杉咲花と岸井ゆきのの違いは、はっきり分かる様になった。良く見たらルックスは全然違う。要するに役柄が似ているのだと思う。二人ともTVだと三枚目なマスコット的な役が多いが、映画だと結構重苦しい役を演じている。今回の彼女の役は、殺人の容疑者だ。
予告編を見ると、ロースクールの「無辜(むこ)ゲーム」が引き起こす悲劇とのフレーズがあり、良くある〇〇ゲームの様なゲームをモチーフにした作品かと思ったが、とても重苦しい雰囲気だった。むしろ、当作の主題はゲームとほとんど関係ないと言える。
結末に向かうストーリーの展開は面白いと思ったが、気になるのが法廷で大森南朋が暴れたりするシーンだ。このシーンは、必要あるのだろうか?このネタで彼が出て来ると「それでもボクはやっていない」の悪徳警官を連想する。
また、杉咲花の演技も熱演というべきか、過剰なのか私には不明だった。「市子」に続き、セーラー服姿で女子高生時代も演じるのは大したものだと思ったけれど。
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