Diner a Paris
暖かくなってきて、素足になる日も多くなってきたので
ペディキュア用に赤いマニキュアを購入しました。
今は小さな使いきりタイプも多く出ていて便利ですね。
特にこのmini BOURJOIS シリーズはかわいい!!
「Diner a Paris(パリでディナー)」なんてステキ☆
他にもいくつかテーマがあって(マイアミでクラブ、とか)楽しいし、
使用感もよかったので、また買い足そうかと思います。
ついでにこちらは、今日食べたJoel Robuchon(ジョエル・ロブション)のルリジューズ。
ルリジューズとは、エクレアとシュークリームが二つ重なったようなお菓子で、
中にパティシエクリームが詰まってます。
ルリジューズとは「修道女」の意味で、形が似ていることからつけられた
名前だそうです。
かわいくておいしかったです[E:shine]
生きてると色々あるけど、
こうゆうかわいかったりおいしかったりするものたちに癒されて
また明日もがんばれそうな気がします[E:clover]
ミュージカル!!!
製作から45年の時を経て、今回日本でデジタルリマスター、本国に先駆けて公開された
「シェルブールの雨傘 Les Parapluies de Cherbourg」
「ロシュフォールの恋人たち Les Demoiselles de Rochefort」
の二作品。
両作品とも、フレンチミュージカルの巨匠とされるジャック・ドゥミが監督、脚本を手がけ、
こちらもミュージカル界には欠かせない存在、<マエストロ>ミシェル・ルグランが音楽を
担当、そして今なお映画界のトップ女優として輝きつづけるカトリーヌ・ドヌーヴが主演。
この奇跡のコラボレーションによって生み出された二作品を観ずして、これまで
「フランスが好き」「ミュージカルが好き」と公言していた自分が恥ずかしい・・・
それぐらいに、すばらしい!!!ミュージカル映画です。
まず「シェルブール」。
雨の中、石畳の舗道を進む色とりどりの傘を俯瞰でとらえた冒頭のシーン。
そこでまず、この映画の色彩にひきこまれます。
台詞は全編歌。
今でこそめずらしくないですが、当時としては斬新な手法だったようです。
自動車の修理工ギイ(ニーノ・カステルヌーヴォ)が職場で仲間と話す場面で、
「映画は歌がないからつまらない」というような台詞がでてくるところに
ドゥミのユーモアを感じずにはいられません。
町の傘屋の少女、ジュヌヴィエーヴ(カトリーヌ・ドヌーヴ)とギイの純粋な恋は、
やがて戦争の暗い影にその未来を阻まれ、悲恋へと導かれていく・・・
ストーリーそのものは単純ですが、鮮やかな色彩のすばらしさ、
ドヌーヴの非現実的な美しさ、ルグランの生み出す旋律の豊かさ、
すべてが相乗効果となって作品を盛り上げています。
女性なら、誰もがドヌーヴの可憐な美しさにため息をつくでしょう。
そのファッションや色使いも本当にステキです。個人的には、薄い水色のギンガム
チェックのワンピースに、ベージュのバーバリートレンチ、
黒いリボンのついたカチューシャを身につけた彼女が、
不思議の国のアリスのようで一番お気にいり。
黄色いカーディガンを鮮やかにはおり、仕事を抜け出してギイの
もとへ駆け寄り「Je t'aime....」と繰り返すジュヌヴィエーヴ、
ギイの出征で駅のホームにたたずみ汽車を見送るシーン、
ラストの、雪のガソリンスタンドでギイと再会したときの二人の表情、
会話、そしてせつない現実・・・・
非情な現実を描きながらも、現実感のない美しさを映像と音楽で表現し、
その矛盾がより、作品を高めているように感じました。
「シェルブール」は1964年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、
その大成功を経て、三年後に製作されたミュージカル超大作が
「ロシュフォール」です。
こちらは前作とは打って変わって、ひたすら陽気で明るく、豪華スターが多数出演、
テンポの良い歌と音楽と踊りがちりばめられ、観ているこちらも最高に楽しめる
エンターテイメント性の高い作品となっています。
何よりミシェル・ルグランの音楽がすばらしい!!!
