2022年を象徴する?30曲 | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。

あけましておめでとうございます。

 

昨年このブログを読んで下さった方、ありがとうございます!

また、はじめて訪れて下さった方、よろしくお願いします!

年が明けたということで、「2022年に聴いた音楽」について書きたいと思います。
2009年から毎年こういう記事を書いてますが、わかりやすく「年間音楽」というテーマを設けたので、この年はどうだったというのが振り返りやすくはなったと思います。

 

 

ではまず、「2022年に聴いた曲」のプレイリストです! 前回と同様、30曲です。
 

 

この後、「2022年のアルバム」の記事も書こうと思ってるので、そのアルバムの曲は入れないようにしたんですよね。そうでないと、ほとんどアルバムの曲になってしまいそうだから。それならそれでアルバムの記事だけ書けば良いんだけど、曲のことも書いておきたい~!ってことで。けど、アルバム以外にして、聴いた実感があまりないものになっても困るなぁ、、、ごちゃごちゃ言ってないで書きたいと思います!
 

2022年を象徴する?30曲

 

1. Runaway/ディーン・フジオカ
2. I Don't Have a Pen/ビアリストックス
3. 原罪と福音/東京事変
4. ordinary people feat. BIM/Ryu Matsuyama

 

私の 2022年はランナウェイ(逃げる)からはじまったと言えるかも知れません。ビアリストックスは別途書くとして、椎名林檎に癒やされることを発見し、Ryu Matsuyama は「オーディナリピーポー」が頭に残りました。Ryu Matsuyama は優河とも一緒にやったりしてるようです。優河、名前を結構見かけました。
 

5. The Heart Part 5/Kendrick Lamar
6. We Are Alive/Terrell Hines

 

ケンドリック・ラマーのこの曲はアルバムには入ってないよね。マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」をサンプリングしてて、顔がいろいろな人に変わっていくこの MV はディープ・フェイクという技術らしいです。カニエ・ウェスト、ウィル・スミス、、、。
これについては以下の記事を参照したりしました。

 

ケンドリック・ラマー新曲「The Heart Part 5」徹底解説: MVで顔が変わる曲には何が込められたのか?

https://www.udiscovermusic.jp/columns/kendrick-lamar-the-heart-part-5-video-meaning

 

「The Heart Part 5」についての覚え書き -塗り重ねられた顔たち-

https://note.com/fugakura/n/nf421b3d22c92

 

テレル・ハインズは、ベックとかヴインス・ステイプルズとも曲作ってる人で気になってるんだけど、情報があまりない。

7. 素晴らしい世界/森山直太朗
8. Whale Song/さかいゆう

 

2022年で 1曲選べと言われたらこの曲かも知れません。素晴らしい世界はどこに。ぜひ聴いて欲しいです。
 

さかいゆうのこの曲も響く。鯨は今、どこを泳いでいるのか。声が良いし、素敵なボーカリストだよねぇ。


9. BREAK MY SOUL - THE QUEENS REMIX/Beyonce、Madonna

ビヨンセ「ブレイク・マイ・ソウル」の、マドンナ「ヴォーグ」を使ったリミックス!!
ニーナ・シモンとかローリン・ヒルとかミッシー・エリオットとかリゾとかの名前をシャウトしてる!!

10. お茶/UA
11. UK/SHERBETS

 

やっぱ良いよね UA! スーパーボーカリスト!

UA に代わる人いないもんなぁ。UA みたいな人ってのもいない気がする。

「お茶」は永積崇(ハナレグミ)作曲! コーラスも参加してるよね~。


政治学者の中島岳志との対談もあった。そこで『魔女の宅急便』の話になって、原作には映画の続きの話があり、中島岳志が今の UA を「魔法が使えなくなった後のキキ」と言っていて、UA も嬉しいと言っていた。すごく響いた。

 

Spotify が関連曲(?)として流してきて、引き込まれた。

歌詞に「ライ麦畑」出てくる? やっぱり、ベンジーがサリンジャーでミヤジがドストエフスキー? → AJICO復活!

 

12. You're My World/Cilla Black

13. The greatest/Lana Del Rey
14. Happier Than Ever/Billie Eilish


シラ・ブラックは、映画『ラストナイト・イン・ソーホー』を観て印象に残った曲。なんか、上記の SHERBETS の曲と通じるところない? 幽霊が出てきそうっていうかさ。

ラナ・デル・レイは、Spotify が 2022年に聴いたトップアーティストというのを出してくれるんだけど、ラナ・デル・レイが 2位だったの! 私そんなにラナ・デル・レイ聴いたっけ?って感じなんだけど、でも確かにふとしたときに聴いてたかも。

 

ビリー・アイリッシュ、やっとライブを観ることができた!

