皆様、素敵なクリスマスを過ごせましたか?
今日は、ボクシングデー。
イギリスでは、セールで外に繰り出してる人も多いのかな?
ここ数年、ブラックフライデーのセールがあって、それからクリスマス前でもセールしてるとこ多くなったので、なんだかボクシングデーセールも特に頑張らなくても・・・なんて気もしますが、どうなんでしょうか?
うちでは、ボクシングデーにはほとんど出かけず、その後年末にでも少し掘り出し物があれば・・・と言う事が多いです。
ただ単に出不精なんですが
さて、我が家は、当日もハラハラドキドキなクリスマスになりましたが、何とかみんなが笑顔で、豪華な美味しい料理と共に素敵な時間を無事に過ごせたので、ホッとしています。
実は、クリスマス・イヴの午後、ママがホールで転倒しているとの連絡を受け、すぐ家に行きました。
起こして、少し落ち着かせたけど、頭を打って、少し混乱してたのもあり、言ってる事もしどろもどろで、何度も同じ事を聞いてて、私達もさすがにいつもよりもひどい記憶力に唖然。
少し様子見ながら、話をしてるうちに夕食を用意してくれるケアラーさんが来たので、バトンタッチして、帰ってきました。
夕飯を食べてから、近所のステップマザーとステップシスターのところにカードとプレゼントを届けにに言って、毎年恒例、翌日のクリスマスディナーの準備に入りました。
まずは、ターキー。
こちらは、ボンが準備しています。
今年は、4.95kgでした。
肛門部分には、オレンジ丸ごと1個と月桂樹、ガーリックを詰めて、表面には、ハーブを練りこんだバターを塗って、ベーコンでカバーして、オーブンへ入れて、タイマーセット。
最近は、低温で、長時間焼いてジューシーに焼き上げてるので、今年は、85~90℃で5時間半ほど焼きました。
朝の10時、10時半頃に焼きあがるようにタイマーセットして寝ています。
私は、昼間のうちにクリスマスプディングを仕込んでおきました。
市販のクリスマスプディングは、私もボンも苦手なんですが、ママがクリスマスにはクリスマスプディングがないと~と言うので、ここ数年は、私が作るようになりました。
今年は、ミンスパイに使ったミンスミートの残りとアプリコット酒とプラム酒に漬け込んでいたアプリコットとプラム、シトラスピール、りんごを加えて、ココアとコーヒーも入れてます。
以前、コーヒー酒を使ったら、お酒が効きすぎてたので、今回は、リキュールではなく、コーヒーにしました。
私は、このターキー&クランベリーのミニソーセージを使ってPig in the Blanket(毛布にくるまれた豚ちゃん:今回は、ターキーソーセージだから、Terkey in the Blanketでしたが)を作りました。
と言っても、このソーセージにベーコンを巻きつけておくだけです。
このソーセージは、月1で開催されてる我が町のファーマーズマーケットで買ったんですが、今まではポークのソーセージだったんだけど、今年はこのミニサイズは、ターキーソーセージでした。
当日の朝、9時頃、まだケアラーが来てなくて、靴を履いてないので、コモード(おまる)から立ち上がれないと電話があったけど、朝一のケアラーは8時半前後に来る予定になってるので、そろそろ来ると思うけど、ボンが顔洗って、着替えるから、その後、まだ来てなかったら行くよとって言ったら、その5分後位にケアラーが来たようで、私達は何とか行かずに済みました。
そして、クリスマスプレゼントを開けて、ターキーの焼け具合チェックして、少しのんびりしていたら、今度は、ライフラインから連絡あり、ママが今日は調子がよくなく、足元がふらついてて、歩けないと。今、トイレにいて、そこから動けないって事だったので、慌てて、ママの家へ。
着いたら、トイレから立ち上がっても足首やすねのところが痛くて、歩けないと。
慌てて、車椅子を取りに行き、車椅子に乗せて、キッチンまで移動。
強めの痛み止めを飲ませて、痛み止めの入ってるジェルを足に塗って、後は様子見。
クリスマスの日は、朝だけケアラーにきてもらう事にしてたので、クリスマスディナーは、14時半頃を予定していたので、軽めにトーストとパテを食べさせ、私達は一度、家へ戻って、ディナーの準備をしてから、14時過ぎにママの家に向かいました。
(何度か言ってますが、イギリスでは、クリスマスディナーと言っても夜ではなく、15時前後から食べ始める家が多いです。こちらでは、昼食の事をディナーと言って、夜ご飯の事をティーとも言うので)
一緒にクリスマスディナーを食べる事になっていたママの一番下の弟(叔父)も14時頃来ると聞いてたんだけど、到着してました。
ほぼ自宅で準備してきたんだけど、最後にヨークシャープディング、ローストポテト&ローストパースニップスはママの家のオーブンで焼き上げました。
その間に私は、前菜の準備を。
みんなでクイーンのスピーチを聞き、それから食事になりました。
うちのクリスマスディナーの前菜は、毎年、スモークサーモンと決まっているのですが、2年前に叔父が来た時、スモークサーモンは嫌いで、食べなかったので、今年は、どうしようか?と言ってたら、ママが叔父はエビが好きだからって言うので、プロウンカクテルにしました。
はい、みんなで記念撮影です。
クリスマスクラッカーみんなの分用意したのに、2個しか使わず
イギリスでは、こうしてクリスマスクラッカーの中から出てくる紙の王冠を被って、中のダジャレクイズを読みながら、みんなでディナーを戴きます。
叔父以外のお皿には、スモークサーモンもちょっとだけ載せました。
プロウンカクテルのソースも私は、市販のマリーローズソースが苦手なので、手作りしました。
ちょうどいいカクテルグラスがなかったので、ママの家にあったトライフルを食べる時によく使うガラスの容器に盛り付けたのですが、結構大きめだったので、レタス、セロリ、ロケットを使って底上げして、アボカドも混ぜたプロウンカクテルになりました。
大きめのエビを使ったので、とっても美味しく、みんなにも好評でした。
初めて作ったけど、美味しくできて、大満足
ただ、ちょっと前菜にしては、ボリューム多かったかな?
