AJICO復活! | ラフラフ日記

ラフラフ日記

主に音楽について書いてます。

 

 

2001年 AJICO の旅から 20年、AJICO が復活するって!

AJICO というのは、UA と浅井健一が結成したバンドなんだけど…

2000年に結成され、その短い活動期間の中、何度かライブに行った。

このブログではここに AJICO の名前が出てきます。

 


短いながらも濃厚で、楽しかったなぁ。

それで AJICO の復活を楽しみにしていたんだけど、このご時世(?)、ベンジー(浅井健一)が何て言ったとか UA が何て言ったとか言う人もいて、でも、今にはじまった話じゃないと思うんだよね。けれど、そんなところにも AJICO の素晴らしさを感じる。

だって、復活後の新リリース『接続』の一曲目「地平線 Ma」の出だしの歌詞から、

“もう右も左も関係ない”

だからね。

 

 


そして、ご存じの方もいると思うけど、先ほどあえて UA と浅井健一が結成したバンドとだけ書いたけど、AJICO のメンバーって、

UA (ボーカル)
浅井健一 (ギター、ボーカル)
TOKIE (ベース)
椎野恭一 (ドラム)

なんですよ。(再始動でももちろんメンバー変わってません)

すぐピンと来た方もいると思うけど、これ、宮本浩次のファーストソロツアーのバンドメンバーのうち二人もいるんですよ!!


宮本浩次 (ボーカル、ギター)
名越由貴夫 (ギター)
TOKIE (ベース)
蔦谷好位置 (キーボード)
椎野恭一 (ドラム)

宮本浩次ツアー|宮本、独歩。|宮本浩次のソロ
https://miyamotohiroji.com/tour_2020/

 

というか、このツアーメンバーを見たとき、私まっさきに AJICO!って思ったからね。

でもツアーは、コロナウイルスの影響で一公演も開催されないまま全公演中止になってしまった。

 

 

ここで、浅井健一と宮本浩次の話をすると、、、

 

「浅井健一と宮本浩次という分かれ道があったら、私は宮本浩次を選んだんだ」

 

と思うことがあって。

 

なぜそう思うのか自分でも説明できないんだけど、昔エレカシがソニーのオーディションに出たとき、ディレクターに「なんか、いきがってますけど、まだ元気?」「サリンジャーとか好きなんですか?」とか訊かれて、そしたら宮本浩次、

 

「いや、ドストエフスキーが好きです」

 

と答えたんだって。

(続けて「だいたい人が真面目に歌ってるのにもかかわらず、その質問の仕方はなんだ!」と言って、その場がシーンとなったそうな)

 

それで私はこう思った。

 

私は、サリンジャー(浅井健一)ではなく、ドストエフスキー(宮本浩次)を選んだのでは?

 

そういえば、BLANKEY JET CITY(言わずと知れた、浅井健一がボーカル&ギターのバンド)には「SALINGER」って曲がある。

 

って何の根拠もなく、ドストエフスキーもサリンジャーもちゃんと読んでいない私の連想なんだけれども。

 

「ライ麦畑でつかまえて」のサリンジャーと「罪と罰」のドストエフスキー。

 

私はあるとき、宮本浩次の方の道を選んだんだな…そう思うことがあるんです。逆に言えば、浅井健一の方を選んだ道もあったのかも知れないなと。AJICO はそんな選ばなかった道を私に見せてくれるのでしょうか。

 

それにしても AJICO の『接続』の歌詞、意味がわからなくていいですね! 意味がわからない歌詞、久しぶりに読んだ気がする。あとでもう一回読んでみようか。

 

そんなこんなで AJICO が楽しみなのです。

 

↓とか、いろいろ思い出したり込み上げてきたりしてヤバい。

(AJICOの「TAKE FIVE」かっこいいんだよなぁ)

 

 

 

 

そして、そう、そうなんです。

 

去年の 2月以来、1年4ヶ月ぶり、ライブに行くことになりそうなんです。

 

ホントはその前日のドストエフスキーに行きたかったけどさ。

 

選ばなかった(選べなかった)道の方でも、例えばそこでツアー「宮本、独歩。」のリズムが脈打っていたなら、それは素敵なことだなと思う。