『ホルモン』とは、牛や豚の臓物(内臓)のことです。
狭い意味では小腸・大腸を、広い意味では正肉以外のかつて破棄していた部位をも含む臓物全般が含まれ、皮・胃・肝臓・心臓・腎臓・子宮・肺・腸などを用います。だそうです。『もつ』とは、臓物(ぞうもつ)の「もつ」だそうです。
ホルモン、畜産副生物、内臓肉とも呼ばれていたということですが、「もつ」は昔から食肉業者や料理人の間で隠語として使われていたそうです。
要するに「ホルモン」=「もつ」ということですね。だそうです。
あとホルモンの名前の由来について
諸説あるそうのんですが、
特に有力な2つ
①【ホルモンは方言だった】という説
ホルモンは今では牛や豚の内臓全般のことを言ったりしますが、昔はこの部分は食べることなく、毎日捨てられていたそうです。それを戦後の大阪で、とある洋食店の店主が「これも何かの料理に使えないか」と、いくつかのホルモン料理を編み出したそうなのですが、元々は捨てていた部位だったので「放るもん→ほるもん→ホルモン」と呼ばれたそうです。
ほるって大阪弁は他府県の人には本当に
伝わらないですよね、、、
(ほる、ほかすetc)
②【ホルモン分泌を促進する滋養料理であったことから】という説
1920年代に精力を増強する料理のことを「ホルモン料理」ということが流行したそうです。
当時のホルモン料理には卵・納豆・山芋・スッポン料理なども含まれていたそうで、ホルモンに関しても栄養豊富な内臓を食べると活力がつくとして名づけられたとのことです。昭和になると料亭や洋食屋が内臓料理をホルモン料理としていたそうで、ホルモン分泌を促進する滋養料理であることに因んでいるといわれています。
具体的には、ハツ・レバー・マメ・ミノ・センマイ・テッポウ・スジ・コブクロがそれにあたります。
脂肪分も少なく、低カロリーです
牛ホルモンと豚ホルモンで多少の差はありますが、「鉄」・「亜鉛」・「銅」の含有量が高く、汗とともにミネラルが体外に出てしまう季節に特に必要とされる栄養素が豊富に含まれています。
夏バテ対策に食べるのもおすすめです。特に「ビタミンB12」は一食当たりで1日の目安を摂取することができます。
ビタミンB12は葉酸と結合して赤血球の核酸やタンパク質の合成を助ける働きがあります。
どちらかが欠けると貧血をおこしてしまいますが、葉酸もホルモンには含まれているのでバッチリですね。他にも「ナイアシン」・「ビタミンB2」・「パントテン酸」・「ビタミンC」を多く含んでいます。では具体的な効果をみていきましょう体の免疫力を高める疲労回復貧血予防美容効果特にセンマイに多く含まれる亜鉛亜鉛には、爪や髪の毛を美しく保つ効果があります。髪の毛や爪を作る際のタンパク質合成には亜鉛が必要です。ですので抜け毛、育毛に効果のあるミネラルとして、サプリメントなどでも人気があります。
また、亜鉛は新しい細胞を生み出すときに必要であり、肌のターンオーバーにも欠かせない栄養素です。
亜鉛を十分摂取していれば、古い皮膚とその下で作られる新しい皮膚の入れ替え、つまりターンオーバーがきちんとマメに行われるので、肌トラブルが起きにくくなるということです。あとはタンやレバーに多く含まれるコラーゲン
コラーゲンは体を形成しているタンパク質の一種で、皮膚・筋肉・内臓・骨・関節・目・髪など様々組織に含まれていて、体内中のタンパク質の実に30%を占めているそうです。
肌は、表面に近いところから表皮・真皮・皮下組織の3つの組織に分けられます。
コラーゲンは真皮の部分に含まれ、真皮全体の約70%を占めています。繊維状のコラーゲンが網の目のように交差し、エラスチンやヒアルロン酸とともに肌を内から支え、肌のハリと弾力を保っています。
コラーゲンを摂取することによって体内のコラーゲン合成が活発になり、肌にハリや弾力を与え、しわやたるみを防ぐ効果があると期待されています。どうですか?ホルモン
かなり美容効果も期待できますよね
ただ、関西の人にありがちなんですが
たくさん食べれば食べるだけ
体に良いってことではないんで
栄養豊富で様々な効果があるといっても
同じものばっかり食べてては栄養が偏るので
適度に食べることが重要ですね☝