開国博 Y150
「あれ?ぼくと写真を撮りたい子はいないのかな?」
おろおろするたねまるくんの図。
・・・
今年で開港150周年を迎える横浜。
記念イベントである「開国博 Y150」に行ってきました。
・・・
この日は台風が接近中、夜から雨の予報。
お天気の影響もあり、日曜日というのにかなり閑散・・・
普通なら一緒に写真をとりたい人たちに囲まれるであろう
メインキャラクターたねまるくん。
まばらに集まる人たちの前で、必死にポーズをとってくれてました。
えいやっ!
・・・
見るからに動きにくそうな着ぐるみ・・・
片足をあげるのが精一杯。
横浜市民ながら、たねまるくんのかわいさがわからなかった私ですが、
このけなげな姿をみて、妙に愛着がわいてしまいました(笑)
がんばれ!!たねまるくん!!
・・・
今回一番見たかったのは、巨大スペクタクルアート「La Machine ラ・マシン」。
フランス、ナントとトゥールーズを拠点とするアート集団が手がける
「生命のある機械」と「劇場化する街」。
フランス人、こんなの作ったんだ~!
という、別目線からの感想はさておき(笑)
見慣れたみなとみらいの風景に、突如現れた巨大グモ。
ゆっくりと始動・・・
だんだんこちらに近づいてきます・・・
戦闘モノのヒーローみたいな操縦士さん。
徐々に盛り上がる音楽も効果的です。
がお~!(とは言ってないけど)と水蒸気を吐き出すたび、
おお~っと観客の歓声。
この不穏な空模様がいい演出になってる??
「さがってくださーい!まだまだ進んできまーす!!」
必死に観客を誘導するスタッフ。
容赦なく前進してくるクモ。
再接近!
キラーン[E:thunder]と光る目。
操縦している人は丸見えなんだけど、まさに「生命ある機械」!
久々に見た、大規模アート。
やっぱりたくさんの人の手によって創られたものって、
そのエネルギーや想いの強さがわかりやすく伝わってきます。
つい小難しいことを考えてしまいがちな私でも、
五感全てに訴えかけてくるものには、素直に感動。
それがなんとも心地いい、楽しいアート体験でした。
・・・
プレイベントでは実際に、このクモが横浜の街を歩き回ったそうです。
無料なだけにかなりの人が集まった様子。
見たかったなあ~。
・・・
ラ・マシンを見終えたあとくらいから、
本格化してきた雨風・・・[E:rain]
それでもがんばって三つの会場を回り、一通り満喫しました。
正直、見所いっぱい!!とまでは言えませんが、
ラ・マシンとみなとみらいの夜景を見るだけでも楽しめるかも?
17時から半額で入ることのできる夜間割引チケット(1200円)があれば、
十分回れると思います。
画像は、巨大アースバルーンに映し出される映像。
かなり強くなった雨にうたれながら撮影・・・
(手前の影は傘です[E:coldsweats01])
実際はもっとはっきりしたアニメーションなのですが、
動きが速くぶれたため、なんだかステキな色合いの
地球になりました[E:shine]
カフェごはん
友達と、カフェごはん。
@恵比寿 HEAVEN'S CAFE。
ゆっくりガールズトークをしたいときは、
おしゃれでおちつくカフェに行きたくなります[E:cafe]
白いサングリアとともに、グリーンサラダを食べたあと・・・
さつまいもと生ハムのキッシュ。
パイ生地さくさく[E:delicious]
バジルクリームリゾット。
濃厚[E:heart]
デザートのレモンタルト。
ガトーショコラも頼んで、はんぶんこずつ[E:note]
・・・
たのしいおしゃべりと、
おいしいごはんと、
居心地のいい空間。
日々のいろんなストレスやたまっていたものを吐き出して
心が軽くなるリフレッシュ時間。
・・・
こーゆう何気ないひとときの大切さを、
歳を重ねるにつれ
よりひしひしと感じる今日この頃。
20代最後の日々にかんがえること
画像は、とある日のコスモクロック@みなとみらい。
横浜に住んでだいぶたつけど、いまだにカメラを向けてしまいます。
みなとみらいの夜景は、ベタなんだけど、好きな景色です。
・・・
先日、大学時代の恩師ご夫妻とお茶しました。
卒業してだいぶたつのだけれど、変わらずお世話になっているお二人。
(むしろ卒業してからのほうが濃いおつきあいかも?)
