べるし、ぐうすか寝てるので、それは無いと思う。
悪い奴ほどよく眠る。
それで音楽にまた逃げる。ギルバートオサリバンが救ってくれている。
雨音がYouAreYouと一緒に踊り出す。
1人カラオケでも行こうかな。
霧
今日、何かが吹っ切れた。
喫煙所でいつも会う、40前の女の人がいる。
いつも通りに何気なく会話をしていた。
“いやー、でも歳とるってイイ事かもしれないですねぇ。そう思った事無いですか?”
と私。
本当に言葉が滑り落ちる雰囲気で言ってしまった。
相手が相手である。私は28だ。普通の女の人だったら怒るだろう。そう、私にはデリカシーが欠けている。
そしたら
“そうねぇ…美空ひばりを聴いて感動出来るようになった事は嬉しいな”
と。
昔は演歌なんか大嫌いで、美空ひばりも勿論、わざとらしくて嫌いだったらしい。
解らないものが少しずつ解るようになってきて、心に届くものがあるから嬉しい、らしい。
美空ひばりが亡くなる半年前位のライブで淡谷のりこさんが唄った事や、愛燦燦について熱く語った。
人は歳を重ねると何もかもが鈍くなると思っていたし、動から静へ移行し、守りに入るモノだと思っていた。
ただ、最近は感覚だけは開くように感じる。素直になれている気がする。
だったら歳を重ねるのは素晴らしい事だな、悪くないな、歳をとりたいな、と思う。
たちこめた紫煙が消えていくように、霧がかった心 の中も少しずつ晴れていく。
喫煙所でいつも会う、40前の女の人がいる。
いつも通りに何気なく会話をしていた。
“いやー、でも歳とるってイイ事かもしれないですねぇ。そう思った事無いですか?”
と私。
本当に言葉が滑り落ちる雰囲気で言ってしまった。
相手が相手である。私は28だ。普通の女の人だったら怒るだろう。そう、私にはデリカシーが欠けている。
そしたら
“そうねぇ…美空ひばりを聴いて感動出来るようになった事は嬉しいな”
と。
昔は演歌なんか大嫌いで、美空ひばりも勿論、わざとらしくて嫌いだったらしい。
解らないものが少しずつ解るようになってきて、心に届くものがあるから嬉しい、らしい。
美空ひばりが亡くなる半年前位のライブで淡谷のりこさんが唄った事や、愛燦燦について熱く語った。
人は歳を重ねると何もかもが鈍くなると思っていたし、動から静へ移行し、守りに入るモノだと思っていた。
ただ、最近は感覚だけは開くように感じる。素直になれている気がする。
だったら歳を重ねるのは素晴らしい事だな、悪くないな、歳をとりたいな、と思う。
たちこめた紫煙が消えていくように、霧がかった心 の中も少しずつ晴れていく。
昭和記念公園
初めて行った。
最近緑地か海に行くと落ち着く事に気付いた。緑地は感覚を解放してくれるような、何かそんな感じ。
不器用なまでに頭を大きくした紫陽花の花の美しさに心を奪われ、それを誰かに伝えたいと思う事が恋だとしたら、これは恋なんだと思う。写メール機能ってどのケータイにも付いててさ、私はいらないし、撮らないと思っていた。
でも鞄をごそごそして、ケータイ出して、ぱしゃってやってね。
そんな陳腐な行動をあっさりと、無意識にやってしまう自分に少し愕然とした。なんて気持ち悪い事をしているのだ、と自戒。
人を好きになるのはいつも悲しい事だったし、叶わぬ事だった。同じ叶わぬ事だとしても今回は少し違う。
明らかに楽しい。
シロツメ草やクローバーの覆い茂ったベンチの上で、入れ歯を外した老人が寝ていた。死んでいてもおかしくない。ミイラ。近寄って観察したら息はしていた。生きてた。
この世の岸辺で揺らぐ魂。
幻想的で、懐かしくて、また泣きそうになる。静かな、ささやかな永遠の眠りに着くときにあの老人はあんなに気持ちよさそうな顔を出来るだろうか。
広場に行くと子供が遊んでいたのでサッカーしたり、ぴよぴよ、と鳥ごっこをして遊んだ。
子供は、いい。
こっちの都合はお構いなしにボールを持ってきて“遊んで”とせがむ。はしゃぐ。笑う。水が滴る事にも、草木が揺れる事にもいちいち感動する。生きることのプロだ。
お陰で息が切れた。もう三十路なのに。女子なのに。
と思いながらも公園の真ん中でぴよぴよぴよぴよやってしまった。
笑ってくれるから止められない。妙なサービス精神を発揮してしまった。お母さん達に挨拶した。“私と遊んでもらってありがとう”と。
変な顔された。
なんでも無いこともドラマだなぁ。
気持ち悪い事ばかりで申し訳ないけど、四つ葉のクローバーを探した。勿論自分の為じゃない。急に思いたって一時間探した。
なかった。
探し物が何か解った老人が“ここは三つ葉しかないよ”と言った。
おかげで紫外線アレルギーなのか、痒い。くそ。
最近緑地か海に行くと落ち着く事に気付いた。緑地は感覚を解放してくれるような、何かそんな感じ。
不器用なまでに頭を大きくした紫陽花の花の美しさに心を奪われ、それを誰かに伝えたいと思う事が恋だとしたら、これは恋なんだと思う。写メール機能ってどのケータイにも付いててさ、私はいらないし、撮らないと思っていた。
でも鞄をごそごそして、ケータイ出して、ぱしゃってやってね。
そんな陳腐な行動をあっさりと、無意識にやってしまう自分に少し愕然とした。なんて気持ち悪い事をしているのだ、と自戒。
人を好きになるのはいつも悲しい事だったし、叶わぬ事だった。同じ叶わぬ事だとしても今回は少し違う。
明らかに楽しい。
シロツメ草やクローバーの覆い茂ったベンチの上で、入れ歯を外した老人が寝ていた。死んでいてもおかしくない。ミイラ。近寄って観察したら息はしていた。生きてた。
この世の岸辺で揺らぐ魂。
幻想的で、懐かしくて、また泣きそうになる。静かな、ささやかな永遠の眠りに着くときにあの老人はあんなに気持ちよさそうな顔を出来るだろうか。
広場に行くと子供が遊んでいたのでサッカーしたり、ぴよぴよ、と鳥ごっこをして遊んだ。
子供は、いい。
こっちの都合はお構いなしにボールを持ってきて“遊んで”とせがむ。はしゃぐ。笑う。水が滴る事にも、草木が揺れる事にもいちいち感動する。生きることのプロだ。
お陰で息が切れた。もう三十路なのに。女子なのに。
と思いながらも公園の真ん中でぴよぴよぴよぴよやってしまった。
笑ってくれるから止められない。妙なサービス精神を発揮してしまった。お母さん達に挨拶した。“私と遊んでもらってありがとう”と。
変な顔された。
なんでも無いこともドラマだなぁ。
気持ち悪い事ばかりで申し訳ないけど、四つ葉のクローバーを探した。勿論自分の為じゃない。急に思いたって一時間探した。
なかった。
探し物が何か解った老人が“ここは三つ葉しかないよ”と言った。
おかげで紫外線アレルギーなのか、痒い。くそ。