こちらが、焼きあがったターキー。
ママの家には、あらかじめ半分にカットしたターキーを持ってきました。
左が、前日夜にボンが準備していたスタッフィング。
市販のソーセージミートに茹で栗とクランベリーを混ぜています。
ターキーとこのスタッフィングに使ってる月桂樹がポルトガルローリエ。
(9月にファーマーズマーケットで見つけた物です)
普通の月桂樹の葉より、ちょっと香りが弱い気がします。
右が私が用意していたPig in the Blanketとスプラウト(芽キャベツ)、ベーコンと栗を炒めた物。
叔父がスプラウト大好きだと言う事で、たっぷり作りました。
昨年は、生の栗を前日にローストしたんですが、オーブンの中で爆発して、大変だったので、今年は真空パックに入った調理済の栗を使いました。
叔父はビールをママには、ブルーベリー酢のソーダー割りでロゼのスパークリング風、私達は、バックスフィズを。
本当は、シャンパン開ける予定だったんだけど、ママが1杯だけバックスフィズ飲みたいと言って、ちょうど最初の1本開けてしまってたので、2本目もバックスフィズになってしまいました
メインを食べてる間にクリスマスプディングをオーブンでじっくり焼いてます。
メインを食べた時点で、もうお腹はいっぱい。
1時間半ほど焼いたところで、どうかな?と取り出してみたんだけど、完全に焼けてなかった様で、下の方が柔らかかったので、慌てて、型に戻して、もう少し焼きました。
それで、少しヒビが入ってるの見えますよね?
焼きあがったら、ブランデーをフランベさせて、クリスマスプディングにかけてファイアー
ちょっと部屋のライトを消す時間がなかったのですが
これが、イギリスのクリスマスデザートの定番です。
市販のクリスマスプディングは、お酒が効いてて、どっしり重く、スパイスもかなり強いので、うちでは、もっと軽めに、スパイスも少なめで、でもクリスマスプディングの雰囲気だけは味わえるように・・・としています。
クリスマスプディングは、オレンジリキュール入りのホイップクリームと一緒に戴きました。
叔父は、クリスマスプディングが焼きあがる前にミンスパイをこのクリームと一緒に2個も食べたから、もうプディングは入らないよ~って食べなかったけど。
朝は、ママが歩けずにちゃんとみんなでクリスマスディナーが食べられるかな?と心配だったのですが、叔父と私達が一緒だったので、ママも少しリラックスできたのか?やはり家族と一緒におしゃべりして、笑って、美味しい料理を食べると言う事で、ママも元気になって、笑顔になってたので、本当に良かったです。
叔父も前回に続き、元々ターキーはあまり好きじゃないので、自分のチョイスではターキーは選ばないんだけど、ボンの焼くターキーはジューシーで美味しいから好きになったと、ターキーも上手に焼けばこんなに美味しいんだねって。そして全て美味しくて、素敵なクリスマスになったよ。招待してくれてありがとうって。
いえいえ、こちらこそ、来てくれてありがとう。
私達3人だけのクリスマスディナーよりも話も盛り上がって、楽しい時間になったし、ママとの会話もいつもより、弾んだ気がします。
ママのケアホーム滞在中に普段使っていた腕時計のネジが壊れてしまって、時計自体は動いてるんだけど、冬時間になって1時間時間を戻そうと思ったら、戻せなかったので、しばらく1時間進んでいる腕時計を使ってたので、クリスマスプレゼントに腕時計をプレゼントしました。
ママも気に入った様で、喜んでくれたので、これも大成功でした。
毎年、プレゼント選びも大変なんですよね。
ママの場合は、誕生日も11月末で、近いので。
途中でDerbyに住む叔母と電話で話したママ。
どうやらその娘(ボンの従姉)が腎石で病院の緊急に行ったと。
どうやら、その日は、家に帰れなかった様で、叔母家族は、とんだクリスマスになった様です
クリスマスディナーを一緒に食べた叔父もママのところに1泊していく予定だったのに、夜は、パーティーに誘われたからと泊まらずに帰る事になったので、私達が9時過ぎまでいて、ママをベッドに入れてから帰ってきました。
家に帰ってきたら、夜9時半頃で、雨が降ってる中、うちの前で近所のラルフが待ってました。
もう、ここはあなたの家じゃないでしょう?
こんな夜遅くにきてもだめだよ~と言ってはみたけど、そこは猫。
ドアを開けた瞬間に1番に駆け込んで中へ入っていきました
そうそう、ラルフの首輪が水色の新しいのに変わってました。
きっとオーナーからのクリスマスプレゼントだったんでしょうね。
もう、ラルフ、夜は自分の家に帰ろうよ~。
結局、数時間うちで過ごして、なかなか帰りたがらないラルフをなんとか外に出しました
私達は、家に帰ってきてからやっとシャンパン開けて、乾杯し、くつろぎました。
今日の夜は、ステップマザーの家でクリスマスパーティーです。
昨年から料理持ち寄りになり、今年もチキンカレーを頼まれ、ボンが今、作ってます。
ステップマザーが近所に引っ越してきたので、歩いていけるので、とっても楽チンになりました。
帰りたくなったら、いつでもすぐに帰ってこれるしね。