エグゼクティブ・ディシジョン 「途中でセガールが、、、、、、、?」 | 映画と音楽のある生活

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主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 

 1996年の作品です。クレジットを見ているとカート・ラッセルと

スティーブン・セガールとなっているが、セガールは途中で、えっ?

という原因で退場してしまいます。

  ストーリーはハイジャック物なんですが、仲間の開放を要求しながら

もちこんだ生物兵器でワシントンの壊滅を狙うというもの。

 なんとなく2001年の同時多発テロを連想させますが、阻止する為に

なんと空中でステルス機とジャンボ機をチューブで結んでセガールと

ラッセルが乗り移ろうとします。当然、セガールが得意の合気道で

テロリストを壊滅させるという安心できる展開を期待しますが、なんと

トラブルでセガールは空中の藻屑!失礼だけど、セガールよりは

安心できないラッセルがハイジャック機に乗り移ります。

 機中いたCAのハル・ベリーと協力してハイジャック犯と対決しながら

生物兵器も処理するということになりますが、そこはセガールが

居ない為にハラハラドキドキの展開となります。

 テロリスト役で凄みをだしているのがデヴィッド・スーシェです。

TVシリーズのエルキュール・ポワロで知られるスーシェですが、

ここでは独特の目力するどいアラブ系のテロリストを演じています。

 なんとなく頼り無いCA役のハル・ベリーも最後はジャンボ機を

操縦して無事不時着させるという活躍をします。

 ダイ・アナザーディでボンドガールとなり、キャットウーマン

ゴールデンラズベリー賞を受賞した彼女ですが、劇中最も活躍した

作品かもしれません。