ピーターラビットを巡る旅 | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

昨日の夜、ロンドンの旅を終え、うちに戻ってきて、1泊し、今朝、マンチェスター空港から日本へ向かったみぃちゃん
イギリス滞在は、とにかく楽しくて、何を食べても美味しかったから、何か美味しくないものを食べてみたいと思い、スーパーで見つけたお寿司を食べたら、やっぱり美味しくなかった~なんて言ってました
美味しくなかったのがイギリス料理じゃなくて、お寿司って言うのも笑えるけど。
途中で切符を失くし、ロンドンでは、ホテルに戻ろうとして私が貸してあげたオイスターカードがない事に気づき、チケット買おうとしたら、チケットマシーンも壊れてて、日曜だったからか小さな駅だったからか、駅員さんも見つからず、困ってたら、たまたま日本人の男性(ロンドンで仕事をしてるらしい)が通りかかり、日本人だと気づき、声をかけられ、事情を説明したら、予備のオイスターカード持ってるからって使っていいよって予備のオイスターカードもらってチケットマシーンでチケット買えなくてもなんとかTube(地下鉄)に乗って帰ってこれたそう。そんな親切な人に出会えて、ラッキーだったよね。
話ぶりからして、お金も払わずもらってきたようだけど、いくらチャージしてあったのかな?
まぁ、小さなトラブルはあったようだけど、何とか乗り継ぎしながら、行きたかったストラトフォード・アポン・エイボンに寄って、オックスフォードも観光して、ロンドンでもいっぱい歩いて、行きたかったところは、ほぼ見てきたそう。
ただ、オックスフォードではクライストチャーチの一番の見所の食堂(ハリーポッターのダイニングルームであり、不思議の国のアリスのウィンドウのある部屋)が工事中で見学できなかったらしいです
でも、とにかく色々観光して、楽しい時間を過ごせたようで、まだ日本に帰りたくな~いなんて言ってたけど、1週間はあっという間でした。
私たちも何度かハラハラし、本当に問題なく帰って来れるかな?なんて、最後の最後まで心配でしたが、まぁ、無事、私達の任務も終了して、ホッとしました。
妹さんもイギリスはずっと行きたいと思ってる国だから、ずっとイギリスに来ること決めてから、いいなぁ、いいなぁと言われてたらしく、今度は、妹とママが遊びに来るかも。でも、私も、又絶対来る!と言って帰って行きました。
彼女にとって初めての一人旅、楽しい旅になって良かったです。

先日、みぃちゃんを連れて、湖水地方へ日帰り観光へ行って来ました。
湖水地方に別荘ができてからは、ちょくちょく湖水地方へ行っていますが、この時期は、別荘の閉鎖期間で別荘が使えない為(観光にも向かないし)、行かないんですが、みぃちゃんは湖水地方へも行きたいと言っていて、一人で行かせるには、冬は特に観光客も減って、交通の便も悪いし、日帰りだとウィンダミア、ボウネス位いくのが精一杯かな?と言う事で、私達が車を出して、連れて行ってあげることにしました。
湖水地方、どこが見たい?と聞くと、ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターの事はよく勉強して、卒論も書いたし、ピーターラビットが好きって言うので、まぁ、お決まりのピーターラビットを巡る観光にしました。

残念ながら、当日は朝から雨
霧雨ではなく、結構降ってたので、ゆっくり朝ごはんを食べて、のんびりのスタート。

ウィンダミア湖を眺めながら、Kirkstone Pass(カークストーンパス)を通って、峠を越えます。
お天気のいい日は、ウィンダミア湖を前方に眺めながら、くねくね下るんですが、残念ながら、お天気悪くて、あんまり綺麗に見えなかった~。

峠を下って、アンブルサイドのブリッジハウスを車窓で眺め、Hawkshead(ホークスヘッド)へ向かいました。



到着してすぐに、お土産屋さんチェックです。
奥に見えるピンクの壁のお店とこの手前のお店、ピーターラビットグッズを扱うお店で、豊富に揃ってます。
別なお店で、ピーターラビットの本20%オフのサインが出てたので、私も持ってないおはなしがあって、少しずつ揃えて、全巻揃えたいなぁ~と思ってたので、2冊新たに購入しました。
でも、お金払おうとしたら、通常価格で言われ、あれ?20%オフじゃないんですか?って聞いたら、20%オフは、新商品の本だけで、こっちの棚のだけなんだよ。でも、説明が悪かったね。10%オフでいいよ~と。
みぃちゃんは、ピーターラビットのおはなしのユニオンジャックカバーになってるのが通常盤は£5.99のところ、£9.99で迷ってたけど、せっかくだからユニオンジャックのにする!と買おうとしてて、それも20%オフ対象じゃなかったけど、10%オフにしてもらえました。



