としごろ 山口百恵
これは、平凡1973年9月号の付録歌本です。
サブタイトルは、”歌のビッグ・バカンス”
表紙をめくって、最初の特集は、”ビッグ・ヒット７”
この当時の売れ筋７組の曲が紹介されています。
浅田美代子、野口五郎、アグネス・チャン、沢田研二、ガロ、チェリッシュ、あのねのね
・・・そういえば、あのねのねも人気があったなあ (ﾟｰﾟ;
次の特集は、”ヤング スター５”
郷ひろみ、麻丘めぐみ、西城秀樹、森昌子、三善英史
みんなデビュー１週年で、仲良しライバルなんて書かれています。
それにしても、芸能人似顔絵は、やっぱり、針すなおだ。
例によって、新人とその曲の紹介ページがあります。
”GO ! NEW HOPE 15”
夏にダッシュする新人１５人とあります。
さて、この１５人、何人お分かりですか？？ （クリックすると大きくなります）
この中には、その後に名前を変えて人気歌手の仲間入りをする新人もいます。
では、この中から、出世魚のごとく
アイドル 菩薩 女王 伝説 神話と変化していった山口百恵のデビュー曲、「としごろ」です。
としごろ
http://www.youtube.com/watch?v=wqoDg86FmhQ
作詞・千家和也
作曲・都倉俊一
♪
陽に焼けた あなたの胸に
眼を閉じてもたれてみたい
潮風が 鼻をくすぐる
訳もなく 泣き出す私
あなたにすべてを見せるのは
ちょっぴり恐くて 恥ずかしい
私が私で なくなるの
くちびるをやさしく噛んで
めざめてくる としごろよ
アイドルらしい、可愛い曲ですよね。
しかし、この新人紹介特集では、百恵ちゃんは３番目です。
確かに、この曲は思ったほどにはヒットせず、
２曲目以降は、「青い果実」「禁じられた遊び」と、際どい歌詞の曲になりました。
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