脳に「売れる」をねじ込む
以前紹介した
池上彰さんの伝わる力にも
書かれていたお話。
今でこそ超有名人だし
作家としてもベストセラーを
たたき出しまくっている。
ですが、そんな「時の人」も例外はなく
最初は現場のレポートとか、
調査資料や報告書が
まったく書けなかったらしいんです。
当たり前だけど、現在すごいひとも
「昔は初心者だったんだなー」
と考えると
不思議と勇気がわきます(笑)
池上彰さんは、書くことが
できなかった時代に何をやったか。
これはコピーライターを目指そうと
しているひとならぜひ真似してほしいし、
僕も毎日やっていることなんですが…
「先輩の報告書」
を毎日毎日ひたすら
手書きで書き写していたとのこと。
自分に何が足りないか?
自分の文章のどこがいけないのか?
それを来る日も来る日もひたすらマネして、
書き写してきたそうです。
マネしてマネして、自分の物にする
多くの小説家も、
素人時代に自分が尊敬する
いわゆる「先生」の作品を
ひたすらひたすら書き写す。
という話を聞いたことがあります。
流れをつかんだり、
言い回しを発見したりするためです。
ひとの書いた文章をひたすら書き写すというのは
すっごいつまらないことかもしれないです。
確かに、毎日は根気のいる作業です。
だけどそれ以上に発見の連続。
なるほど!ということが毎日出てきたりする。
ただ書き写すのは時間のムダ
僕は、これを最初、
いわれるがままにやっていました。
ひたすらひたすら、書き写す「だけ」。
今日の晩御飯なににしよーかなーなんて
考えながらひたすら書き写していました。
これがいかに時間のムダだったことか(笑)
何かをするときというのは
「ひとに言われたから」
じゃダメです。
何で、それをするのか。
なんで書き写すのか。
という
「理由」
そして
「ゴール」
を知っている上で、
初めて「身」に付くわけです。
「とりあえずやっとくか!」
では学校の宿題と一緒。
やる意味がわからないまま、
やりがいのないめんどくさいことを
ひたすらやらされる。
これほど時間のムダはないですよね?
なんで書き写すのがいいのか?
コピーライターでもこの書き写す作業というのは、
非常に効果のある「勉強法」です。
何をどのタイミングでいうのか?
どこにどんな話を持ってくるのか?
どういう流れで売りにつなげてくるのか?
どんな気持ちに訴えているのか?
書けば書くほど見えてくるんです。
書き写すことで発見の連続なんです。
でも本当にこれが力を発揮するのは、
いざセールスレターを書くとき。
おそらく自分の引き出しの増えっぷりに
かなりビックリするはずです。
「あぁ、あんときのあの流れを使うか!」
とアイデアが頭の中から
ポンポンでてくるんです。
引き出しがたくさんあるのは
コピーライターにとってまさに
脳に刷り込まれるスキルそのもの。
経験値といってもいいです。
いざというときのアイデアが頭の中にない
という状態でセールスレターを書こうなんて、
ただのうぬぼれです。
アイデアがないというのは
どんなビジネスでも致命的。
そのアイデアが、コピーライターにとっては
「売れる要素の引き出しの多さ」
なのです。
「売れた実績」とは宝の山
ここで注意しなければいけないのが、
「売れてるコピーを書き写す」
ということ。
売れていない…というのは
さすがに写しちゃいけないのはわかると思うけど
「売れているかどうかわからない広告」
また
「自分が好きだから」
という理由で写すコピーを決めてはいけません。
売れているコピー、つまり
「実績のある先輩」
だけを書き写すのがポイントです。
売れた広告には、
「売れる要素」がたっぷり詰まってます。
まさにアイデアの宝庫!
これを利用しない手は…?
ないですよね。へっへっへ。
古い、新しいは関係ない
売れているコピーは、
何十年たっても色あせません。
もう50年ほど前の広告…
ジョン・ケープルズという
コピーライターの神様が書いた広告で、
いまでも使われているアイデアがあります。
「私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。
けどいざ弾き始めると…!」
あまりにも有名なので、
使われていると思わず
「あっ」といってしまいますが
それでもこの効果は折り紙つき。
いまでも売れるんです。
50年も前の広告がですよ。すごいですよね。
だから、古い新しいで
写すコピーを選ばないようにしましょう。
今一番新しくても売れてない
コピーの方がずっと価値はないです(笑)
マネして、マネして、モノにする
間違っても僕らライターはあまり
クリエイティブな仕事だとは思わないことです。
マネすることは、なんとなく
ダメなイメージがありますよね。
ついつい、かっこいい言い回しとか、
オリジナルな要素を生み出したくなってしまう
気持ちが出てきちゃいます。
それはすっごいわかるのですが…
「0から生まれるアイデアなんてひとつもない」
ということを忘れないで欲しいんです。
みんなマネしてマネして
組み合わせて組み合わせて
生まれたアイデアばかり。
だから気にする必要はどこにもないのです。
マネしてマネして、
自分の脳にアイデアとして
グイグイねじ込むんです。
この
「売れたコピーを書き写す」
はぜひやってみてください。
リサーチにもなります。むしろリサーチです。
あなたのアイデアをもっともっと増やす力になります。
必ず。
書き写す、とはそれだけ素晴らしい勉強なんです。
売れる要素の引き出しを
いっぱい持っていて損することなんて、
絶対にないですよね?
…
それでは今日も貴重なお時間をいただき
本当にありがとうございました!