観た後もずっと、あの旋律が頭から離れません・・・
今回ドヌーヴは、実姉フランソワーズ・ドルレアックと双子役で共演を果たし、
物語は二人が理想の恋愛にたどりつくまでの様子を歌と踊りで彩りながら描きます。
旅芸人の一座がロシュフォールに到着し、お祭りの準備を始める冒頭のシーン。
そこであの有名な「キャラバンの到着」が流れ、それだけでテンションがあがります。
ベージュのジャケットにパンツ、スカートの男女が、それぞれカラフルなシャツをインに
着こなし映像に彩りを加えたかと思うと、それ以降は街全体がパステルカラー!!
パステルピンクの消火栓、クリームイエローの旗に薄い水色の雨戸・・・
もちろん登場人物の衣装も華やかで、ドヌーヴ姉妹はワンピース、帽子、手袋、靴と
すべて同じ色調のコーディネイトで目を楽しませてくれます。
二人が歌う「双子の歌」も大好き!メロディは昔から知っていたのですが、
この映画の歌だったのか~!と知ったときは感動でした。
(CMなどで使われているのでたぶん知っている人は多いはず)
ジョージ・チャキリス(ウェスト・サイドストーリー)やジーン・ケリー(雨に唄えば)など
大スターが目白押しな作品だけに少し陰の薄いジャック・ぺランですが、
彼のアイドル並みのイケメンっぷりにも注目。漫画みたいな水兵さんの格好を
ステキに着こなし、理想の女性を夢見て歌う「マクサンスの歌」もすばらしい。
「まだ出逢っていないけれど、彼女がどこかにいることはわかってる」という歌詞に
理想の相手の存在を信じて疑わない純粋な気持ちを思い出してしまいます・・・
この映画を観ると、恋愛至上主義の何が悪い!!という気持ちになりますね(笑)
特に自分がそうだというわけではないのですが、やっぱり恋する気持ちは人生に
欠かせない要素なのだな、と素直に納得させられる説得力があるのです。
と、熱く語ってしまいましたが・・・
しばらくは、この興奮冷めやらぬ中でミュージカル熱がつづきそうです。
つい最近はジーン・ケリーの「雨に唄えば」を観たばかりなのですが、
こちらは「ザ・アメリカンミュージカル」といった作品で、納得の完成度。
タップダンスがすばらしい!
まだまだ観たことのない名作ミュージカルがたくさんあるので、
これから少しずつ観ていこうと思います。
京都日帰り旅 2009春
桜の京都へ行ってきました。
今回も日帰り。行きは6時台の新幹線。お天気は快晴[E:sun]
まずは、蹴上インクラインへ。
染井吉野が満開でした[E:shine]
少し高い位置にあるので、桜の枝が低く垂れ込めていてとてもきれい。
線路が絵になります。写真を撮るのにおすすめです。(人が少ないとなおよし)
そこから少し歩くと、平安神宮の鳥居が見えてきます。
平安神宮の桜はまだ見ごろではないので今回は見送り。
途中にあったパティスリー「オ・タン・ペルデュ」も朝早かったため
まだ開いてなかったのは残念。
またの楽しみにとっておきます。
バスで移動し、早速甘味処で休憩。
「粟餅所 澤屋」では、注文すると目の前で餅を丸めあんこで包んでくれます。
そのおばちゃんたちの手つきのお見事なこと!
