オリンピックも始まり、時差もあるから、イギリスの夜中の競技とかは生で見るのは難しいですが、日本の夜にも結構色んな競技やってますね。
今日は、午前中、日本男子のバレーボール見たり（久しぶりにバレーの試合見ました）、GBとなでしこジャパンの女子サッカーを見ましたが、残念ながら、なでしこジャパンは負けてしまいましたね。
やっぱり始まるとつい見てしまいますね。
ウィンダミア湖畔西側ウォーキングをした後は、何度かお邪魔しているボンの元学校の先生パティ―の家に寄ってきました。
この日は、お天気が良かったので、お庭のテーブルでおしゃべりしてきました。
こちらのおうち、以前から何回か紹介させてもらってますが、お庭がとっても広いんです。
こちら前側の庭の一部です。
こちらのおうち、高台にあるので、夏場は、大きな木が生い茂ってて、よく見えませんが、こちらからウィンダミア湖が見えるのです。
ご近所さんもちょっと離れたところにポツポツあるだけ。
こちらのご夫婦は、もう80代の高齢者で、実は旦那さんのケンさんが数年前にある手術をした後(目の手術ではなかったのですが）、目が見えなくなってしまい、ほぼ失明（かなり近付けると、少しだけボヤーっと見えるらしいです）してしまい、この家での暮らしが難しくなってきていて、以前は庭の手入れも全てケンさんがやってたけど、今は、そこまでできなくなってしまい、お庭は、写真に写ってない部分もあり、
庭師さんを雇うだけでもかなりお金がかかるし、車がないと生活できないここでの生活は、さすがにちょっと厳しくなってきていて数年前からもう少し便利なところに引っ越しも考えていると言ってたんですが、
今回、遊びに行って、更にケンさんの目が見えなくなってきたのと、ここの家は、元々ビルダー（建築者）だったので、自分で家も色々直してるので、ここの家の勝手はわかっているから、ここで一人で家の中や少しお庭に出る事はできるので、今から、新しいところに引っ越すのも難しくなってきた様で、パティ―も少しずつ弱音が出て来てました。
パティ―には、娘さんが二人いて、二人共ロンドン近郊に住んでいて、ほとんど帰ってこないし、もう一人の息子さんは、何とベトナム人と結婚して、ベトナムに住んでいるので、このコロナ禍でしばらく会えてないとの事。
そして、私達が遊びに行った前日、仲良くしてたご近所に住むご夫婦がついに南部の娘さんの住む近くに引っ越ししてしまったらしく、更に寂しくなってた様です。
やはり80代になり、このパンデミックでなかなか友人達とも会えず、更には、コロナで昨年、友人二人を亡くして、どんどん自分達の今後の事を考えると不安になったりしてる様でした。
正直、こちらの家は、とても大きくて、見晴らしのいい高台にあり、自然に囲まれ、ウォーキング等楽しむのには、最高の場所ですが、買い物に行くのもフェリーに乗ってウィンダミアに行くか、一番近い村がHawksheadでそこにあるCo-opなのです。
ホリデーで滞在するにはいい場所だけど、車がないと買い物に行くのも不便な場所で、足腰丈夫じゃないと、生活は厳しいし、お隣りだって、結構離れてるので、やはり老後の高齢者のご夫婦のみでの生活となると厳しい部分も出てくるのでしょうね。
このコロナ禍で、なかなか訪れてきてくれる友達も減ってて、やはり人恋しくもなってる様で、私達が遊びに行くといつも喜んでくれて、ご飯食べにおいで～って言ってくれるんですが、今回は、お天気も良かったので、ウォーキング後に2時間位寄っただけ。
私達が遊びに来るからと、知り合いに頼んでケーキを作ってもらったとホールのビクトリアンスポンジが用意されてたので、ウォーキング後だったし、少し戴いたら、これがとってもふわふわのスポンジで、甘過ぎず、とっても美味しかった。
イギリスのケーキも美味しいのはスポンジふわふわで美味しいんですよね。
パティ―は、グルテンが合わず、グルテンフリーの物しか食べられないので、このケーキは食べられないので、帰りに少しお土産でも戴いてきました。
お庭で話をしてた時にご近所さんがちょっと立ち寄ったのですが、彼は奥さんがNZ人で、NZで暮らしてたけど、弟さんが亡くなって、家の片付けをしにイギリスに来て滞在してるうちにパンデミックでNZに帰れなくなって、しばらくこちらに滞在してるんだそう。
NZは、国境閉鎖してるから、いつになったら帰れるんだろう？？？と言ってました。
皆さん、色んなドラマがありますね。
パティとケンさんは、とてもいい方達なので、寂しくならない様に、そしていつまで元気でいられるかもわからないので、湖水地方に行って、顔出せる時には、顔出したいな～と思ったのでした。