今日の記事があなたのお役に立てますことを
心から願っております。
PS
ジョンケープルズという広告界の神様は
本も出しています。
数少ないコピーライティングに特化した書籍で
日本語訳を神田昌典さんが務めているので
かなり読みやすいのでオススメです。
(クリックするとAmazonにリンクします)
伝える力
「伝える力」著:池上 彰
今読んでいる池上彰さんの、
「伝える力」
という本。
コピーライターにもマーケッターにも
かなり使えるお話がたくさんあります。
これはぜひとも読んでほしいです。
具体的な文章の書き方が記述されていて、
『ビジネスパーソンには必見!』
といいたいところだけど、
それよりも文章上達法や、
相手の心理に立って書かれている
まさに
「伝える力」
の磨き方はカンドウモンです。
独りよがりの文章になっている、、、
または
自分の文章に自信がある人は要注意
といった話や、
聞くことこそが相手とうまくやる方法である
といった、一般論だけでなく
池上彰さん自身が体験した話しをもとに
構成、文章が書かれているので
かなり納得しやすく、
すぐに実践できる内容も多いです。
何より文章について説いてるだけもあって、
ものすごく読みやすい!
さすがは学べるニュースの池上彰先生。
なにより唸ったのは、
「自分がひとに教えれるまで
脳に落とし込んで理解していないと
絶対相手に教えることはできない」
という話。
当たり前な話ですが
この当り前さを改めて痛感しました。
確かに、人に話すことは
勉強することよりも遥かに難しい。
うーん深い。
…
もともと薄い本ではありますが
スラスラ読める上に
その辺の分厚いビジネス書より
「かなり内容が濃い」
です。
忙しいあなたにも、通勤の隙間時間などでも
あっさり読めると思います!
「相手の立場」
についての学びを
深めることができるし、
「すぐに実践できるヒント」
もたくさん。
コピーライターや営業マンはもちろん、
マーケッターにもオススメの一冊です。
それでは今日も貴重なお時間をいただき
本当にありがとうございました。
今日の記事があなたのお役に立てますことを
心から願っております。
戦争してませんか?
マーケティングやコピーライティング、、、
つまりお客さんを集める力や
売り上げに直結する力というのは
時にワナにはめられることがあります。
それはなにかというと、
完璧主義者になってしまうこと。
完璧主義のワナとは
当たり前のことだけど、
どんなビジネスにも
時間が無限にあるわけではないです。
納期というものがあるし、
「売上があがるんなら、
気の済むまで自由にやってください」
なーんて優しいクライアントは、
どこにもいない(笑)
けれども、その限られた時間のギリギリまで
「まだ何かあるんじゃないか?」
「もっといい手はあるんじゃないか?」
と自問自答を繰り返してしまい、
いわゆる
”完璧主義のワナ”
に陥ってしまうひとが非常に多いんです。
経験者は語る
僕もそのワナによくはまる1人です(笑)
このワナにはまる理由は、
リサーチや見直し、編集と言うことが
いかに大事で、時間をかけるべき
ことであるかを知っているから。
クライアントを少しでも
喜ばせようとする努力をおしまない。
お客さんを大事にしている
気持ちがあるからこそ、
この失敗をしてしまうのです。
(自分を持ち上げているわけでは決してないですよ笑)
たしかにリサーチや市場調査、
アンケートなんてものは
凝りだしたらキリがない。
楽しいという気持ちまでも生まれてくるから、
これまたヒジョーにやっかい。
この完璧主義のワナに一度はまってしまうと、
なかなか抜けだせない。
時間が許す限り、
無限に使ってしまう。
けどある程度で切り上げないと
話は進まないですよね?
大事なのは、まず
「不完全でも撃ってみる」
ということ。
もしかしたらあなたの思う”不完全”は、
すでに十分「完全」といってもいい
数字をたたき出すかもしれない。
数字が結果
僕たちの最終的な目的は
「売上を上げること」
「自分の商品を売ること」
なんです。
それを正確に教えてくれるのは、
どれだけ自分が時間をかけたか
でもなく
どれだけ努力したか
でもなく
「数字」こそが、すべての結果です。
まずは自分が納得いっていなくても
「撃ってみる」
当たらなくてもいいから
打ったあとに、出た数字を見ながら、
構えなおす(修正・編集)。
なぜそんな方法がいいのか?
それは簡単な話です。
結果的に、その方が早いから。
パソコンも携帯もそう、
初めから完璧な商品はあるでしょうか?
まずは、発表してみてデモで
一部の人にモニターしてもらう。
そして発売してみる。
不具合が出たらユーザーの声に沿って、
アップデートを出してどんどん改善していく。
という手段がほとんどのはず。
もちろん不具合が多すぎるものは、
この時代、価○.comや2ちゃん○るなどで
一瞬でたたき上げられますが…(笑)
それでも、最初から完璧なもの
なんてないですよね?
僕たちは一発勝負の世界で生きてない。
戦争をしてるわけでもないし、
弾を外したら死ぬわけでもない。
ましてや、
100発100中を誇る必要もない
ですよね?
100発撃って1人に当たれば、上出来。
①まずテストして、
②修正して、編集して、
③完璧にしていく。
このプロセスが大事なんです。
最後に完璧にすることこそが、
商品を売る上で大事であって
僕たちの一番の仕事であることを
改めて認識しましょう。
最初から完璧を目指しても
いいものは絶対にできない。
本当にいいものというのは、
テストで出た絶対的な数字と
客さんという素晴らしいパーツ
がかみ合って初めて生まれる。
ぼくらはひとりで完璧にすることは
決してできないということ。
完璧主義のワナにはまりそうになったら、
思い出しましょう。
…
それでは今日も貴重なお時間をいただき
本当にありがとうございました。
今日の記事があなたのお役に立てますことを
心から願っております。
