今日からイースターホリデーが始まり4連休ですが、お天気悪いですね~。
3月末の方が気温も高かった様な・・・
さて、こちらの黄色いお花、何の花かわかりますか?
こちらでは、この時期、丘や山や高速沿い等に咲いてて、よく見かけるんですが、Gorse(ゴース)と言う低木です。
日本名では、ハリエニシダと呼ばれてる様ですが、この黄色のお花、ココナッツの香りがして、これでワインやコーディアルが作れると言うのを知ってから、ずっと作ってみたいな~と思ってたんですが、うちの近所では、あまり見かけず、なかなかチャンスがありませんでした。
先月、湖水地方に行った時に、別荘の裏手のフットパスにゴースが沢山生えてたのを思い出し、もしかして今がチャンス?とちょっとビニール袋と鋏を持って、様子を見に行ってみました。
ロッジが沢山並んでるのが見渡せます。
わ~い、咲いてる!!
と言う事で、ちょっと摘み取ってきました。
(湖水地方は国立公園だから、もしかすると勝手に花を摘んだりしてはいけないかもしれませんが)
シダと言うだけあって、葉がトゲトゲでこれ触るとすごく痛いので、枝を切るのも大変だったので、ほんの少しだけ持ち帰ってきました。
摘み取ってきたはいいけど、こんなトゲトゲだし、どうやって持って帰ろうかな?と。
それにこの状態で数日置いておくのもどうかな?と思ったので、簡単にできそうなコーディアルを別荘で作って見る事にしました。
枝からお花だけ摘み取って、綺麗に水で洗います。
枝がトゲトゲなので、トゲに触らないようにしながら花だけ摘みましたが、何度か痛っ!と指に刺さったり
お花は、聞いてた通り、本当にココナッツの香りがしました。
片手2杯分位あったかな?
お水に砂糖を入れて、グツグツ煮溶かし、10分程沸騰させてから、火から下ろします。
私は300mlの水に砂糖(カスターシュガー)100g(レシピでは600mlの水に250gの砂糖)使いました。
そこに洗っておいたゴースの花を入れて、レモン汁1個分(オレンジの皮がなかったので少し多めに入れてます)、今回はなかったので加えてませんが、オレンジの皮も入れて、そのまま、一晩放置して、お花をガーゼで濾したら出来上がり。
別荘には、ガーゼがなかったので、このままお花入りで家に持ち帰ってきて、自宅で濾したので、3晩位放置でした。
煮沸消毒した瓶に移して出来上がり~。
うっすら黄色がかった濃縮ジュースの出来上がりです。
約200ml位になりました。
私は、こちらのレシピ(英語)を参考にしました。
これを炭酸水で割って、飲みました。
砂糖は少なめにはしたけど、普段、あまりコーディアルは飲まないので、これでもちょっと甘かったけど、市販品の様な甘さはなく、ふんわりココナッツの様な香りがして、美味しいコーディアルになりました。
ボンにも好評でした。
暑い日に飲むのに良さそうだけど、手作りだし、量も少ないので、夏前には飲み終わってしまいそうです。
いつかは、このゴースでやっぱりワインを仕込んでみたいな~。
でも、ワイン仕込むなら、こんな量じゃ、全然足りないから、ゴースを摘むのが大変そうです