「星はなんでも知っている」 平尾昌晃さん 誕生日  | 昭和歌謡ブログ マンボウ 虹色歌模様

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星はなんでも知っている 平尾昌晃

12月24日は、作曲家・平尾昌晃平尾昌章)さんの誕生日です。
クリスマス・イヴに生まれたとはオシャレな。

 

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既に古希を過ぎているのに、実に若々しいです。
あの元気の源は何なんでしょう。

若いときは日劇ウエスタン・カーニバルで、ロカビリー三人男として女性観客を熱狂させていました。
ミッキー・カーチス、山下敬二郎の二人も現役バリバリなのが凄いです。

ロカビリー・ブームが去ると、作曲家に転向。
ロカビリー時代にも、すでに「ミヨちゃん」を自作し、大ヒットさせています。


作曲家転向後の初期は、デビュー当時の布施明に提供した曲が多かったと思います。
「おもいで」「恋」「愛の園」「霧の摩周湖」・・・・その他多数
平尾昌晃の流れるようなメロディーは、声量のある甘い歌声の布施明にはジャスト・ミートでした。

伊東ゆかりの「愛して愛して」「恋のしずく」などの歌謡ポップスでもヒットを重ねました。
そんな作曲家としての実績を積み、歌手オーディション番組「全日本歌謡選手権」の審査員も勤めました。

この番組で10週勝ち抜いてレコードを出したり、再出発した人達は、五木ひろし、八代亜紀、天童よしみ、中条きよし、山本譲二など、そうそうたる面々です。


この中でも、五木ひろしの作品は、平尾昌晃がほとんどを手掛けました。
平尾昌晃としては本格的に演歌を多く作ることとなり、作曲家としての幅が広がったのではないでしょうか。

五木ひろしにとっても、「よこはま・たそがれ」から始まり、「長崎から船に乗って」「待っている女」「霧の出船」・・・など出す曲全てがヒットと、最高の再デビューとなりました。
そのなかで、「ふるさと」は、夜の演歌のイメージが強かった五木ひろしに新境地を与えた曲だった思います。


中条きよし「うそ」「理由」、小柳ルミ子一連のディスカバー・ジャパン・ソング「わたしの城下町」「京のにわか雨」「瀬戸の花嫁」「花のようにひそやかに」、
梓みちよ「二人でお酒を」、アグネス・チャン「草原の輝き」、アン・ルイス「グッド・バイ・マイ・ラブ」、風吹ジュン「愛がはじまる時」、水谷豊「カリフォルニア・コネクション」・・・・。

その歌手を代表するヒット曲・名曲が目白押しです。
もちろん、自分自身が歌った「カナダからの手紙」もあります。


最近は、紅白歌合戦の蛍の光の指揮をしているそうなので、今年の大晦日も指揮振りを見ることが出来ることでしょう。

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クリスマス・イブの誕生日にちなんで(?)、「星はなんでも知っている」です。

「星はなんでも知っている」 平尾昌晃
http://www.youtube.com/watch?v=LkyWAsDID5Y&feature=related
作詞・水島哲 作曲・津々美洋

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