きゅっきゅっとまあるいお餅を形作る手仕事の美しさに、しばし見とれてしまいました。
もちろんお味も文句なし。甘さ控えめのあんこと、しっかりした味のきなこで
くるまれた粟餅は、なつかしい素朴なおいしさ。
「あわもち」印のかわいい湯のみでお茶をいただきながら
至福のひとときをすごしました。
そこから徒歩圏内に、桜で有名な平野神社があります。
こちらも満開!たくさんの桜のうすいピンク色で空が覆われて、すごくきれいでした。
出店もたくさん出ていて、この時期は毎夜地元の人でにぎわうのでしょうね。
境内の方へ行くと、濃いピンクの枝垂れ桜が堂々たる姿でお出迎え。
満開とまではいきませんでしたがとてもきれいでした。
再びバスで移動、世界遺産の上賀茂神社へ。
こちらの有名な斉王桜はまだ一分咲き・・・(知っていましたが)
お隣のソメイヨシノはきれいでした。シートをひいてお花見している人たちもちらほら。
有名な三角の砂のお山、立砂は神様の降りてこられる場所だそうです。
この完璧な状態を維持しつづけるのにはどんな苦労が・・・とつい思わずにいられません。
その後は、賀茂川沿いをお散歩。
ずーっと続く桜並木と青い空、穏やかな川の流れ、土手でくつろぐ人々・・・
のーんびり、春の訪れを実感した時間でした。
ただ、暑かった!!半そででちょうどいいくらい。
途中から枝垂れ桜で有名な半木の道に入ったのですが、こちらも
前情報どおりあと一週間で満開かな?といったかんじでした。
桜は品種によって咲く時期が違うので、見たい桜を狙って時期を選ぶといいと思います。
濃いピンクの枝垂れもかわいいですよね[E:cherryblossom]ソメイヨシノより写真映えもすると思います。
歩きつかれてバスに乗ってさあランチ!と思ったら・・・
行きたいお店が定休日[E:coldsweats02]
ガイドに「不定休」と書いてあったので、あやしいけどまさかね・・と思ってたら(笑)
気を取り直して、近くにあった町屋カフェひだまりへ。
たたみにちゃぶ台の昔ながらの日本家屋の店内に、アンティークなおしゃれ雑貨が
調和していて、ゆったりなごめる空間でした。
画像は手作りと思われるメニュー。かわいい!!
注文したのはかぼちゃとお豆のクリームシチュー。
お食事メニューは少ないのですが、やさしいお味でほっこり、疲れた体にしみました。
観光客の若いカップルもいれば、地元の常連客風のおじさんもいたり、
こういうところは京都ならではですね。
機会があれば立ち寄っていただきたいおすすめカフェです[E:cafe]
(一緒に行ったゆ。さんはプリンシェイクを絶賛してました[E:delicious])
日も暮れてきて、そろそろお寺もしまる時間。
(二条城に行こうとしたのですが入城時間を過ぎてました[E:sweat02])
買い物でもしようと祇園方面へバスで移動。
円山公園は相変わらずたくさんの花見客でにぎわっていました。
が・・・
やっぱり有名な桜の木は、なんだかさみしいかんじ。
CMや広告で見る姿とのあまりの違いに、最初見たときは驚きました[E:wobbly]
今回は、夕景の切ないかんじが妙にマッチして哀愁漂う写真がとれたかも(笑)
その後は恒例の二年坂、産寧坂あたりでぶらぶらお買い物。
よーじやはやっぱり京都好きな女の子でたくさん!
以前お土産でもらったリップクリームゆず艶やがよかったので、
リピート買いしちゃいました。
駅に戻ってからも中村藤吉本店のカフェ横売店で生茶ゼリィを買い、
新幹線で食べる夕飯を伊勢丹地下で買い、東海ツアーズでついてくる
おみやげ券でおみやげを改札内売店で買い・・・
ライトアップを見にいったりするときは、かなりぎりぎりになりがちな
日帰り旅ですが、今回は余裕をもってゆっくりお買い物もできたのでよかったです。
あ~やっぱり京都はいいな~
こんなに頻繁に行けるのも人生で今だけかもしれないし、
また懲りずに行きたいと思います[E:shine]