(写真お借りしました)


中は、同じおはなしなのに、£4も高いの?とは思うけど、こんなユニオンジャック柄は、お土産っぽくて可愛いですよね。

なんか、それは、20%オフ対象じゃないよ~で終わると騙された気分になるのに、あっさり10%オフにしてくれたら、あのサイン間違ってるけど、ま~いっか~と許せてしまいますね。
他には、110周年記念版とかで、ゴールドやピンクゴールドの表紙の物もありました。



ワーズワースの通ってた学校のすぐ上の山にある教会。



右手に写ってるお店は、色んな食材やチャツネ等が豊富で、見てるだけでも楽しいお店。
私たちのお気に入りのチリジャムもここに売ってます。
でもね、ボンがあれ?Booths(スーパー)で同じの売ってるけど、50P安かったよって。
うちの近所にもBoothsあるので、チリジャムは、帰ってから、Boothsで購入しました







この日は、ずっと雨も降ったり止んだり、突然激しく降ったりでちょっと残念な天気でした。
でも、雨の多い湖水地方だし、冬だし、しょうがない。
何度か紹介してるので、今回は、省いてますが、このホークスヘッドにもピーターラビットの挿絵に描かれてる場所がいくつかあるので、私の知ってるところは、全てみぃちゃんに教えて、写真にしっかり収めてました。



普通の家のドアだけど、何だかとっても可愛いですよね。

既に昼も過ぎてたので、どこかでランチしようという事に。



クリスマスマーケットに訪れた時に休憩したこのPubでランチする事にしました。





前回は、見られなかったユニオンジャックの旗が天井から飾られてました。

  

暖炉には、ちゃんと火も入ってます。
私とボンは、湖水地方のビターで、みぃちゃんはりんごジュース。

  

スターターとサイドメニューから2品ずつ選んで、3人でシェアしました。
左が、ワイルドマッシュルーム炒めとダックエッグにトリュフオイルがけ。
これ、もう絶品でした。
イギリスでは、シメジやエリンギ等は、たまにしか買えないけど、そんなワイルドマッシュルームがたっぷり。
そして、ダックの卵って初めて食べたけど、普通の鶏の卵より、黄身が大きくて、食べたらクリーミーで濃厚。そこに添えてあるトリュフオイルがとってもお上品な味に仕上げてました。
右が、ローズマリー風味のトマトソースのムール貝とサワードーブレッド。
これもローズマリーの風味付けは美味しかったんだけど、ちょっとトマトソースが強すぎたかな?美味しかったけど、パンがもっと欲しい~という感じ。

  


チップスも大きめカット、外はカリッと中はソフトで、いい仕上がり。
そして、このオニオンリングがかなり身も厚くて、大きめリングで、これが、又絶品でした~。
ここ、初めて食事したんだけど、すごく美味しかったし、雰囲気もいいし、これは又来なくちゃ~って思えるお店でした。

腹ごしらえをしてから、ビアトリクス・ポターギャラリーへ。



以前、チケットは左側の白い建物の中で購入した記憶があったのですが、今回は、薄い黄色の壁のギャラリーの1階で購入できました。
以前にもちょっと紹介しましたが、この建物は、ポター夫人の夫ヒーリスの弁護士事務所だったところで、現在はナショナルトラストが管理して、ポター夫人の遺品や原画・写真が展示してあります。



ヒーリス事務所を再現した感じになっていて、レターボックスや荷物置き場があります。
荷物には、マンチェスター、ロンドンとか地名の書かれたタグが付けられていました。
そして、このドアには、年号と名前の落書き等が記されていましたが、ここで働いてた人が転勤とか、戦争に行く前に記して行った跡と思われる年号等も沢山ありました。

ピーターラビットは、昔から好きだったと言うみぃちゃん、原画が見れて、大満足だったようです。

ここでスタッフさんと話してて、ヒル・トップには行った?と聞かれ、この後行くんですって言ったら、えっ?ちょっと待って~と開館時間を調べてくれたら、なんと家の中の見学は15持までだと。私達、てっきり16時半だと思ってたので、16時半じゃないんですか?って聞いたら、冬の間は観光客も少ないから早く閉めているのだとか。
ただ、ハーフタームと言う学校のお休み期間だったので、本来は翌日はお休みだけど、明日もオープンしてるわよって言われたけど、明日はもう来れないから・・・と。
でも、たぶん、庭とお土産屋さんはまだオープンしてるから、外観なら見れるよって事だったので、ギャラリーを見学した後は、急いでヒルトップのあるニアソーリー村へ向かいました。