15. I Don't Know How I Survive/Death Cab for Cutie
16. 正直者はすぐに死ぬ/paionia
17. 源/鶴
18. 寂しい宇宙/Gateballers
19. Cosmic Force/チャラン・ポ・ランタン

 

デス・キャブ・フォー・キューティー、エレカシの野音でかかってたらしいじゃん?
paionia は別途書くとして、鶴はラジオでかかって「おっ!」となった曲。なんかこう、“いい加減さ” や “適当さ” がほのかにあって良いバンドな気がした。ゲートボーラーズは、2019年に聴いた音楽 (2/2)で気になった日本のバンドとしてあげてて、こんなキャッチーな曲もあるのか?と。

 

チャラン・ポ・ランタンのこの曲は、ロシアのバンド Mumiy Troll の「Kosmicheskie Sily」を日本語でカバーした曲。「コ・ロシア」「進め、たまに逃げても -Russian ver.-」の MV を見た Mumiy Troll のメンバーがチャラン・ポ・ランタンを気に入り、コラボ企画への参加をオファーして実現したんだって。この MV は Mumiy Troll のメンバーが作ったんだそう。すごいよね。それが 2021年の出来事。
 

そして 2022年、ロシアによるウクライナ侵攻。

チャラン・ポ・ランタンのももちゃんがこの曲の MV をロシア語と日本語の歌詞とともにインスタに載せていた。2022年、この曲はあげておきたい。


20. Call me back/松任谷由実 with 荒井由実
21. 仮面の国/トライセラトップス
22. さよならメランコリア/佐野元春&THE COYOTE BAND

 

50周年って本当にすごい、ユーミン。
 

トライセラトップスはアルバム『Unite / Divide』で、「仮面の国」とか「いっそ分裂」とか今を感じさせるタイトルであり歌詞。佐野元春&THE COYOTE BAND の『今、何処』も時代を突く。

 

23. War/Goo Goo Dolls
24. Viva Las Vengeance/Panic! At The Disco
25. Will Of The People/MUSE
26. Adios Nonino/Astor Piazzolla

 

グー・グー・ドールズは、Age Factory の清水英介が好きって言ってて(「ネーム」をフェイバリットにあげてた)、それで新作が出たので聴いた。グッド・メロディ~。パニック・アット・ザ・ディスコのこの曲好き、軽快で。ミューズもアルバム出たー。

アストル・ピアソラについては。 → ピアソラからPUSHIM、AwichからPUSHIM

(そして、小松亮太のライブにも行ったんだ)

 

27. きらり/藤井風
28. 新時代/Ado


藤井風はすごい勢いなんだけど、「きらり」良いなぁって思った。紅白のパフォーマンスもすごかったし、貴重な存在かも。

「新時代」は何度も聴いてるうちに好きになってきちゃった。Ado はすごいボーカリストなんだろうなぁ。

29. キレイな人(Find Love)/宇多田ヒカル
30. 新月/スピッツ

 

私が選んだのは↑の日本語バージョン。

宇多田ヒカルはアルバム『BADモード』から他にも曲あるけど、この曲にしたのは、これが「Movin' on without you」のアンサーソングみたいになってるから。「Movin' on without you」といえば、浜崎あゆみがカバーした曲で。 → 『宇多田ヒカルのうた』を聴いて

“終わって欲しいところで人生終わらない”

“12時の鐘に怯えなくてもいい 汚れたドレスに裸足の私もいい感じ”
先の「魔法が使えなくなった後の話」にも通じる、大森靖子「Over The Party」で言うところの、「最高で最悪なパーティーが終わって途方にくれても、その向こう側へ行くことができる強い人が愛しくてたまらない」話のような。
 

“Nothing's gonna stop me Only you can stop me”

(誰も私を止められない あなた以外には止められない)

“I'm movin'on withou you”

(あなたがいなくても、なんとかやってるわ)

“I have to go without you”

(あなたがいないところで、やっていかなきゃならないの)


2014年に浜崎あゆみが「Movin' on without you」をカバーしたときは、上記の歌詞がまるで浜崎あゆみから宇多田ヒカルへのメッセージかのように響いた。(※歌詞和訳は宇野維正『1998年の宇多田ヒカル』より引用しました)

 

そして 2022年、「Movin' on without you」のアンサーソングとも言える「キレイな人(Find Love)」で、宇多田ヒカルが「終わって欲しいところで終わらない人生を生きる人」を歌う。これはもしや、浜崎あゆみのカバーへの、また、浜崎あゆみへのアンサーソングでありメッセージでは?

 

そして最後は、スピッツ!

何を隠そう、Spotify の 2022年トップアーティスト、1位がスピッツだったんです。これは、スピッツのプレイリストを作ろうと思ってたくさん聴いたからなのがあると思うんだけど、その中でこの「新月」と出会いました。それまでちゃんと聴いてなかった曲だから、そのプレイリストには入れなかったんだけど。でもね、この曲が 2022年のトップソング 1位だったんですよ! 今の私は「新月」なのかも知れない。

 

 

というわけで、本当は「新しく出会ったアーティスト」のことや「2022年私的トピック!」とかも書きたかったんだけど、それはまた別の記事で。「アルバム」も別記事で書く予定です。

 

こんな感じですけど、皆様、

 

今年もよろしくお願いいたします。