人生についても、フランスについても、他のいろんなことについても、
全てにおいて大先輩のお二人に、これからやっと30代になるまだまだ
発展途上な私の話を聞いてもらうというのはとても贅沢な時間。
フランス、映画、ミュージカルなど趣味の軽い話から、
人生についての考え方、果ては恋愛相談まで、
なんでもかんでも話してしまいます(笑)
そして、いろんな話をしてもらいます。
私がもやもやっとしたうまく言葉にできない思いをかかえていると、
まさにその思いにぴったり当てはまる言葉をもらえたりします。
昨日も、私がここのところ考えていたまさにおなじことを
先生も考えていて、「そう!それ!!それなんです!!」
とプチ感動(笑)
尊敬する人が実は自分と同じ思いをかかえているってことだけで、
かなりの勇気をもらえたりしますよね。
おすすめ映画をいろいろと教えてもらったり、楽しく充実した時間でした。
・・・
その中で、やっぱり話に出たのは、「これからのじぶん」について。
あと一ヶ月もしないうちに、私は30歳になります。
30、40代の女性が輝いている今の時代、30歳になることに抵抗は
ほとんどありません。たぶんそういう人って増えてるんじゃないかな?
むしろ、20代の中では一番年上の私も、30代ではまだまだひよっこ。
そう考えると、人生これからだわ~!ってわくわくしてきます。
・・・
ただし。
30代の次には40代が待っている。
40代って、今まで考えもしなかった年齢が、妙にリアルになってくる。
女性は特に、いろんなことを考えると、30代は大事な時期な気がします。
自分の人生の方向性を、そろそろ決めていかなくちゃいけないんじゃない?
と、いやでも思ってしまうのです。
・・・
今、はっきりいって、私には「こうなりたい!こうしたい!!」っていう
明確なビジョンがあるわけではありません。
今の仕事を始めて丸4年たちましたが、今すぐやめるつもりはないにしろ、
この先もずっとずっと続けていくかと言われると、わからない。
一人暮らしを始めて10年以上たち、家族がほしいなと思う気持ちも
強くはなってきたものの、「絶対に○年以内に結婚!!」とまでは思わない。
じゃあなにをしたいの?
何年後、どうなっていたいの?
そのために、今なにをしてるの?
・・・
昨日先生ご夫妻と別れたあと、なんとなくそのことについて考えていたら、
なんだかすーっと、答えのようなものが出た気がしました。
とはいっても、「○年後、○○をする」というはっきりとしたものではなく、
空想(妄想?笑)といわれてもしょうがないようなこと。
しかも、それはあくまでも現時点の、今の私の中でのこと。
一週間後には、変わってるかもしれません。
でも、それを認めてあげてもいいんじゃないかな?とふと、感じたのです。
自分で認めない限り、その実現もありえないだろう、と。
・・・
今まで、同じようなことを考えてはいたのですが、なんだか自分にはありえないこと
のように感じてしまい、自分で「妄想」のレッテルをはっていました。
「いやー、あたしって妄想しすぎ!ありえんありえん」みたいな(笑)
そもそも、なんだか「夢」とか「ビジョン」というと、とても大きいものでないと
いけない気がしていたのです。
「将来、お店をひらきたい!」「こういう資格をとりたい!」「海外に住みたい!」
「○歳までに結婚したい!子供が欲しい!」などなど・・
はっきり堂々と人に公言できるようなもの。
そしてそれが、誰もが納得してくれるような、今の自分の状態を客観的に
見ても正しい、実現可能と思われるようなもの。
・・・
もちろん立派であるにこしたことはないだろうけど、
立派じゃなくちゃ夢じゃないわけでもない。
もっと、自分の気持ちに素直になってみよう。
漠然としていても、妄想寄りでも、夢は夢。
「こうなりたい」って思い描けるものがあるのなら、
それを自分の夢として認めてあげよう。
・・・
たったそれだけのことだけど、20代最後の夏、
なんだか肩の力がすこし抜けた気分。
・・・
だから、今の私の夢は何か、といわれたら、これ、と思えることは
一応あります。(恥ずかしいから言わないけど・笑)
そのためにできることは?
うん、一応、わかります。
ただ、自分の気持ちだけではどうにもならないことだらけな世の中、
実現しない可能性も多々ある。むしろその可能性の方が高い。
でも、それが実現しなかったからといって夢がついえる、ということもない気がします。
それならそれで、また新しい夢を見つけるまでのこと。
だってそのときの私は、今の私とは違うはずだから。
そこで倒れるような自分には、なっていないはずだから。
・・・
ひょっとしたら、夢をもつことより、夢に立ち向かう自分になることのほうが
大事なのかもしれませんね。
かなわない夢をもつ勇気。
子供のころは当たり前のように持っていたのに、
いつから臆病になったんだろう?
・・・
とにかく、何にしろ、30代。
もうすぐ始まります[E:chick]